おくちんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

おくちん

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転校生(1982年製作の映画)

4.5

久しぶりに良い映画を観たような素敵な体験でした!この映画を初めて観たのは小学生。テレビで放映されるたびに、エッチな部分にドキドキ、ほろ苦い気分で終わっていました。大人になって観て観ると、どのシーンも面>>続きを読む

幻魔大戦(1983年製作の映画)

2.9

久しぶりに、しまった!と思った作品。眠いストーリー展開。今観ると、ルナやベガは何を考えているのかわからない。主人公の丈はひたすら彼らに振り回されているように感じた。当時は子どもながらにシスターコンプレ>>続きを読む

うる星やつら いつだってマイ・ダーリン(1991年製作の映画)

3.0

キャラクターデザインが受け入れられなくて観ていなかった6作目。10周年記念でファンサービス的な上映だったような印象。今考えると、完結編から三年くらいしか経っておらず、キャラのデザイン変更は賛否があった>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.4

やっと観ました!インドの勢い、明るさを感じる作品。なんかかつての中国映画を思い出しました、カンフーサッカーみたいな。とても話題作だったので期待が大きかったのですが、観て観ると、シンプルなストーリー。最>>続きを読む

マルサの女(1987年製作の映画)

3.5

観たかった伊丹作品。バブル時代の日本がエコノミックアニマルと揶揄されていた頃。僕は中学生くらいで、時折テレビでやっていたのをドキドキして観たような記憶。あらためて観たら。冒頭からヤラレた!エロを交えて>>続きを読む

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.1

ついつい自分の中の大人が出てきて、こうつぶやく。いくら高校生の時に好きだって、13年も経って、相手は高校生のままだったら、つきあえるの?って。ずっと同じではいられないから、色んな好きがわかるようになる>>続きを読む

岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

3.1

震災後の東北。家族を失ったひより。家族から逃げてきたユイ。行き場をなくした二人とお婆さんが家族になっていく物語。たとえ被災していなくても家族が壊れていて孤立している人、居場所がない人はたくさんいて、血>>続きを読む

赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道(2010年製作の映画)

3.8

久しぶりに鑑賞。TVアニメの赤毛のアンが子どもの頃から好きでした。アンが一人の女性に成長していくところが誇らしく、嬉しく思えるところが魅力でした。今この映画を観ると、アンとマシューやマリラとの絆の物語>>続きを読む

セロ彈きのゴーシュ(1982年製作の映画)

3.3

初めてみました。音楽と心。ゴーシュの閉ざされた心、コンプレックスが周りに認められて、やっと動物たちの優しさに気づく物語のように感じました。今の時代では、とてもあっさりとした小作品のように感じましたが、>>続きを読む

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.4

何度も観ている作品。弥生の苦しみ。義父からの性被害。性的虐待。写真に残された消えぬ傷痕。義父に翻弄された人生。冬子が自分の子であったことを知った時、弥生はどう思ったのだろう。自らの呪われた過去に冬子が>>続きを読む

女王蜂(1978年製作の映画)

3.3

久々に鑑賞。小学生の頃から幾度となく観ている作品。市川崑監督のシリーズでどの作品も好きですが、若い頃は何となくこの作品をレンタルして観てしまう所がありました。今観ると、冒頭から殺人、リズミカルなテンポ>>続きを読む

獄門島(1977年製作の映画)

3.1

久々に鑑賞。市川崑監督の金田一シリーズでは一番地味な印象です。今は亡き大原麗子や市川組とも言うべき常連キャストで、凄惨な殺人事件の中でユーモアも垣間見れます。スタッフの方の出演と坂口良子と三木のり平が>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.3

やっと観ました。ハリソンフォードのインディがスクリーンで拝めただけで、もう良いです!話はいつもの展開っぽかったし、少年が出てくると、キーホイクワンのキャラを期待してしまいます^_^列車や街中でのカーチ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

久々の宮崎監督作品。実は千と千尋あたりから、観終わるたびに、好きではあるけどすぐには理解できないと感じることが常でした。期待せずに今日を迎えたら、案外にすっと物語が入ってきて、初見でも十分に楽しみまし>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

最高‼️トムクルーズ、すごいの一言です。冒頭にトムからのメッセージがあって、こんな始まりもなんかいいなと思いました。ファンを大切にしてくれている気持ちが伝わってきて。ただ頭の片隅で、トムも年を重ねたな>>続きを読む

劇場版 Gのレコンギスタ V 死線を越えて(2022年製作の映画)

3.1

何のためにベルリたちが闘い、思っていたのか。理解できずに終わってました、、、。なんだか難しかったな。理解してみてみたいと思いました。

劇場版 Gのレコンギスタ IV 激闘に叫ぶ愛(2022年製作の映画)

3.3

テレビシリーズは途中で断念。この映画版になって、1、2作目はテンポが良くて面白かったです。前作でまた少し複雑になり、中弛みな感じもしました。そして今作。普通にモビルスーツ戦などを楽しみました。話は流れ>>続きを読む

ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.0

一気に観た感じです。途中の犯人が弟になりすましてソンギュに近寄るところで?となり、少し熱が冷めました。警察、何やってんだろう、身元確認しないのかと疑問。それまでのソンギュを容疑者に決めてしまう対応もな>>続きを読む

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.7

リドリースコット、さすがって感じの計算された作品です。ディカプリオもラッセルクローもすごい!この作品が作られた頃は9.11の影響が色濃く、イスラム教徒への風当たりが強かったように思います。今もあるかも>>続きを読む

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.7

何度も繰り返し観ている作品。石坂金田一の第二作。なんと言っても最後の磯川警部との別れのシーンと冒頭の再会のシーンが好きです。磯川警部の人の良さと金田一との友情を感じさせ、金田一への信頼が伝わります。そ>>続きを読む

ファイブスター物語(ストーリーズ)(1989年製作の映画)

3.1

久々に観ました。随分と前に観た時は、肩透かしな印象でした。今観ると、思ったより話がファイブスター物語のはじまりがよくまとめられていました。あと、やっぱり昭和の男のファンタジー!ファティマのマスコット的>>続きを読む

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.3

二年生!後輩たちが部活に入ってくる期待と不安。初め奏は何を考えているのだろうと気になりました。何か屈折しているような、、、。いろんな思いが人にはある。若さゆえの真っ直ぐさ。一生懸命にやってきたからこそ>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.9

繊細な映画でした。みぞれと希美の関係性を青い鳥とリズの物語になぞって紡いでいくストーリー。みぞれはとても繊細な少女。みぞれにとっては、自信のない自分に手を差し伸べてくれた希美は救世主だった。希美にとっ>>続きを読む

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

3.3

お似合いの二人だなと思っていたら、ラブストーリーでした!もち蔵のドキドキが伝わってきて、諦める気持ちがあって、幸せな気持ちになるのが、嬉しかった。たまこはずっとそばで支えてくれていた彼の存在に気づいた>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

面白かった!スピルバーグと重ねて観てしまいました。映画を撮ること。サミーの心が踊っている姿にワクワクしました。また母の心の揺れがサミーに大きな影響を与えます。親に守られている安心感があってこそ、好きな>>続きを読む

映画 けいおん!(2011年製作の映画)

3.2

ふわふわタイム!!五人の高校生活、キュンでした^_^何だか楽しかった学生時代、部活生活を重ねて観てしまった、けいおんシリーズ。テレビシリーズから映画まで女子高生のドタバタが描かれています。一人ひとりが>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

UFOかと思ったら、、、。面白い発想でした。実際にあんなのが現れたらパニックだよ!と思いました。観ていて、ホラー?SF?スリラー?どこに気持ちを持って行っていいのか分からない感じがナンセンスな映画だっ>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.1

もっと二人を見ていたいと思いました。小学生時代の辛いいじめ。被害者、加害者、傍観者、、、自分の痛みになって初めて解る辛さ、キツさ。誰も悪くないのに、耳が不自由なことでできてしまうバリア。言葉が伝わらな>>続きを読む

かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

素敵な映画でした。たぶん、家族で居場所を失くした弟のために、学校や家で孤立していた子たちのために現れた、かがみの孤城。きたじま先生の、こころにかける温かい言葉にグッときました。寄り添ってくれる大人の存>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.1

やっと観ました!まず思ったのは、あーこっち系だったのか!と。想像というか期待していたエンタメ方向とはズレていました。パートoneが長く感じてしまいました。パートtwoはまずまず。やっと慣れましたって感>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.2

劇場予告で観てみようと思った作品。自分の選択に後悔しまくったことを思い出すようなストーリー。高所の怖さはもちろん、あぁ、友達を信じた自分がバカだった、もはや選択したのは自分。ゆえに自分が悪かったと繰り>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.1

前作を忘れた頃に、この2作目を鑑賞。やはりハラハラ、ドキドキしました。スリラーはどちらかというと苦手で、途中で止めながら観てしまいました。中断せずに観た方が良いですが、、、。展開は想像を超えるほどでは>>続きを読む

CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

3.1

久々に鑑賞。やっぱり庵野監督はキャラクターモノが最高!って思わせてくれる作品でした^_^何度も観ているので、中だるみ感のところも楽しみつつ、怪人キャラの造形がシン仮面ライダーに通じるものを感じて、感慨>>続きを読む

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.0

初見。エヴァのアスカ実写版みたいな感じでした。前半は、心が壊れている人の世界。この作品を撮った庵野さんは狂気との境にいるのか、作品に自分に向き合うことの怖さ、アーティストの危うさを感じてドキドキしまし>>続きを読む

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.0

庵野作品を辿ってみたくなり、鑑賞。初めて観たのですが、、、面白いとは思いませんでした。シンエヴァに繋がる私小説的な表現、心の機微を描いた作品でした。原作も読んだことがありませんが、あの時代に観ることに>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.1

ビジュアルはOK!話は・・・。導入から、ワクワクしました^_^007のスカイフォールとか連想してしまいました。レースアクション、いいです。棒読みな感じの本郷猛も、なんか朴訥(ぼくとつ)な雰囲気を出して>>続きを読む