鵜さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

鵜

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1916 自由をかけた戦い(2019年製作の映画)

3.0

戦争が起こる度に占領されてしまうポーランドという国の事はほとんど知らないけど、独立に対する強い思い入れが行動を起こさせたという史実は印象付けられた
ただ、商業的に日本で成功したとは思えないけど、こうい
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.5

なんの事前情報なく視聴したが、なかなか見応えがあった。あとで確認したら、劇を映画化したとか
キャスティングも素晴らしく、中盤以降はかなり集中できたほど
ストーリーもよく練られており、何気に観ただけにお
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男はつらいよ 寅次郎子守唄(1974年製作の映画)

3.5

録り溜め寅さん
笑いがたくさんある作品だった
旅立ちの唄、上條恒彦がこんな役をこなしていたとは驚きだけど、時代を反映していたのでしょう
倍賞千恵子さんはもちろんの事、十朱幸代さんもかなり美しい方だと再
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男はつらいよ 寅次郎恋やつれ(1974年製作の映画)

3.6

本作はいきなりの祝い事からスタート?と思いきや、やっぱりいつもの寅さん。ストーリー的に脈略はどうかと思うけど、まぁいいか
それにしても吉永小百合の綺麗さ、可憐さはあり得ない!未だにその美しさが変わらな
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.8

差別の問題はどこの国でも存在するけど、この作品のように米国では未だに根強く残っているように思うが、あまりにも酷すぎて、怒りすら覚えてしまうほどだった
けれど、そんなとてつもない壁に立ち向かったブライア
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.3

嵌めたつもりが嵌められた
って、タイトルから十分予想できたので、そんな見方をしていたら、そうであって欲しくないと思えた自分がいた
けれど、そう話は単純ではなく…
よくできたサスペンスでした

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

他作品の予告でチェックし手に取ったが、ポップやその他の評価通りの見応えある作品だった
じわじわと明かされていく状況と最後に明かされる真実
大どんでん返しというほどではなかったが、十分納得できる仕掛けだ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

前半で、登場人物は2人だけ?何だか地味な戦争映画やなぁと思いきや、徐々に目が離せなくなってしまった
目まぐるしいカメラワークも緊迫感は伝わるが、この作品は激しさはないものの、どこで何が待ち受けているの
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男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)

3.5

いつもの恋ばな部分は幾分少なく、寅さん家族の繋がりがクローズアップされていたように思う
たまたま一緒に観た家人にも、笑いつつ穏やかに寅さんの良さが浸透していったような気がした
珍しくはっきりフラレた寅
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初恋(2020年製作の映画)

3.3

なんでこれが初恋?と考えながら二度観てもあまりよく分からなかった
けれど、展開としては好きな部類に入るもので、特にラストに向かうシーンはとっても良かった
バイオレンス感満載ながら、締めくくりには希望が
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.1

いかにもアメリカンテイスト満載の作品なので、好き嫌いはあるかも知れない
いずれにせよ、アメリカに限らず女性は強いって事なんでしょう
もちろん、権力に頼るセクハラは許せませんが
アメリカも、日本でもそう
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仮面病棟(2020年製作の映画)

3.0

原作を読んだのは随分前なので、新鮮な目で視聴できた
読んだことがあるせいなのか、途中から何となくラストがイメージできるような感じで、進むにつれワクワク感が弱くなってしまった

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

3.2

冒頭で桑田の演出が気になった
彼独特の解釈かもしれないが、こんな形でのパフォーマンスは避けて欲しかったと思う。寅さんに対するリスペクトが足りないのでは?
本編は、格別大きな感動を生むものではないけど、
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男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973年製作の映画)

3.6

これが十年以上前、人に勧められて観ようとした初作品で、冒頭にあるおもちゃのピアノのシーンで寅さんと家族のやり取りで、嫌なイメージを持ったため中断したきり、以後、一切観なかった曰く付きの作品でした
けれ
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

2.3

なんじゃこれは!
前半はまだしも、リアル化物が出てきたらあかんやろ
けど、日本のヒット作も髪を伸ばした○子が出てきたか、なんて思いつつラストを迎えた
脚本家の思いはあるだろうけど、それが誰にでも受け入
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.3

視聴後、何だか気持ちがゆったりした
大きな山場はないけど、人への思いはいつまでも続き、それが今の自分を支えているみたいな事を考えた
たまにこんな作品に出会うと優しくなれるかも
広瀬すずは、これで高校生
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嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.0

キャスト、設定もなかなかなのにそれほどのめり込めなかったのは、監督の嗜好が自分には合わなかったから?
前作も同じような印象があったので、きっとそうなのかも
けれど、次作があればまた見てしまいたくなるの
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

いかにもな滑り出しからグイグイ引き込まれていき、中盤でもう解決?そんな訳ないと更にはまり込んだ
探偵が、そうキレ者ではなさそうな雰囲気はわざとなのか、どうなのか分からないけど、2時間超えでも満足できる
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男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年製作の映画)

3.4

いやぁ、八千草薫の可愛くてベッピンな事といったらありゃしない!っていうほどの衝撃です
しかも、そのヒロインから告白されてるのに名にもできない寅さん、最高です!
これだからこそ、多くのファンを引き付けて
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.3

この作品を見て成田凌の印象が大きく変わった。役どころのせいかもしれないが、これまではあまり好んで見ない役者だった。けれど、注目されてるだけあって、なかなか芸達者なところに魅せられた
ストーリーは、やや
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.3

犯罪者を出した家族の在り方は、小説でもよく取り上げられる題材だが、一定の周期で作品が出てくるような気がする
観る側は我が身に置き換えたら、あるいは周囲にそういう人がいたらと考えながら入り込んでいく
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.2

ハチャメチャすぎて何だかよく分からないうちに見いってしまった
映画のひとつの在り方として、これは受け入れられる方法かも。私は取っ付きにくくて敬遠ぎみですが…
けれど、なんとなく皆がまとまってくるところ
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.6

過去の本人が素のまま現れるというのはSFチックながらも、ルール無用な感じが良かった
なんでガンダーラかよく分からないけど、今風でしっくりきたし、絶妙のタイミングであいみょん!
某氏が大作でヒットを飛ば
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.5

予告からすると、もっと官能的な作品かという印象があったが、テーマはそうではなかったみたい
すれ違いはあったけど、いい夫婦を見させてもらったようで、現実が…
雑誌の広告でこんなのを見たことはあるけど、こ
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地獄少女(2019年製作の映画)

2.4

地獄少女の出番が少なく、カルト集団?の話がメインみたいだったけど、ここに繋がるんかい
っていうのが素直な感想
原作は知りませんが、映画化されるほどなのでもっと面白いはず
予算の問題?監督の嗜好?
これ
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ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)

3.3

スナイパーがヒロインなのに、戦闘シーンはそれほど多くなく、むしろ女性の観点から戦争を捉えたところが、いいテンボを出していたと思う
無駄を省いて淡々と展開するところが小気味良いが、この手のジャンルが好き
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団地(2015年製作の映画)

3.1

団地に存在するビミョーなコミュニティは、世間の縮図なのかもしれないと思わされるような内容
藤山直美なので笑いを期待してたけど、裏切られ感はなかった。こんなんもありやと
ジャンル分けするには、かなり難し
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男はつらいよ 柴又慕情(1972年製作の映画)

3.6

いやぁ、シリーズの中でも見事なフラれっぷりでは上位なんではないでしょうか
やはり、吉永小百合の美しさによる加算点が大きいかもしれません、さくらさんも負けてはいませんが
この作品では、特にさくらさんのツ
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

2.2

なんか、訳のわからん作品やったのは印象にあったけど、懐かしさのあまりprimeで視聴したら、その印象を裏切らないほどハチャメチャだった
アイドルや美形を何人か出して、とりあえずまとめようかってノリやっ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.6

レンタルしたDVDで予告を見て、扱い方間違えたらとんでもない駄作になる?と思いつつ次回レンタルにチェックしようとしたら、Amazonprimeで配信があり飛び付いた
突っ込み処はあったけど、うまくまと
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

2.8

特に関心を持っていた訳ではないが、なんとなく鑑賞した
題材として、そんなに各国で作られるほど興味深いものではないのに、何故なんだろうという方に関心を持った
弱者が悪に立ち向かうという構造なんだろうけど
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.5

プロレスはショーだと言い切りながらも命懸けというスタンスが素晴らしい
あくまでも興業だから、見せる側と見せられる側の納得が必要。これは、その辺りと、本気の狭間をアピールできた作品だと評価したい
ラスト
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.6

こんな話の進め方好きです
多くを語らず、ものがたりの進行にしたがって理解が進む、ある意味ミステリーの謎解きのように
長男はどこや!みたいな思いを秘めながらも、ストーリーにのめり込んでいくのも心地よかっ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.3

実話である事を理解しつつ観るのとそうではないのでは、かなり印象が違うかも。といっても、この作品が前者なのは間違いないけど、後者の立場で観たらどうか、なんて考えた
どちらの見方でも、この作品はのめり込め
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.2

これって、やっぱり宮本が主役なんですよね、って言えるぐらい蒼井優の存在感はありすぎだった
けど、そんな宮本を主役に据えるところがこの作品の妙なんでしょう、きっと
なんとか、男のプライドを守ろうとすると
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.5

エドワードノートン、名前は記憶にないけけど、🔍️したら5作ほど見ていたので馴染みがあるし、親しみやすい雰囲気のある俳優
主演で監督するなんて大したもので、あの大物をあっさりと扱うところはさすがだと思っ
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