おかゆねこさんの映画レビュー・感想・評価

おかゆねこ

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2015年からの劇場とDVDで観た映画のメモ。長い感想はブログに書いています。http://okayuneco.tumblr.com

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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.9

ホラーとしての怖さもきちんとありつつ、スタンド・バイ・ミー的な友情と甘酸っぱさがツボ。ふとっちょ君とびん底眼鏡君がいるのも共通点。それぞれが抱える恐怖と向き合って、成長していく話でもある。

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.9

デビット・リンチかと思うような衝撃的なオープニングで、トム様の世界にひきずりこまれた。復讐劇なのか、そうでないのか曖昧さを残すラストがよい。それにしても、ジェフ・クーンズが家にあるって!現代アート、フ>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

「目的の為なら手段を選ばない仕事ぶり、充実しているとは言えない私生活」の主人公は、好き嫌いが分かれそう。でも、あそこまで出来るパワーと能力には圧倒される。ハイヒールと黒のタイトなファッションのジェシカ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

「差別主義者ではない」という人間には、一番気をつけないといけない。あんまり情報入れずに観るのがおすすめ。犬のシドとTSA最高!

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

映画祭にて。公開は来年だけど今年のベストに入れたいくらい震えた!ミズーリがどういう場所なのか?は、知っておくとより理解出来るはず。コーエン兄弟のような緊張感と、シニカルな笑い、差別問題をはらみながら予>>続きを読む

婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.9

ピエール・ニネの美しさは罪…!嘘は人を傷つけるばかりではなく、希望を与えたりもする。婚約者に取り残された女ではなく、1人の女性として成長したアンナの瞳が心に残る。モノクロからカラーへの変化は、アンナの>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

後編は、バリカンの新次への愛憎が溢れていて最後までせつない。身体は繋がっても心は繋がらない女たちと、身体も心も繋がろうとする男たちの対比が印象的。でんでんの「ありがとー!」は、「冷たい熱帯魚」の時とだ>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.8

少し先の未来の話なんだけど、昭和の空気が感じられるのがよい。後編はバリカンがもっと前に出て来そうで楽しみ。新宿の見慣れた風景が身近に感じさせてくれた。ユースケの台詞が全部アドリブに聞こえるw食欲と性欲>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.9

全員暴走ならぬ、全員入院にならないか心配だったけど無事完成して嬉しい。塩見さんがやや元気なかった分、西田さんがカバーしていた感じ。ハローワークのくだり笑ってしまった。ジョン・ウーばりの銃撃戦と、ソナチ>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

あんまり嫌いな人がいない映画だと思う。二重の差別と闘いながら、道を切り開いて行く姿には胸がすく。特にプログラミングチームの廊下ウォーキング最高!マハーシャラ・アリやキルスティン・ダンストなど脇役も良か>>続きを読む

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.7

新感染の前日譚ということで、気になって観たのですが…番外編という印象。なぜ感染が起こったのか?ではなく、格差社会などに重点が置かれていて意外と社会派。そして「警察は無能」描写は、もはや韓国映画のお約束>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.7

今年観た映画の中で一番変な映画だった。サバイバルものかと思っていたら、思わぬところに不時着した。孤独は人を狂わせるのか?とりあえずダニエル・ラドクリフにアカデミー死体賞あげたい。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.8

宇宙人に乗っ取られる前の夫が、どんな人間だったのか?は妻の主観でしかない。人間は自分のことも他人のことも完全に理解することは出来ないし、宇宙人にすら難しい。それでも愛は存在している。自分の生命が危機に>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.6

やっぱりエイリアンはグロい。新感染よりずっとグロい。最後のオチが読めてしまったのは残念だけど、童顔のダニエルズが戦う姿は応援したくなった。ファスベンダーはいい人なのか悪い人なのか分からない、アンドロイ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

ゾンビ映画の後だったので、穏やかな日常の描写が心地よかった。平凡な中にもちょっとした事件があったり、出会いがあったり。インテリアやクレジットなど、ブルーの使い方がお洒落。芸術家として有名にならなくたっ>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

これはいいゾンビ映画!動きも感染速度もスピーディーなゾンビに震え、集団ヒステリーに怒りを感じ、親子愛に泣く。少女の下手くそな歌があんなに響くとは!

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

陸海空、いつ攻撃されるか分からない脱出体験VRのような映画。セリフへ少ないが、身体に響くような重低音と迫力のある映像がそれを補って余りある。トム・ハーディはいつもかっこよくてズルイね。あとイギリス人は>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.9

イザベル・ユペール様の品がなせるわざか、思ってたより大人しいというか綺麗にまとまってた。監督のファンには物足りないかもしれないが、主人公だけでない周囲の人々の屈折っぷりにニヤニヤ。家族や過去から解放さ>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.9

強くて美しいガル・ガドットが素敵。戦う相手が訳のわからない怪物じゃないのもよい。盾の使い方が斬新!

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

完璧な振付けのカーチェイスにガンアクション、ラブロマンスに家族愛までてんこ盛りでお腹いっぱい!テキーラ!のシーンは繰り返し観たいくらい最高。ちゃんと償う終わり方もよい。都内で三館しかやってないなんて、>>続きを読む

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.9

ハイドリヒ暗殺までの話かと思っていたら、その後の拷問や教会での銃撃戦が凄まじく圧倒された。ハイドリヒを殺してもナチが消えるわけではなく、むしろ犠牲者が増えるジレンマ。それでもチェコのために戦う人々の姿>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.8

アメリカンドリームの光と影、両方描いていたので楽しめた。やっぱり金持ちになりたきゃ土地なのね!マックのマークの秘密など、知らない事も多くて興味深い。妻役のローラ・ダーンがいつブチ切れて、赤い部屋が現れ>>続きを読む

ビニー/信じる男(2015年製作の映画)

3.8

ラストの復帰戦は、終始「ライジングで娘の試合を見守る野沢直子」みたいな気分だった。親でなくともヒヤヒヤして観ていられない!挫折からの復活ってアメリカ人の大好物よね〜と思いつつも、それなりに感じるものが>>続きを読む

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.7

アニヤちゃん目当てだったけど、暗い森、使い魔のような兎、黒ヤギ、カラス、双子など不穏な要素満載で楽しめた。少女から大人の女性に変わりゆく通過儀礼を、ダークファンタジーにするとこんな感じ?7つの大罪、キ>>続きを読む

ハートストーン(2016年製作の映画)

3.7

切ない青春ストーリーかと思っていたら、なかなかヘヴィー。美しくも厳しいアイスランドの大自然と、少年少女の髪や表情の輝きがそれを包み込むようだった。田舎の閉塞感とか、生きづらさもよく出ていたと思う。ラス>>続きを読む

コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(2016年製作の映画)

3.5

ケヴィン・スミス好きなので、コンビニでのバトルやゆるい笑いが懐かしい。ヨガがあんな使われ方する映画、なかなかないよね。不満な客のポーズは下半身に効きそう。

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.9

メル・ギブソンが自分の思想を抑え気味にして、真摯に描いていた印象。ちょっと見直した。主人公がどのようにして、銃を持たない戦いを選んだか?が前半で丁寧に描かれていたので、ただのアメリカの英雄映画とは感じ>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.8

予告では、不器用父さんと娘のほのぼのコメディ調だったけど…お父さんのギャグは全く笑えないし、独特の間がシュールで不思議な映画だった。でも意外に長さは感じない。しつこいカツラやへんな歯は、素で向かい合え>>続きを読む

ザ・ダンサー(2016年製作の映画)

3.6

ソコとリリーローズデップ目当てだったので、それなりに楽しめた。ダンサーとしての人生と愛、どちらを描きたいのか中途半端な印象。ルイがなんでああなったのかが気になってしまった。ソコちゃんはミュージシャンだ>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

ミステリーのようでありながら、夫婦、家族、イラン社会の問題などがうまく織り込まれていたと思う。被害者は加害者に、加害者は被害者にもなり得る怖さ。お互いに違う方向を見ている二人の表情が心に残る。たまにチ>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

監督の母への愛が溢れていて、最後はジーンとしてしまった。アネット・ベニングは、ああいう不器用だけど卒直でユーモアのある母親を演じさせたらピカイチ。みんなバラバラになっていくけど、あの家で過ごした日々は>>続きを読む

夜に生きる(2015年製作の映画)

3.6

禁酒法時代の雰囲気が好きなので楽しめたけど、中途半端な甘さを省いてマフィアものに徹してもよかったかな〜という気も。最後のホテルでの銃撃戦は凝っていて最高。因果応報っていい言葉だね。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

謎の宇宙人と人間の大戦争!を期待するなら観に行かない方がよい。宇宙人襲来モノでありながら、監督らしさ全開。時間軸の概念を取っぱらい、頭の中を一度空っぽにしてから観るべし!未知のものを怖がって攻撃するの>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.3

良くも悪くもシャマランらしい。多重人格の設定があんまり生きてないような気も…。マカヴォイはさすが上手だったし、それなりに楽しめた。ビースト度は、コクソンの國村さんの方が上だけど。続編作る気満々なのはよ>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.2

重たい話を、マンチェスターの美しい映像と音楽が和らげてくれた。まるで水と油な、リーとパトリックの掛け合いがよかった。「悲しみは時間が解決してくれる」は間違っていないけど、完全に消えるわけではない。時々>>続きを読む

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