新キャラはよかったけど、前半がハイライト。冗長なドラマと(主にジョンの)単調なアクションで体感時間は長め。1作目で人気が出すぎて原動力を失ったシリーズがようやく幕切れとなってホッとしてる。
ドニーさん>>続きを読む
フランスにおけるゴダールの評価と見られ方を知る意味で貴重なドキュメンタリー。
『中国女』に代表されるような、共産主義に傾倒していた時期の作品はやはりあんまり評価されていなかったよう。
人々が勝手に作り>>続きを読む
カースト制度が法的に否定されても社会的に根強く残るインドにおいて、女性差別も同様に根深く、だからこそ立ち上がった女性記者のみで組織された新聞社「カバル・ラハリヤ」の姿はジャーナリズムの原点を感じさせて>>続きを読む
クソな会社、そんな会社に送り出した学校と教師、教育庁、事なかれ主義な警察、周りを見てもろくな仕事がない環境、子に無関心な親、成果主義によって余裕がなくなって自分以外に無関心な社会の行き着く先を突きつけ>>続きを読む
レースの臨場感、王道のサクセスストーリー、ツボを押さえた選曲、そして何よりメンターとして活躍するチーフ・エンジニアのジャックを演じたデヴィッド・ハーバーが素晴らしかった。
最初こそ当たりがキツそうに見>>続きを読む
パリで起きた同時多発テロの傷はまだ癒えないことを実感させられる静かな力作。
生存者の複雑な感情をつぶさにすくい上げようとしていて、生存者の中にも多様性があって、亡くなってしまった遺族の気持ちも人それぞ>>続きを読む
アップテンポな電子音楽が流れながら、シングルマザーの忙しない日々が強調されてて、見てるだけで胃がキリキリする。
ギリギリのラインで成り立ってる仕事と生活の狭間で、パリから離れた遠方に住む主人公に交通機>>続きを読む
群像劇的で散文的ながら、警察が民衆にいともたやすく牙を向くという壮絶な世界をフィルムに焼き付けていて、貴重。
儀式を見ただけで追跡され続ける怖さ。
特にものすごいヤバいヤツに追われているわけじゃなくて、一見すると普通っぽい人たちが諦めることなく粘り強く追いかけてくる、というのが本当にイヤでポイントが高いです。>>続きを読む
貴重なドキュメンタリーだけど、ナレーションが扇情的で気が削がれる。日本語のナレーションがついてるから、
ドイツと似たように軍国主義で戦争に向かった類似性を思うと、どの口が言う?と思わざるを得ない。
アクションに次ぐアクションとB級感あふれるチャーミングな演出、タイトルから予想される甘い流れをいい感じに裏切る展開のバランスがなかなかよかった。
エリザベートを通じて、現代にもつながる「女性らしさ」の象徴を描き出そうとする試みが実にエキサイティング。
美しさを求められ、コルセットに合うよう体重や体型を維持させられ、慎ましさを求められ、女は政治に>>続きを読む
夏の終わりになると、繰り返し見返しるんだけど、何度見ても大好きだなと思う。
覚悟してたけど、見ると本当に落ち込んだ。100年前、こんなことが起きてしまったことに。
そして、ネット右翼だけでなく、時の官房長官ですら「内閣府に記録はなかった」と宣う時代になってしまった。記録はあり>>続きを読む
前半は画面が暗すぎて正直つまんないけど、陸に上がる中盤から急に雑になって面白くなってきた。前作は徹底してメグvsステイサムだっからよかったけど、2作目はゆる〜いサメ娯楽作と思えば悪くないです。前半のだ>>続きを読む
映画という表現だからこそ、天国という舞台装置もすんなり出現して、故人を召喚することができるんだとしみじみ感じさせてくれる。
人によっては白々しく感じるかもしれないけれど、こういうやり方でしか弔うことの>>続きを読む
久しぶりに再見。
ホドロフスキー父のマチズモといかにも家父長制な立ち居振る舞いがキツいんだけど、ミュージカル風だから見やすい。
オペラ母のキャラクターとビジュアルがインピクト強くて、何度見ても強烈。
ラファロさんがtoo hot。ジュリアン・ムーアは安定のかわいさ。ミア・ワシコウスカはまだフレッシュ。アネット・ベニングはこういうちょっとピリピリした憎まれ役を演じるのがすごくうまい。
人間関係はいろ>>続きを読む
後半までわりと淡々と、かつぶつ切りに話か進む感じがあるものの、終盤、2人が再会する緊張感あふれるシーンの演出が凄まじい。ラストはそうするしかないよね、と素直に思えるリアリティ路線。
体感時間は長めだけど、それを差し引いても女性の暴飲を肯定的に描いてるから最高。
特に前半のカメラワークと構図が素晴らしくて、それだけでも見る価値あり。
主演のタベア・ブルーメンシャインが衣装も担当して>>続きを読む
モノクロ映画でジャン=ピエール・レオによるモノローグの語りが入ると、どうしてもトリュフォーのドワネルものを思い出すけど、実際、同時代に撮影された作品だけあってB面的な趣きがある。
併映の『わるい仲間』>>続きを読む
見てないと思ったら前に見たことがあった。女性に対する執着がヤバくて引きながら鑑賞。
人間関係と恋愛関係のこんがらがり具合がめんどくさい映画の最高峰。
こんなめんどくさいことある?と思うけど、あるのが人間というか。
心穏やかに暮らしたいものです。
食後だったからか、中盤から集中力が切れてだいぶ寝てしまった……
クローネンバーグがさまざまなキャラクターを通じて推しのヴィゴを開発する話なのは一貫してたと思う。
今の時代に似たようなアート映画を作るとあまりにもきな臭くてバカにされそうだけど、これくらい時代がたつといかにもアート映画だ……と味わい深く思える。
レネ、トリュフォー、アケルマンといったシネフィル好き>>続きを読む
申し訳ないけど、予告編を超えてこなかった。
主人公のフレディが誰かに好かれようとしていないのがすごくいい。恋愛と性行為に対して自然と自己決定権を行使してる。
韓国に来たのもあくまでアクシデントという>>続きを読む
自分のようなライトなタラちゃんファンでも十分たのしめるドキュメンタリーでよかった。むしろけっこうなファンだとそこまで目新しい情報がなくて物足りないかも。
避けて通れないのはユマ・サーマンの運転事故とワ>>続きを読む