温故知新さんの映画レビュー・感想・評価

温故知新

温故知新

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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

5.0

でた!昔の「続〇〇」「〇〇2」と謳って全然別物詐欺!
前作(?)のキャッチーさやユーモアは減ってる気がしたけど、粋さみたいなのが拡張されていて最高だった

ジョーカーやレクター博士みたいな、カリスマ悪
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

「何も言わなくていい。沈黙は悪くない。多くの人が沈黙のチャンスを逃して多くのもの失ってきた。」

コットの家庭は多産DVってやつなのだろうか?
思った事全部口に出す、口は災いの元の具現化のような近所の
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

5.0

⭐︎5?足りない足りない、⭐︎5億
会話無き探り合い
狙撃でのお手並み拝見
キャッチーな絵作り
漫画みたいな面白さ
そして激渋の演出とイーストウッド
オープニングのモリコーネの音楽から全身の血潮がたぎ
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.0

4/15からすこし出遅れたけど、ジャッキーロビンソンDAYだったのでずっと観てみたかった映画を
理不尽な差別に耐えるっていうのはもしかしたら歪な美徳かもしれないけど、この時は報復しないで野球で勝つって
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.0

インセプションの不満をつらつら喋ってたら、パートナーにこっち見れば?と勧められたので鑑賞
うる星やつらの世界観にホラー要素が足されていて、帰ろうとしても学校に戻ってきてしまう一連は怖かった
気づいてか
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インセプション(2010年製作の映画)

3.5

有名作品だし観なくてはと予々思っていたけど、やはりそこまで好みでなかった。
自分がなぜノーランの作品に惹かれないのか考えてみた。
ノーランは、自分が作りたい画作りと時間経過のフェチが作家性のいちばんの
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

見ようと思ったら4年も経っていた。とてもとても心地いい映画だった

自分の好きな宇多田ヒカルの忘却という歌詞に、「いつか死ぬ時手ぶらがベスト」というフレーズがある。
同人の曲にテイク5という曲もあって
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

4.0

罪をクローンが背負う、謎のリゾート島
クローンが何もかも償うので、次第に理性も倫理もなくなっていく
クローンの3つの遺灰はジェームズ本人の弱さやコンプレックスや残酷性の象徴でもあると思う
生まれ変わっ
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.0

設定は面白そうなのにあんまり面白くなかったぞ…
お父さんと比較するのは間違ってるかもしれないけどなんとなく上積みのルックだけ影響を受けてて、お父さんにはある哲学とか美学とかフェチとか、あんまり感じられ
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

4.0

人付き合いが苦手なエッラの友達はおじさんのトミーだけ。トミーがいれば他にはだれもいらないのに、恋人のスティーブが現れて…
かわいいかわいい映画
全体的に芝居がわざとらしいけどそれもまた良し?と思ってい
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メメント(2000年製作の映画)

3.5

テネットがつまんなすぎて爆寝ぶっこき、人生の150分無駄にさせやがって…と恨み節全開にさせて依頼、ノーランが苦手でした
でもオッペンハイマーを機会に過去作も見てみようと鑑賞
面白いところとつまんないと
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

気を抜くと置いていかれるほどさくさく進む会話劇の180分
原爆投下の中盤あたりまでは、恐ろしいことが起きようとしてるのに、小気味いいテンポな事がより一層怖く感じた
京都はハネムーンで行ったからやめとこ
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

火星でじゃがいも栽培🥔
ハッピーエンドで清々しい映画
船長の音楽の趣味は個人的に最高、エンディングのI will surviveもピッタリでは🕺

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.5

公開楽しみにしてたのに配信ということでやっとアマプラに入って鑑賞
このテーマはきっと黒人らしさとかそう言ったこともそうだが、作家にとってはその人らしさと売れ線の作風との狭間、作品作りにおいてもいえる話
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

1作目が気絶するくらいつまらなかったのに今回はとても面白かった!フレメンの民かっこいいぜ🪱🏜
リサーンアルガイブ!リサーンアルガイブ!!

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

まず、犬を操るドラァグクイーンっていう設定からしてキャッチーで好き
犬が死なない様にするためか、アクションはどうしてもそうはならんやろというモッサリ感が否めなかった。けどかわいいからオッケーです
主役
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チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密(2012年製作の映画)

4.5

レッドロケットでショーンベイカーにハマったので過去作を鑑賞、それにしても邦題付けたの誰だ?
ガレージセールで買った魔法瓶の中から大金を見つけた新人ポルノ女優が、罪悪感から元の持ち主のおばあさんに親切に
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キャメロット・ガーデンの少女(1997年製作の映画)

4.0

アーガイルでサムロックウェルに堕ちてしまいまして、こんなのもあるよと棚の奥から少し埃を被ったDVDを貸してもらって嬉々として鑑賞
裕福だけど孤独な少女と、街のアウトロー青年の友情とも愛情ともつかぬ心の
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

サムロックウェル、スリービルボードやジョジョラビットの脇役でなんか好きだなこの人と思っていたけど、本作で大好きになってしまった〜!かっこよすぎる〜!
ちょっとやりすぎて滑稽でダサい演出やシチュエーショ
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バウンド(1996年製作の映画)

4.0

他の方のレビューを見るとジーナガーションが人気のようだけど自分はバイオレット役のジェニファーティリーのウィスパーボイスが色っぽくて好きだった
おじいちゃん紳士ミッキーの最後のキス💋の後のオドオドっぷり
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃよかった!!
なによりキャラのデザインが最高。ちょっと歪んでたり異形だったり

スーパーフライ🪰には少し感情移入してしまった。心根はミュータントの弟分たちを育てた優しい奴なのに、1人だけあ
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デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)

3.5

リドスコの処女作
中世のしっとり少年漫画みたいなノリだった
「おめぇつえぇのか?」「頑張れカカロット…お前がナンバーワンだ」みたいなセリフが聞こえてきそう
時の流れで装いや武器が変わるのも面白い〜

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

2回ほど寝落ちしてしまった笑
謎解きサスペンスなのかと期待していったらもっとこう、ヒューマンドラマ的な感じだった
夫婦でも友人でも恋人でも、「私はこれだけしてあげてるのに!」という思想になったら関係を
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.0

史実の映画をこういうのは不謹慎かもしれないけど、あんまり引き込まれなかったし面白くなかった。。
最近映画で一番大事なのはテンポかも、と思っていて
だらだらしすぎててもだめだし、早すぎても置いてきぼりに
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

心配事の9割は起こらないってよくいうけど、10割全部降ってくるような映画だった
自分も母親と話してるとたまに宇宙人と会話してるのかと思うくらい話通じない時があったりして、これは全世界お母さんあるあるな
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

最初は健気で美しい女性のように登場したアビゲイルが、女王の前でわざとらしく咳をした時に「おぉ…こいつ結構したたかな女なのか?」と思ったら、やはり後の展開で本性が…最初と最後で別人みたいに見えるエマスト>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.5

評価低いけど自分は面白かった!!
シズル感の一切無い犬の交尾みたいなセックスシーンの激デカ肌色モザイク、
VHSでタコ殴り、奇怪なダンス、ダンベルで犬歯を殴打
シュールすぎてついつい笑ってしまう
本編
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

5.0

最後の15分の展開をまだかな〜って期待して観てしまったけど、ラストも予想とまた違ってよかった。。あの後どうなったんだろうか。。いつ会心するんだろ?なんてつまんない予想しちゃったけどしっかり最後までクズ>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.5

バーナデットが対人関係を頑張れない理由がキャリアを諦めたせいなら、自分なりにキャリアを積もうとしてる最中なのに相変わらず人間関係が苦手な自分はもう一体どうしたらいいんだとハッピーエンドに少し絶望してる>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

誰かと映画の話をしたとして、好きなジャンル、作風や監督が一緒だったら確実に親密になる速度は加速するけど
実は好きなものが一緒だからって人間性が合うとは限らない事ってよくあるし、理想のリバーフェニックス
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

歩けなくなる原因はいつわかるのかな〜と引き込まれていたら、全く明かされないままであっけにとられた笑 マーティン呪術師…?!腕前すげえ!
なにが怖いって奥さんの「1人殺すなら子供よ。私たちが生きてればま
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

5.0

無邪気ゆえに残酷だった子供のベラが、熱烈ジャンプに目覚めてから貪欲に探求するフェーズはまさに、性別の枠に囚われずに人間の成長過程。
船旅で老婦人マーサとの出会いで知的好奇心に目覚めるやり取りが愛らしく
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

こんな露悪な世界だけどそれでも子供たちのためにいい世界にしたい、親心という純粋な愛に泣いてしまった
ストーリーが面白かっただけに、1.5倍速で観てるかのようなテンポと一部を除いて全体的に劇場クオリティ
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デジャヴ(2006年製作の映画)

3.5

午後ローで一度見てからDVDで再度鑑賞
2度見るともっと面白い
白雪姫という4日前までなら家の中でも入れちゃう生成AI、監視社会すぎてこわすぎるwシャワー覗くなや
仕事柄大切な人がいなくなっていってし
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

「結婚しかけた」「(犬に電話を)出て」「姉です。信仰上の」
笑顔すら少なく淡々と、でもテンポよく愛らしい映画だった
名前すら知らないで育む恋
唯一見せた笑顔は犬にだったような気がする

食品廃棄を頂戴
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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

4.0

冷静沈着の中に混沌が潜むフランクと混沌の中に秩序があるリッチーの対比が面白かった
ベトナム戦争のどさくさに紛れて大量の薬物を密輸してたフランク、商才はあったに違いない
「マフィアが出来なかったことを黒
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