U子さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

U子

U子

映画(689)
ドラマ(4)
アニメ(0)

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.7

カットせずに一気に撮ることの効果がよく出ていた。
焦って空回りするアンディ、息することも忘れそうな感じがよく伝わってくる。
レストランのあちこちで繰り広げられる人間模様。マネージャーとスーシェフの争い
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

想像していたよりずっとよかった。
君の名は、天気の子は、
いろいろつっこみたくなる部分があったけど、今回は何もなかった。
ただ深津絵里の宮崎弁だけ。。
そんなの気にならなくなるぐらい、
よくできてた。
>>続きを読む

蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.7

20年以上ぶりに、午前十時の映画祭で鑑賞。
黒澤明の中では好きな作品だったので、
今みるとどうかなと思って楽しみだった。

実際みてみると、あれ。こんなのだったかなと。なんか思ってたよりおもしろく無く
>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

真綿で首を絞められるような生活。
外からみたら、玉の輿で幸せなんだろうけど。
自分の生い立ちと、妊娠と、
結婚生活の苦しさが、
異物を飲み込むことで一瞬楽になる。
異食症のことは詳しく知らないけれど、
>>続きを読む

ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの(2012年製作の映画)

3.8

前作を観てめちゃくちゃ感動したのに、
こちらを観てなかった!
ふたりのコレクション作品たちが
50州×50個プロジェクトで
アメリカ全土に展示されると言う
さらに胸熱な企画。

ハーブが無口で元気ない
>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.4

原作も俳優も好きなのに、
全然面白くなかった。。。
残念。
雰囲気だけはいいのかもしれないけれど。

自分とは関係ないどうでもいい人が
どうでもよくなくなっていくのが
観たいのに、最後まで感情移入出来
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.0

おもしれー!
こんなことまでするんかー!と
ニヤニヤが止まらん。

問答無用の面白さ。
最高のエンタメ。
ビームもラーマもかっこいいー。
バーフバリがいまいち乗り切れんかった
私だけど、こちらはもう
>>続きを読む

怪人現る(1928年製作の映画)

3.7

これが一番好きだった。
一番カオス!
家に変な老人が現れるから
スコットランドヤード探偵がやってくる。
謎の老人は、現れたり消えたり自由自在。
実はここは精神病院で、みんな患者だった。
チャーリー探偵
>>続きを読む

全自動レストラン(1926年製作の映画)

3.5

これも、またすごい機械でてくる。
100年前ぐらいなのに、
全自動レストラン。
一人で何人ものお客さんをさばける。
牡蠣のスープとか、
牡蠣が動いたりして、
ブラザーズクエイが好きな理由わかる。
所々
>>続きを読む

たまご割れすぎ問題(1926年製作の映画)

3.5

タイトルから面白い。
卵の殻割れやすいから
割れにくくしようとして、
変な機械を作り、
どういう仕組みかまったくわからないけど、
ゴムみたいな卵できる。
途中、車のボンネットに卵置いてたら、
車の赤ち
>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

双子の魅力にやられた。
自分も今の娘と同じ歳で遊んだら
どんなかんじなんだろうと
想像してみる。
それを映画でやってた。

なんか悲しいことが起こるような
不穏な空気があるので、
まさかお母さん、実は
>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

配信されたので鑑賞。
うーん、私は面白くなかったな。
設定自体が気持ち悪いとかではなく、
それがあり得ると感じられるぐらいの
リアリティが私には感じられなかった。
俳優の熱量とかは
感じられるのだけど
>>続きを読む

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.9

深田監督やっぱりすごいな。
いつも胸えぐられる。
子供を失って、
ずっと泣けなくて、
葬儀の時に元夫がやってきて、
ひっぱたかれて初めて泣くシーンや、
地震が来て、何を守るかっていったら
息子のやりか
>>続きを読む

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.5

テアトル梅田が最後なので、鑑賞。
27年ぶり!そんなに経ったのね。
当時はおしゃれな映画やなあ、フェイ・ウォンかわいいなあと思ったな。
今みても、やっぱりフェイ・ウォンはかわいい。クランベリーズの曲か
>>続きを読む

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.0

めっちやおもろい最高。
フェリックスはさておき、
自分たちで負け組と言ってるシェリフとエドゥアールの2人がいい。

フェリックスの好きな子がヴァカンスに行くのについていく親友シェリフと、
ふたりのこと
>>続きを読む

セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

4.2

大好きな作品。20年ぶりぐらいに鑑賞。
映画館で観れて幸せ。
解釈いろいろあるだろうけど、
とにかく二人が魅力的!
服とか髪型とか、はしゃいでる
セリーヌとジュリーみてるだけでうれしい。

しかし、
>>続きを読む

螢火(1958年製作の映画)

3.8

織田作に淡島千景という大好きな組み合わせ。観ないわけにはいかない。
寺田屋のおかみ、おとせの話。
姑や小姑に苦労し、夫は掃除だけしか能のない道楽者。
寺田屋をひとり切り盛りする、おとせ。
それでも文句
>>続きを読む

からゆきさん(1973年製作の映画)

3.4

サンダカンの映画みてと小説読んで、
こちらも気になり鑑賞。
サンダカンの作者が女性だったから
あんなに心揺さぶられたのかなと思った。
今村昌平がからゆきさんを映像に残してくれていたことは素晴らしいのだ
>>続きを読む

ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

3.4

ヌレエフのドキュメンタリーをみて、こちらも鑑賞。
うーむ、ドキュメンタリーの方がだいぶ面白かった。偉大な才能を再現するのって難しい。背格好などは似ているのかもしれないけれど、なんか足りてない。だいぶ。
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.6

娘のリクエストで鑑賞。
こういう風に子育てできたら
いいのになと思うけど、
現実には難しい。。
でも、常識や枠の中に、子供を嵌めず、
その子の好きなものを伸ばしてあげたい。

さかなクン、同世代なので
>>続きを読む

バレンチノ/ヴァレンティノ(1977年製作の映画)

3.5

ヌレエフのドキュメンタリーをみて、
こちらも鑑賞。
ヴァレンティノ本人の映画は観てないけれど、
これはケン・ラッセルらしいかんじ。
ごちゃごちゃだけど美しいのが良い。

ゲイと噂もあるようだけど、
>>続きを読む

ヌレエフ -世界を変えたバレエ界の異端児-(2018年製作の映画)

3.8

何気なく観たけれど、めっちゃ面白かった。
ヌレエフの存在は知ってるけるど、
生い立ちから死までを知ると
込み上げるものがあった。

バレエか祖国かの選択で
バレエを選びジレンマを抱えながらも、
豹のよ
>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.5

娘のリクエストで一緒に鑑賞。
子供の頃観たのか観てないのか、
定かではないけれど、
チャッキーにあんな黒魔術かけられてたんだね。
娘も怖がってたが楽しめたよう。
続けて2も観てみよう。

WANDA/ワンダ(1970年製作の映画)

3.5

テアトル梅田が閉館するそうで、
これがテアトルで観る最後の映画かも。

とても高評価だったし、
デュラスやイザベル・ユペール、カサヴェテス、スコセッシなどが傑作と言ってるのでみてみた。

私はあんまり
>>続きを読む

はだしのゲン2(1986年製作の映画)

3.5

引き続き鑑賞。
改めて、ゲンの人生がハード過ぎて、
それでもたくましくて、
まだ10歳ぐらいなのに、悲しい。
またマンガがよみたくなった。

はだしのゲン(1983年製作の映画)

3.5

夏休みなので、娘と鑑賞。
私以上に夢中になって、
そのまま2まで一気見。

小学生の頃、
図書室にある唯一のマンガだった。
いまだに忘れられない。
娘にもこんなことが本当にあったということ、知ってもら
>>続きを読む

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.5

娘と鑑賞。
娘いわく、今までみたなかで
一番面白いとのこと!
それはよかった。
70年代の感じが私も楽しめた。

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.6

一作目より面白い笑
新しいのに、なんか古い感じもでてるのがいい。フィービー役の子もいいね!
祭壇みたいなのが一作目と同じぐらい
わざとチープに作ってある?のかなそれも良い。
出てくるかな?出てくるかな
>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.5

IUは良かったけど、
ソン・ガンホはなんかいつもより
歯切れ悪いような。
ストーリーも、
疑似家族や赤ちゃんポストや、
母性や、いつもの是枝監督のテーマにつながる。
でもなんか都合良いというか、
赤ち
>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.7

昨日オーバーフェンスをみて、
今日はこちら。
佐藤泰志ハシゴ。
断然、こちらの方が良かった。
出ている俳優みんな良い。

業の深さ故に、菩薩みたいな
何かを感じさせる
池脇千鶴の千夏。
そして菅田将暉
>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.4

函館行く前に鑑賞。
佐藤泰志の本は何冊か読んだけど、
映画は初めて。

うーむ、聡に全く共感できない。
ラストなんだか明るい感じで終わったけど、
これから地獄が始まるとしか思えなかった。
あんな風に病
>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

15歳のゲイリーと25歳?のアラナの
関係がいいね。
一目惚れしたゲイリーが口説きまくって、
子供は相手にしないと言いながらも満更ではないアラナ。
お互い違う人好きになったり、
ゲイリーに至ってはアラ
>>続きを読む