JohnDoeさんの映画レビュー・感想・評価

JohnDoe

JohnDoe

ジョーカー(2019年製作の映画)

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JOKERの生い立ち。

前提としてゴッサムの街は腐っていってて、アーサーは弱者として理不尽に遭う日々を送る。貧乏で障害もあり、本人曰く「存在しているのかすらわからなかった」。
でもこの腐った街で上流
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オットーという男(2022年製作の映画)

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堅物の爺さんのツンデレからしか得られない栄養がある。

長年連れ添った奥さんが亡くなって生きる意味も失うっていうのは切ないけど、そんだけ深く愛してたってわけで、それはとても素敵なことであるわけで。
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

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You watch. And you understand.
て初対面のチャーリーに声をかけてくれるパトリック良いやつ。これだけで救われる気がするし、居場所を見つけたと思えたと思う。

偏見も批評も
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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一番最初のセリフが洒落てる。
"The following is my explanation."

処女作からこんなに時系列で惑わせてくるかぁ。。
覚悟して臨んだけどしっかり翻弄された。

小説家志
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

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原作が存在する以上、斬新な設定とかがなくてノーラン感少なめに感じていた3部作、最後に脚本で魅せてくれた。
最終盤に怒涛の伏線回収が起こる展開はまさにクリストファーノーランだと感じたし、見事に心揺さぶ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

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ジョーカーを初めてまともに観た。凄かった。本人の言う通り、そこらのワルとはレベルの違う悪党で、悪意の塊だと思った。とにかく狂気的で不気味で、キャラとして存在感が強すぎたので、この映画の主役だったとす
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

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クリストファー・ノーランの作品と思って臨んだので、とても分かりやすくて観やすかったのが驚きだった。こんなんも作れるんや。

山の上で修行するのはカッコいいけど忍術なのか何なのか、「っぽさ」が先行して
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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理論上、地球をすべて破壊しかねないほどの兵器だとわかっていても、「実験」によってそれを確かめて初めて人類はその威力を知る。
「世界は理解しない、それを使ってしまうまで」
オッペンハイマーが理論家だっ
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テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

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テルマとルイーズは日頃の鬱憤から逃れるべくロードトリップ出るが、駐車場の事件をきっかけにバカンスが逃走劇と化す。

テルマは日常からの反動かナイーブで、軽率な行動が目立つ。思えばトラブルはすべてテルマ
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バビロン(2021年製作の映画)

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面白かった。そこまで期待してなかった分さらに楽しめた。

ジャスティンハーウィッツというかララランドをビシビシ感じる音楽だった。ただし今回はまた違った雰囲気で、魅惑的で危うさもあり、刺激的だった。この
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

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町に戻ってきて各々が家路につくシーンは、今生の別れのような虚しさを感じた。

12才の少年達が、死体を探して2日間の大冒険に出る。将来、人生への不安や不満、それに対して何もできない無力感。それでも仲
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ホリデイ(2006年製作の映画)

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ジュードロウやっぱりかっこいい

アイリスのほうは良くない人に惹かれてしまう者同士、きれいに収まりついてハッピーで良かった。キーパーソンのじいちゃんがすごく良かった。アイリスが主人公でアーサーは「親友
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メメント(2000年製作の映画)

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映画の始まりから全て終わっていて、時系列的には遡る形でストーリーが展開していった。そのため、最初から揃っているタトゥーや写真のメモが追加されていった成り行きが、終盤にいくに連れて明らかになるのが面白
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

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ベッタベタの王道ラブコメを観た。
チャラ男と堅物との三角関係、ドジな主人公、最悪な出会い、殴り合い、山場ではダッシュ、、王道も王道、清々しいほどにど真ん中で楽しかった。

邦画なら、少女漫画が原作で1
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

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面白かった。マトリックスを思い出した。

別に異常に気付いたところで、ここの生活が快適で幸せなことに変わりはないんやから気にせず住んでも良くない?と思ってしまった。だからバニーのように全て知っていても
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インターステラー(2014年製作の映画)

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めっちゃクリストファーノーランめっちゃオモロい

序盤の謎が最後にドカンと回収されるのはタイムスリップ系の醍醐味。後から考えれば予測もある程度できそうやけど、そうさせる余裕を与えないほどのストーリーの
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アムステルダム(2022年製作の映画)

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最後の方に「大部分は実話」を思い出して、すげぇーおもしろーってなった。

第一次大戦後、20世紀始めのアメリカで民主主義を壊して独裁政権を起こそうとする裏の動き。国を選ばず色んなところで闇の取引や黒い
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アメリ(2001年製作の映画)

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何も心配せずほっこり見れて、たまにニンマリできる素敵な映画。

まずストーリーがすごく好きだった。
アメリ自身の生い立ちから、今のアメリという人間を説明し、周りの人達との関わりの中に共通点や相違点を散
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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タクシーの、色々な人を乗せるという性質自体がオムニバス形式にハマっている上、世界中から少しずつ拾ってくることで色んな人の人生が垣間見れて面白かった。

特にドラマが巻き起こるわけでもなければ、大きな
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

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いきなり死に神がやってきて余命宣告はされるわ、自分の会社や愛する娘は奪われそうになるわで散々だなと思った。最後は丸く収めてくれたので良かった。

ジョーとスーザンに関しては、美男美女で眼にはとても幸
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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「心のままに生きなさい」
身勝手で浮気者の母親に言われても、、

芸術家の母、科学者の父。それぞれの嫌なところが才能ある息子の道を阻む様子がよく分かった。両親の良いところも映してはいたと思うけど、難点
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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起転転転
予想できるはずもない超展開の連続、しかも悪夢みたいな出来事が続くので、観ていてずっと嫌な気持ちになった。ああ、これがアリアスターか。とどこか懐かしい気持ちにさえさせてくれた。

179分とい
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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「お気に入り」の座をかけた権力争い。英仏の戦争の裏で、宮殿では女達の私利私欲に塗れた戦いが巻き起こっていた。。

マールバラ夫人は冷酷で、アビゲイルを応援したくなってしまうものの、この場では正義と悪や
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

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Is life always this hard or is it just when you are a kid?
「大人になっても人生はつらい?」
子どもの口から出るセリフとしては重すぎて辛かっ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

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トラヴィスの心情が振り切れ過ぎててついていかれへんかった。
共感を覚えずにサイコとしてしか見れなかったので、彼が忌み嫌うその辺のギャングとか娼婦と大差なく思えてしまった。

とはいえbgmがムーディで
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

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カメラワークと音楽がクセになる。高尚な感じ。
キューブリック作品に限らず、その監督の雰囲気というか「味」が完璧に出せるのが凄いと思う。


「ルドヴィコ療法」の登場によってただただセンセーショナルだっ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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人轢き殺してこんなに冷静でいられるか、と最初から様子のおかしな夫婦が、「イラン豚」の魔法によってドンドンズンズンサイコパスになっていく。

妻は一貫してガチサイコでシリアルキラーの素質あり+テレビで連
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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女性が気付かぬうちに権利や機会を奪われて搾取されてるという啓蒙的なフェミニズム映画?
そう考えたらバービーよりも婉曲的で批評家受けしそう、賞獲るのも頷ける、と思ったけどそっちの方向で考え続けるのは怖い
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いまを生きる(1989年製作の映画)

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ロビンウィリアムズ
最高の先生。最高の船長。

キーティング先生の教えから、本当にやりたいことを見つけて邁進するニールと、自分には無理と尻込みするトッド。多くの人はトッドに自分を重ねて、「ニール」に憧
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

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意味わからん。

極めて高度な知的生命体が遺したモノリス。これによって人類はここまで進化を遂げてきた。
モノリスに手が届くまで技術が進歩した人類は、とうとう高次の精神世界へと足を踏み入れる。。?
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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「お酒はほどほどに」ザ・ムービー

冴えないおっさん達が酒で調子良くなった後堕ちていき、反省する物語。

年齢設定的に、自分の親がこんなんだったら情けないし惨めなので、30半ばぐらいの人が人生の参考書
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

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デビットフィンチャーをセブンの監督として
捉えてた身からするとかなり雰囲気が明るくて観やすかった。
ジェシーアイゼンバーグはオタク特有の早口がすごくハマってた。心地良い。


大天才で、色々ブっ飛ん
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ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

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姉さん良い人。

波いっぱいの感じが韓国っぽかった。初めて見たけど。最終的には綺麗にまとまってすっきり。

8 Mile(2002年製作の映画)

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めちゃくちゃカッコよかった。
これがHIPHOPかあ〜
生き様丸ごと糧にして毎日生きてる感じ。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

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戦争のリアル
救いのなさ
絶望感
ホラー映画よりよっぽど観るのキツい

世界史勉強したい

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.8

終始白黒の画面が、これから子ども達が色付けていく希望に満ちた未来のようでもあり、彼らが漠然と抱く不安を描いたもののようでもあり。。
これを全編白黒にしようと決めた人が凄すぎる



子どもが発する言葉
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