【IRA より怖いユペール様によるセルフパロディー】
ニール・ジョーダンの映画を劇場で観るのは、実はこれが初めて。
「ビザンチウム」の時はまだ監督のファンではなかったし、快作「オンディーヌ」はDVD>>続きを読む
【ぴゅー子】の愛称がすっかりお馴染みになった(?)フロレンス・ピュー。
今年は「ミッドサマー」「若草物語」と大飛躍の年だったぴゅー子ちゃんと、ジャクロことジャック・ロウデンに、ニック・フロスト、レナ">>続きを読む
「大脱走」みたいに、仲間集めや道具の調達プロセスを描くのかと思ったら、ほとんどそんなのはなく、ひたすら脱獄と投獄の繰り返しを淡々と繰り返すだけだか、それこそがパピヨンの魂の具現化なのだろう。
大海原>>続きを読む
ビートルズ解散後の1976年。NYのダコタハウスで隠頓生活を送るジョン・レノンのもとを、公演で滞在中のポール・マッカートニーが訪ねたという非公式の事実(って何だ)から想像を膨らませ、ほぼ全編、ジョンと>>続きを読む
【逢うは別れの始まりと申しますが…】
ドキュメンタリーに対して陳腐すぎる表現かと思うが、まさに「事実は小説よりも奇なり」、そして「気の毒なり」。
肉親と再会した奇跡が、本人たちにとって喜びであり、そ>>続きを読む
優しく、善良な人ほど、嘲笑や揶揄の対象になるのは、見ていて辛かった。
トム・ハンクス主演の伝記映画も公開お願いします。
世界中の誰もが耳にしたことのあるビートルズの名曲たち。
TVや映画にラジオ、携帯電話の着メロに、待合室のBGMまで。あまりにも日常に馴染みすぎ、軽々しく消費されているがゆえに、じっくりと聴くこともなか>>続きを読む
10年ほど前にソフトで見たのを、故あって再鑑賞。
当時はレンタルで見た記憶があったけど、いざ探してみるとどこの店にもない!ので、ネットで中古DVDを購入した。やれやれ。
20世紀初めの北京、とある写>>続きを読む
敵の愚かさを笑い飛ばせるうちはまだ良かった。
憎悪の炎は再び世界を焼きつくそうとしている、刻一刻と。
イギー・ポップとラナデルレイのレコードを並列してる時点で推せる。
野郎ども二人組より、アリシアちゃんとデビッキ様にメロメロになってしまったわ。もし60年代当時に作られてたなら、クリスティーネ・カウフマンとモニカ・ヴィッティがキャスティングされてただろうな…と妄想した>>続きを読む
いつの間にか『ジョーカー』ではなく、『アーサー』とつい呼んでしまう自分に震撼する。
1954年のマンハッタン、TVコメディ番組の見習い作家の青年と、ゲスト出演することになった往年の映画スターの1週間の交流を描いたコメディ。
『月を追いかけて』『恋する人魚たち』といった親しみやすい人情>>続きを読む
コンセルヴァトワールのガラス張りの真っ白な教室が綺麗だった。
それに対し私の心は真っ黒に汚れておるので、
「ピアノを教えてくれたムッシューが実はペドフィリアだったとかじゃね?」とか(もちろん違った)>>続きを読む
【惑星ロケット不時着す、あるいはTwitterの集合知について】
チケットの代金分は楽しませて興奮させてくれる映画。
いやまあ、本来はそれで十分なんだけど、やたらめったら「ボヘミアン・ラプソディ」と>>続きを読む
老いてなお いよいよはなやぐ 命なりけり
かつてアカデミー賞をとったこともある実在の女優グロリア・グレアムの晩年の姿を、心通わせた若い役者の青年の目から描いたラブストーリー。
あらすじだけ読めばハ>>続きを読む
「テオレマ」をひとつの町単位でやったら、こんな成りましたという感じの映画。
大好きなニール・ジョーダンの、そこそこな映画。
周到な計画に見せかけて、最後らへんはぐじゃぐじゃになってしまって、噴飯ものだ。
"フィリッパ"の扱いも、クライングゲームは本当にアンタが書いたんか?と疑>>続きを読む
昔々ハリウッドでこんなことがあったかもしれないね。
汗と砂ぼこりと血みどろヴァイオレンスに満ちたハリウッド・フェアリーテール。
リックとクリフのコンビがハリウッド(とイタリア)で「俺たちこれからどう>>続きを読む
わが愛しのアナイス・ドゥムースティエちゃんの、ずっっっっと見たかった出演作。ネットの海を放浪した末、ようやく見れた。
三角関係からのポリアモリーに至るプロセスはありがちながら、軽やかでかわいくて、そ>>続きを読む
ウォーターボーイズならぬ、ウォータームッシュー
はちきれそうなほどの太鼓っ腹をゆさゆささせながら泳ぐおじさんたちの奮闘。
良くも悪くもゆるーーい話なんだが、車椅子のコーチが出てきてから面白くなったか>>続きを読む
まさに名人芸。往年のいとしこいし師匠を思わせる老いた芸人コンビの泣き笑いと、時に彼らよりもタフで度胸の据わった嫁さんたちの悲喜こもごも。
涙をこらえながら実現しそうにない映画の話をするお見舞いの場面>>続きを読む