yksijokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

3.6

■3行サマリ
若干男性が好きである自覚を持ち始めた19歳の主人公が自分を偽って彼女を作ったりドラッグに頼り切りになったり、サイトで男の人と出会ったりしながら心の中を整理しようとしていくお話

■感想
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.0

■3行サマリ
・KGBの女スパイとしての人生を描いた作品
・人生を変えるために軍隊に入隊希望を出したところKGBで殺し屋になることを提示されたアナが自由な人生を求めて奔走する
・二重スパイものでアクシ
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.8

■3行サマリ
・弁護士のロバートの父親であり地方の判事を務めるジョセフが奥さんの葬式の日の夜にひき逃げ事件を起こしてしまう
・相手が判事として過去に有罪を告げていた犯人だったことから法や過去の裁判まで
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.4

アンニョンヒガセヨ〜

設定とシチュエーションは面白いし予算のバジェットが小さい中でも宇宙空間を見事に作り上げてるというか作り物感がそんなになく作っていて良かった。

辻褄を合わせるための設定でちょっ
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.3

野村萬斎主演の歌舞伎エンターテイメント顔芸スペシャルドラマとして観るには十二分に面白いしキャストも豪華で勧善懲悪で面白かった。けど映画としてはうーんという感じと現実でサラリーマンとして働いている身から>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.3

非日常的な立場の人たちによる日常系映画でとんでもなく緩いしゆったりとした長回しが多いのに何も起こらないので好き嫌い分かれそうだけど私は本当に好きなテイストで本当に大好きだった。何と言ってもエルファニン>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.8

クリントイーストウッドの立ち姿がめちゃめちゃクールでかっこいい。様になってるし銃を手にした時の背格好がめっちゃオシャレ。ラストの攻防はもちろん良いし「考えてるだろ。6発ある弾がまだ残ってるか。実は俺も>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.7

焦燥感の継続性が強くていいテンポ感で進んでいくサスペンス作品でした。
ソンガンホ側の田舎刑事がずーっとアホで本当にイライラする。韓国映画あるあるの田舎の警察がどアホ展開でご愛嬌という感じだけどちょっと
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スプライス(2008年製作の映画)

3.3

グロさ先行がかなり強く、倫理観が最初から最後までバグってて気持ち悪さがあった。こういうの好きな人は好きなのかもしれない。気持ち悪さが際立っている分ストーリーやプロットの部分があんまり入ってこないという>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.2

このクオリティでドキュメンタリーを作りきった企画力とテーマが素晴らしくて刺激的で本当にリアリティが強い。全体的に本当に気持ち悪くて男どもの欲望が溢れ出ていて本当に「オエッ」ていう感じだった。出てくる男>>続きを読む

ハウンター(2013年製作の映画)

3.1

ギリギリ観れるラインを絶妙についた作品で夜中のテレ東出やってたら観るねというテイスト。コンテンツが飽和している中でこれをなかなかチョイスしにくいけど低予算ものとしてみれなくはない感じ。

設定そのもの
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.4

花束みたいな恋をしたはウディアレン技法のオマージュだったのね。。
ラストの流れが完全に同じでそういう事ね…と思った。

恋人同士であってもあくまでも他人同士であり男女の難しさをシニカルかつある意味両方
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.2

前半は、スケボー店の描写も撮っている映像も含めリアルmid90sじゃん!とか思ってたけどこちらのほうがよりリアルで、物悲しくて、当人たちが感じているやり場のない思いとかロックフォードという土地に対する>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

テンポが良くて90分というミニマルな分数の中でダイナミックなストーリー展開とリズム感の良さが素晴らしかった。インセプションが大好きなので本当にこういうテーマは大好きだし面白かった。

夢と現実、生と死
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.2

B級映画っぽさというかホームメイドの自主制作感は嫌いじゃないテイストではあった。兄弟の特に弟の方の心理描写を割と丁寧に本人の語りも踏まえて入れていてある意味でヒューマンドラマよりというかスプラッターホ>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.1

これはパラドクスだ。
母を愛せないが 愛さないこともできない。


母と息子、愛し合っているのに愛しあえない2人。
通じ合っているのに通じ合えない2人。
理解しようとしているのに理解しあえない2人。
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.3

ホラーというよりはサスペンスドラマよりで奇をてらう感じもそこまでなく真っ当なリベンジャーものという感じでとはいえラストまで割とハラハラさせられるのでそこは非常に面白く観れた。観る側の主観が寄らないよう>>続きを読む

ザ・ハッスル(2019年製作の映画)

3.4

対照的な二人をテーマにキラキラした映画でかつスタイリッシュさを損なわずに最後まで描ききっていて軽く見れる面白さがあった。コメディ路線かつペテンものということでアンハサウェイも、レベルウィルソンも二人と>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.9

全体としてゾクゾクっとくる恐怖感があって映像的なギミックを巧みに用いていて非常に怖かった。フラッシュバックとか白昼夢とか、非現実的な要素に巻き込まれていく人たちの様子を現実との境目なく表現している部分>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.6

映像体験として普通に面白いというか異様な映像を観ているという感覚を最後まで持つのでこれがLSDなのか、、という感想。自分がおかしいのか周りがおかしいのか判別がつかなくなる様を見事に映像に落とし込んでい>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

3.7

ワンシチュエーションものながらも要素が多く、しっかりと人間ドラマを見せてくれてかつ面白く見れるようにコメディ的なおっちょこちょいエッセンスも入っているので本当に最後まで楽しく観られる作品でさすがスピル>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.3

想像していたよりも重苦しくて最後まで緊張感のある画作りが素晴らしかった。緊張と緩和というか、常にあと数センチ踏み込んだら全体に火が広がるような緊迫感がある。人と人との対話の中も、表情からもそういう部分>>続きを読む

バーレスク(2010年製作の映画)

3.8

クリスティーナアギレラの歌がとにかくすばらしくてそこがもう500億点というかんじ。なんであんなパワフルに歌えるのというぐらい歌声がパワフルだし、踊りも表情も髪型も本当に女性の魅力が前面に出ていてめちゃ>>続きを読む

A.I.(2001年製作の映画)

3.5

全体的に悲しいテイストで人間の卑しさや醜さ、ズルさをちゃんと根底に置きつつもファンタジーの娯楽作品にしているのはさすがスピルバーグだなという感じはした。

個人的にはシンギュラリティものというか人工知
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.6

エドガーライトとサイモンペッグの組合せはさすがの相性の良さ。ギャグセンスがめちゃめちゃ高くて最後までケラケラ笑いながら観れる秀逸さがあって面白かった。ストーリーは単純でわかりやすいし、ゾンビ映画のある>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.3

絶対泣けると思っていたけどやはり泣けました。感想にするのがすごく難しい作品。LGBTQへの理解が少しずつ進み、カミングアウトに対しても「So What?」とかえせる人は増えてきている気がする。私もいざ>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.7

とにかく音楽がいい。緊張感を煽るサウンドと不協和音が素晴らしかった。冒頭のながーい掘削シーンといい、石油を掘るシーンとこの劇伴のマッチ具合が本当に気味悪いぐらいですごく良かった。レディオヘッドのギタリ>>続きを読む

スタイルウォーズ(1983年製作の映画)

3.5

武蔵野館で流れる予告って全部面白そうだと思うんだけどあれはなんか魔法かなんかなのかな?笑

なんか見覚えがあるなと冒頭から思っていたが大学のヒップホップカルチャーに関する講義の中でみたやつだった。。そ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.4

前半の小気味よさとテンポ感と、デヴィッドフィンチャーの独特のあの陰鬱な、気味悪い感じがすごくよくて序盤はめちゃめちゃ引き込まれるしワクワクする。演出もひたすらにダークで何か起きそう、何か起きてる、こい>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.3

静寂とは何か、静寂の大切さを教えてくれる非常に巧妙な作品で、かなり心にぶっ刺さる台詞や描写が多くてとても良かったです。とにかく音に対する演出というか細かい描写が素晴らしくて、他も人も言うようにイヤホン>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

このご時世で旅行にいけないからこそ沁みる素晴らしいネイチャー映画だった。とにかく自然を捉えたカットが素晴らしい。

アカデミー賞候補!って期待値上げて見に行くとびっくりして寝ちゃうかも。そのぐらいゆっ
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

3.7

泣ける泣けると聞いて、韓国映画で泣けるとなるとどんなに重くて暗い映画かなと覚悟してみたら割とガッツリのシリアスというよりはヒューマンドラマのテイストとあとコメディっぽいクスクスっとくる感じがうまく噛み>>続きを読む

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

途中までのコメディ路線から終盤のシリアス過ぎてちょっとサイコスリラー感すらある展開の面白さがとても良かった。シチュエーションの設定も最後にいい効力を発揮するし、イタリア感の強い冗談というか知的なジョー>>続きを読む

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.2

明るめのロック・ミュージカル映画かなと思ってたら割と哲学的なテーマで愛と性と人間を考えさせられる展開で重みがあったけどヘドウィグのキャラクターが魅力的すぎて素晴らしかった。

劇中の曲がどれもめちゃく
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

前半コメディ路線、後半はアドレナリン系のB級アクション映画感があってテンポも良くてFPSのゲームやってる感じもありアクションとバイオレンスのバランスも良くて面白みがあった。

特に前半の制限された状態
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