甘味さんの映画レビュー・感想・評価

甘味

甘味

ぐうたら主婦の備忘録。個人的に思い入れの強い作品にだけ★5つ。ゆるゆるやっとります。読みはかんみでも、あまみでも…

映画(658)
ドラマ(3)

嗤う分身(2013年製作の映画)

4.2

初リチャード・アイオアディ。
当時劇場で見た予告編がなんとも唆る雰囲気で、しかも大好きなミアちゃんとジェシーの共演ってんでめちゃ気になってた本作、やーっと鑑賞。

ドストエフスキーの「二重人格」が原作
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クヒオ大佐(2009年製作の映画)

3.5

吉田大八5本目。
この実在した結婚詐欺師・クヒオ大佐について、以前メディアで監督が熱く語られているのを見た。映画のみならず宮沢りえ主演で「クヒオ大佐の妻」っていう舞台まで作っちゃってて、監督よっぽど好
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

大好きな「茄子 アンダルシアの夏」と「茄子 スーツケースの渡り鳥」の高坂監督の初長編とあらば、観に行かない訳にはいきますまい…って事で娘と一緒に映画館へ。
うん、やっぱ思ってた通りめちゃくちゃ良作。未
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スポンジ・ボブ/スクエアパンツ(2004年製作の映画)

4.0

毎度観るたび冒頭の歯ブラシのくだりで死ぬほど笑って、その後ボブがプランクトン踏むとこで笑いすぎて死ぬ。てかだいたいずっと笑ってる。
全てがドラッギーで狂ってて頭おかしくて最高。普段のテレビシリーズもお
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鬼婆(1964年製作の映画)

3.9

もいっちょ新藤兼人。
ある姑と嫁。毎日食べる為に殺して盗み、泥のように寝る生活。
そこへ近所の男が一人戦場から戻ってくると、夫を失った嫁の性欲が爆発。姑は嫉妬に狂い…

やー、面白かった。スピード感や
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裸の島(1960年製作の映画)

4.2

日々を生きていくということ。
素晴らしく美しかった。これは人生の縮図だ。

瀬戸内海の何もない小島に住む、ある家族の日常。
台詞は一切無い。全編にわたって淡々と描かれ、余分な演出も全く無い。だからこそ
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雁の寺(1962年製作の映画)

4.3

うわぁぁ最高や〜すんばらしく面白かった〜。川島監督はしとやかな獣も凄かったけど、個人的にはこっちのが更にヤバい〜大好き〜

簡単に言っちゃうと、文子様のお色気が引き起こしてしまう愛憎劇 in お寺。和
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ワァ〜びっくりするほどハマらんかった〜なんとなくそんな気はしてたけど〜ワァ〜

未体験ゾーンに連れてってくれるどころか真新しさ全然なくておばちゃんガッカリ。まぁでも確かにこの類のやつみんな好きよね…ザ
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瘋癲老人日記(1962年製作の映画)

3.6

色ボケ爺を手玉に取って金を巻き上げるSっ気たっぷりな文子様が最高。衣装がどれも素敵で、特に肩出しドレス姿のなんとまぁセクシーで可愛いことよ。そら爺の寿命も延びるわ。
仏足石の足型取るシーンがアホみたい
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秋津温泉(1962年製作の映画)

3.7

評判通り映画としては物凄い上質で美しかった。幾多の細やかな演出で紡ぎ上げたある男女の17年。こりゃ完璧って言われるのも頷ける。

でも残念ながらイマイチハマれんかったなー、予想はしてたけど。綺麗なメロ
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.9

加賀まりこ様が超人的に可愛い。延々顔アップのみの長回しも十分持つ可愛さ。奔放で、小悪魔で、その完璧なファムファタールっぷりに惚れ惚れしちゃう。
でも正直映画としては大した事ないような?ヌーヴェルヴァー
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ぼんち(1960年製作の映画)

4.2

船場の老舗足袋問屋のボンボンが周りのキョーレツな女達に振り回されながらも成長してくお話。めちゃめちゃおもろいで〜。

とにかくみんなキャラ立ちまくりやし、内容も相当えげつないのに不思議と観てて心地良い
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浮草(1959年製作の映画)

4.3

久しぶりに小津先生観たら画の端正さに目を奪われてちょっとの間全然話が入ってこんかった…笑
カラーやと画面デザインにおける完璧主義具合が余計分かって毎度ヒィ〜ッてなるな。美に対する拘りが変態レベルで全カ
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痴人の愛(1967年製作の映画)

3.4

めちゃカッコいいし面白いんやけど、残念ながら一番の肝であるナオミ…っていうか大楠道代にハマれんかった。個人的に20代の溌剌としたこの頃より、30過ぎてしっとり妖艶な美しさを纏った大楠さんのが断然魅力的>>続きを読む

刺青(1966年製作の映画)

4.5

冒頭からラストカットまで漏れなく全て最高。死ぬほどカッコよくて死ぬほど面白い。
最初の取っ組み合いシーンでアドレナリンドバドバ、完全スイッチオン。私も文子様の背中の女郎蜘蛛に食い殺されたい…!!(狂)
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卍 まんじ(1964年製作の映画)

4.4

大好き。むちゃんこおもろい。最高。
普段なら許せないキャストのなんちゃって大阪弁が逆に愛しく感じるなんて。うちこんなん初めて。皆んなめっちゃカワイイやん。
岸田今日子の良さは勿論なんやけども、本作の若
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.0

森田芳光の家族ゲーム、完全にこれパクッとったんやな…(遠い目)

まぁそれは置いといて。
団地の一室のみで繰り広げられる大スペクタクル会話劇。登場人物みんな下衆!めっさおもろ〜!
思った通り若尾文子様
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妻は告白する(1961年製作の映画)

4.3

あーもうヤバいわ。めちゃくちゃ面白い。
法廷劇観てるつもりだったのに今現在「愛…?愛とは一体なんぞや…??」って私の頭の中はぐちゃぐちゃ。痺れるラストカットで魂もってかれて放心。最高でございます。助け
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くちづけ(1957年製作の映画)

3.8

ここらでデビュー作をば。
やー、流石っすな。初っ端から完成度高すぎてビビるわ。こんな瑞々しいラブストーリーが数々の傑作を生む原点となった訳やね…
因みに観た後、本作の原作小説の作者が主演の川口浩の父ち
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巨人と玩具(1958年製作の映画)

4.0

これは喜劇?それとも悲劇?
巨人(抗えない日本社会のシステム)と玩具(それに翻弄され、消耗され、使い捨てられる人間)ってタイトルの凄味。はぇぇ〜おもろ〜!やっぱ増村すげぇ〜!

しかし日本人ってぇのは
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最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

4.1

増村作品未レビュー分。
最高にポップでキュートな傑作ラブコメ。モダンでおっしゃれ〜なオープニングで即心掴まれる事間違いなし。溢れる活気とスピード感が堪らん。
まず、本作の茶目っ気たっぷりな魅力を表した
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美貌に罪あり(1959年製作の映画)

4.5

すっげぇ…何この完璧さ。超面白い。そして全く以って粗がない。
人生のままならなさをこんなにもカラッと描いてるのに、観た後胸に染み渡る感じが半端なくて吃驚する。
杉村春子と山本富士子の盆踊りがちょっと名
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.7

モリミーファンにつき楽しみにしてた本作、夏休み最後のデートと称して娘と観てきた。「めっちゃくちゃ面白かったなぁ〜!!」って興奮する娘と共に色々語らい、最高に楽しい夏の締め括りに。一人で観て思いっきり泣>>続きを読む

青空娘(1957年製作の映画)

4.6

なんて気持ちいいの。
澄み渡る青空みたいに清々しく爽やか。心弾むテンポ。軽快で愉快。笑えて泣けて、胸がいっぱい。大好き。

観た人はきっと、みーんなミヤコ蝶々の達者な喋りに笑わされ、死ぬほど可愛い若尾
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Seventh Code(2013年製作の映画)

3.8

黒沢清がアイドルのMV撮ったらこうなるんか…!!ってやたら興奮しちまったよ。前田敦子が超絶苦手なもんでなかなか手が出んかったけど観て良かったー。

渡哲也の東京流れ者や原田知世の時をかける少女がそうだ
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贖罪(2012年製作の映画)

3.7

お盆の実家帰省を利用して全5話イッキ見。
監督黒沢清、そしてこの錚々たる顔ぶれの俳優陣。まぁ〜なんとも贅沢なドラマだったわ。

まぁまぁ面白い内容なのにオチが弱過ぎてなんだかなぁって感じだったけど、(
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男子高校生の日常(2013年製作の映画)

1.2

DKは可愛いけどJKがクソうぜぇ。
内容は評判通り死ぬほどつまらんぬ。酷すぎてキャストが気の毒んぬ。もっと真面目に作れんぬ〜〜〜!!!怒
何気に初の松居大悟だったんだが、他作品は大丈夫ですよね?ね??
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大いなる幻影 Barren Illusion(1999年製作の映画)

4.2

違和感と不安感に満ち溢れた美しい画面のみで構成された95分。即ち黒沢清の芸術性が堪能出来まくる作品。

ヌーヴェルヴァーグやすげ〜〜〜。清すげ〜〜〜。もうゴダールですやんか。
意味不明でストーリーのス
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.6

結婚当初夫婦で観て以来大大大好きなMr.インクレディブル。それから14年、待ちに待ってやーーーーっと公開された続編を今回は8歳の娘を連れて家族3人で観に行けた事、もうこれだけで胸がいっぱい。

初っ端
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

5.0

実はピクサー作品の中でも一二を争うぐらい愛してるインクレディブルズ。

旦那と結婚したばかりの頃レイトショーで観て、二人して大興奮しながら深夜家路についたのを昨日の事のように思い出す。(その後旦那はボ
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ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

3.6

原作の世界観を全力で表現しようとする作り手の気概が感じられた。うーんって所もあったけど、リスペクト感に好印象。
野村周平と間宮祥太朗がこの後、また兎丸先生原作の帝一の國に出てるってのが凄いねぇ。ライチ
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茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

4.2

前作に引き続き続編も久々に。
スペインじゃなく日本が舞台なんだけど期待を裏切らず味があって面白いんだなー、これも。
たった一時間弱で笑えるしハラハラするし興奮するし胸が熱くなるし。全くもって無駄がない
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.2

連日酷暑で焼け焦げそうな中、あえて更に上を行く摂氏45度の灼熱の地を走る男の作品を。たった47分しかないけど、とっても熱くて味わい深い大好きな小品。

観ると必ずアインシュタインの名言『人生とは自転車
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紙の月(2014年製作の映画)

3.6

吉田大八4本目。
この題材でここまで面白い映画になってるのが純粋に凄い。さすがの手腕。でもラストが蛇足〜、残念!…ってことでスコアこんなもんで。

因みに内容に関しては、私自身今の慎ましい生活に十分幸
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Every Day(2016年製作の映画)

4.2

死ぬほど切ない和製パターソン。

久々にエンドロール眺めながら咽び泣いた。捻くれ者故、このお涙頂戴設定に泣くもんか…泣くもんか…って意地になりながら観てたけど、ラストシーンが素晴らしすぎて瞬殺された。
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二重生活(2016年製作の映画)

3.5

岸善幸の初監督作品。あゝ、荒野の予習がてら鑑賞。

うーん…良かったのかそうでもなかったのか何とも言えんこの感じ…
哲学かなんか知らんけど、結局「人と人は分かり合えない」って事を回りくどい表現と言葉で
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