dope猫さんの映画レビュー・感想・評価

dope猫

dope猫

映画(172)
ドラマ(0)
アニメ(4)

月世界の女(1929年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

長い。
ロケットのデザインから大城のぼるという漫画家が当時観てたんじゃないかという気がして鑑賞。しかし大城よりもモロ手塚治虫だった。
五人のブルジョワの手下の男の変装する仕草なんか、本当に手塚マンガの
>>続きを読む

秋津温泉(1962年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 書きたいことはたくさんあるが言葉にならない。Filmarksでは不評の林光の後期ロマン派風の音楽も素晴らしかったです。

南部の人(1945年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ルノワールヤバすぎる。この映画も水に翻弄されることで付き物が落ちたり、落ちなかったりする。

浜辺の女(1946年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャン・ルノワール全部いいぞ!
三角関係最高!盲人の画家最高!
冒頭の難破線のモンタージュもいいし、暗がりの中にじっといる女の佇まいもいい。
おれも絵を描くので目が見えなくなるのは怖い。失明する夢をよ
>>続きを読む

曳き船(1941年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

バカ、病気の妻ほっといて、浮気するな!死ね!

情婦マノン(1948年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

アバズレ・ロリ巨乳にイカれる主人公に、アホかいなと思いつつも、憎めないヘタレぶり。
頑張れ〜(苦笑)って感じだが、船から丘にあがってからムードが一変する。
砂漠の上から、画面を対角線上にマノンが滑り落
>>続きを読む

黄金の馬車(1953年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

凄すぎて何も言えん。完璧なラスト。色彩も素晴らしい。
「河」もそうだけど、夢と現実についての箴言が映画に挿入されている。こういう人って大抵、歳をとるごとに憂鬱に苛まれてゆくのだけれど(夢に思いを馳せる
>>続きを読む

(1951年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごいな。大人の撮った映画だ。
色がいつも美しい。親父の絵より、いい絵では?と思う瞬間も何度もある。
トリュフォーの「恋のエチュード」を思い出した。似たような構図も何度もあった。

ランジュ氏の犯罪(1936年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

退屈なところも沢山あるが、ジャン・ルノワールの映画は記憶に残るシーンが沢山ある。最後の二人の後ろ姿よ。

この空は君のもの(1943年製作の映画)

4.4

よく考えると筋めちゃくちゃ何だけど、奥さん可愛いし、カッコいいので◎
孤児院のこどもたちのぐるぐるダンスから始まり、こどもたちの後ろ姿で終わる。いいシーンが沢山ある。最高〜!
ピアノ教師が、「この中年
>>続きを読む

肉体の冠(1951年製作の映画)

3.2

中年のオバハンのためにどうして人生を棒に振れるのか、全くわからんかった。

ジュデックス(1963年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

よくわかんなかった!最後落ちるところ、カメラを女盗賊が睨め付けるところは最高だった。

恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

画面が律動してて前半最高。画面がずっといい。パッと時間飛ばしたり、しつこくないところが。
ラストあれでいいのか?と思ったけど亜蘭君のレビュー読んだら納得した。

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

4.0

10年前みたときは、よくわからなかったが、ルノワールの息子がこれを撮ったかと思うとグッとくる。人間の機微にまた涙。画面がカラフルで美しい。
客をかき分けて出てくる踊り子の登場シーン、泣ける。パタシュウ
>>続きを読む

緑色の髪の少年(1948年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

楳図かずおもトリュフォーも絶対観てる
構図はまぁまぁだが素晴らしい脚本。信頼できない語り手だが、それでも何か奇跡が起きている。
どことなく少年愛的な、ホモセクシャルな匂いがする。
洗面台の前の演技「夜
>>続きを読む

ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

4.4

ボロ泣きしてしまった
おおむかしみたときはようわからん映画だったが…。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ワケのわからん映画だった。
新海のアニメは絵や動きはうまいが、うまいだけなので、どうしても脚本やシチュエーションの妙を鑑賞することになる。

スズメと椅子の恋愛に、いまいち納得できず、その「恋愛」のモ
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

最後の決断、気が狂ってて最高!これでいいんだよ!

周遊する蒸気船(1935年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いい映画だけど、自分が知ってるフォードってこんな感じだって感じ。(その前に観た『鄙から都会へ』にはブッ飛んだ)

犯罪王ディリンジャー(1945年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

無駄がない。感動的なほどソリッドな演出はわれわれが手本にすべきものだと思う。
ラストの死に様の美しさ。ビックリした。
初期劇画はこういうの観てたんだろうなとも思った。

殺し屋ネルソン(1957年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

 ドン・シーゲル監督はダーティー・ハリーで知った。
 イーストウッドがいいんだろうなと思ってイーストウッド監督作品とか色々観ても悪くはないがそこまでノレず、そのうちシーゲル監督がいいのだと思い当たった
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

発表会の時に音が消えるシーン大変感銘受けました。これで評価が爆あがりした。
母親の描き方が、妙なリアリティあり良かったです。
主人公が色々背負わされ過ぎてて大変そうだった。マーヴィンゲイ役の音大落ちた
>>続きを読む

奇跡(1954年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

最後は、よかったけどテンポが悪すぎた。
画面構成を褒めてる評を結構みたけど、そんなに構図が上手いとは思わなかった。

奥さんが一時的に助かるシーンがある。主人公の爺さんが医者と助産師に「コーヒーを豆か
>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

チャステイン、どタイプだった。可愛い。
脚本家何人いるんだ、一人で考えつかないような精緻さ。

ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

4.6

いまの俺に必要な映画だった。
久々に登場人物に共感する映画観ました。
リアリズムが過ぎるぜ。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

何ちゅうプロパガンダだ!
ロシアが全部悪いのか!右翼映画め!
お前んとこが世界一核兵器持ってるだろ(怒)
とか思うけど、それはそうとしてめっちゃ感動しちゃった……(照)

ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

流石に10回も観てると飽きてきた…と思いきや号泣。
至高のラストシーン。めちゃくちゃ美しい。

ブルースリーの拳は力入りすぎてプルプル震え、顔は哀しみに満ち満ちている。

料理人の二人を撲殺するシーン
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

優れた作品であるとは思う。しかしノレない。

自分と同じもの…たとえばチェーホフが好きなはずなのに、尽く好きな側面が違う感覚がある。主人公の妻の不貞行為や、それに向き合えなかったことへの後悔など、身に
>>続きを読む

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

全然趣味じゃないけど素晴らしかった。
——————
観てから一週間くらいずっとユリイカのことを考えている。再生の物語というより、神話みたいな話だ。絵がずっといい。

縮みゆく人間(1957年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

完璧すぎるエンディングでは…?B級映画の奇蹟。
「大アマゾンの半魚人」観たときも思ったが、どこかジャック・アーノルドの映画は違う。

ノロワ(1976年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

最初の20分、すごい傑作だ…!脚本も構図もバチバチだ…!話もいい!絵も描ける監督だ!と感動しましくったのも束の間。途中から筋がワケ分からなくなり迷走。もっと時間短くして、最後まで物語に責任持てばいいの>>続きを読む

ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ラスト鬼かっこいいな。あと怖いです。