おむうさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

原作・ドラマ共に未見でございます。
原菜乃華ちゃんとミステリーの気分半々で軽い気持ちで鑑賞。
過去と現在が交錯する、何層もの厚みがあるストーリーに呑み込まれました。
そして整の言葉のひとつひとつが優し
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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

5.0

舞台挨拶付きで鑑賞。
プリキュアが好きでよかった。
神とさせてください。

ターミナル(2004年製作の映画)

4.1

何処にいても居場所を作れる人。愛される人。
ビクター・ナボルスキー、あんた最高だよ。
母国が戦争状態で入国出国も出来なり空港に居着くしかなくなったトム・ハンクス演じる主人公のコメディ×ヒューマンドラマ
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いちごの唄(2019年製作の映画)

3.6

ストロベリーフィールドの花言葉。
学生時代に親友を亡くしたピュアボーイな主人公コウタが、クラスのマドンナ的存在だったあーちゃんと偶然再会して七夕の日に再会を繰り返すお話。
個人的に散歩したことのある環
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

狂気の理由を紐解いていく映画。

タイトルは作中にもあったキルケゴールの『死に至る病』のパロディですかね。
大量殺人のうち1件の冤罪を立証するという興味を引かれる入口からするすると物語に入り込んでいき
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

綺麗な世界に、自由な世界に憧れて。

トランスジェンダーの凪沙がひょんなことからネグレクトを受けていた一果を引き取り、偶然が重なって一果の踊るバレエを見たことから物語は加速していきます。
そのシーンで
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.0

OL×スケバン
いい感じにお約束を守りつつ破りつつな展開は楽しめました。
永野芽郁さんのモノローグはやはり笑える、そしてガチアクション見られたのがいちばん満足だったかも。
ただこの手の邦画は肌に合わな
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.3

ひと夏の出会いと冒険を経て、少年はひとつ強くなれた。
そしてその思い出は、今の自分を再起してくれる力があった。

1986年夏の長崎での冒険譚という意味でも少年心をくすぐられるし、田舎の風景がノスタル
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.7

原作が好きなので期待値高めでしたが空気感が良かったです。
出会い、10年という時の流れ、変わっていくものと変わらないもの。
仙台に行きたくなりますね。

黄龍の村(2021年製作の映画)

4.2

阪元裕吾×伊能昌幸 の安心最強タッグ作品。
若者たちが怪しい村に迷い込んで不審さを募らせながらひとりまたひとりと殺され……という定番の展開は前半まで。
まぁ良い意味で悪意のある編集というか、陽キャの自
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.5

親の強さ。
野原家が再集結するシーンは胸が熱くなりました。
取り違え子という泣き要素のある設定だったものの期待している展開とは違いました。
橋本監督のクレしん映画はあまり好みではないのかも。

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.6

だらっと再鑑賞。
ウィル・スミスを楽しむ映画。
子供の頃観たときも今でもワンちゃんが死ぬシーンは苦しいです。

Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.9

舞台女優が役を掴むため貪欲に覚悟を持って向き合う生き様。
人生の選択と劇中劇が交わる中で業を背負って迎えるラストシーン、舞台の表と裏、美しくて浅ましい。

80年代を代表する映画で好きな題材だったので
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

青春と呼んでいいのかわからない日々の余韻と後味。

吃音症の志乃ちゃんと音痴な加代。
頑固で思うことはあるけれど自分の気持ちを喋れない志乃に加代が手を引いて組んだのはガールズバンド『しのかよ』。

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17歳は止まらない(2023年製作の映画)

4.5

愛とは貫くということ。
畜産を扱う農業高校を舞台に描かれるセンセイと生徒の恋愛物語、から二転三転して翻弄される17歳の女子高生・瑠璃のひと夏の暴走記録。
タイトル通り、17歳は止まらない。
不器用なが
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スクリーム(1996年製作の映画)

3.8

名作ホラー映画とお約束を知っていればいるほど楽しい作品。
自分は初級程度の知識しかありませんが、そういうメタ要素が散りばめられながらも、王道を外さない展開で最後の最後まで楽しめました。
殺害方法が生々
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

4.6

上映前舞台挨拶付き上映にて。
積み重ね。
なんかもう、全てに胸が熱くなります。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.1

こんなん最高に決まってるじゃん……。
トム・クルーズ様のとんでもアクションてんこ盛り、思った以上にてんこ盛り。
トレーラーの映像だけじゃなく、それ以外もその先もてんこ盛り。大満足です。
本筋はデジタル
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.2

『四畳半タイムマシンブルース』を観て久々に観たくなったので。
子供の頃には理解し切れなかった圧倒的脚本力に驚かされます。
クーラーのリモコンをタイムマシンで取り戻すという設定で、どうしてここまで厚みの
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.7

人それぞれの、コーヒー1杯分の時間旅行。
しかし過去に戻って何かアクションしても現在が変わることはない……などといったいくつかのルールがあってそれが最後まで仕掛けとしてうまく機能していたのが良かったで
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.5

ろくでもない男。ろくでもない女。ろくでもない恋愛。
片山慎三監督が描く実話を基にした猟奇的恋愛ショートフィルム。
男のクズっぷりがまぁすごく、これ実話と同じでホストでも良かったのでは。
主演の清瀬やえ
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.9

横浜流星くんの演技力……!
村という閉鎖的コミュニティで生きていくしかない苦悩と業。
後半につれて脚本は大味になるものの、アーティスティックな映像演出や俳優陣の素晴らしい演技が繊細に色付けしてくれてい
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PicNic(1996年製作の映画)

3.6

ディストピアの外側もディストピア。
精神病棟という閉鎖的空間、壁の外に救いなんてないんです。
それは彼らが彼らであるから……なのか。
岩井俊二の初期の頃の作品らしく、個人的に生理的に受け付けないねっと
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

『エスター』の前日譚。
前作と違う仕掛けは面白いと思いましたが、エスターの行動の脇が甘かったり異能力者ではない前提を知っているとあまりのめり込めず……。
父親との一幕、そこに愛はあったのかもしれない…
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耳をすませば(1995年製作の映画)

3.9

青い春〜。
数年ぶりに観て続編の展開知ってると印象変わりますね。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.8

アニメが大好きで本当に良かった。
スパイダーマンシリーズとして映像作品として物語として歴史としてアートとしてetc...全て全てが素晴らしすぎます。
次回作早く〜!

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

幸せは歩いてこない だから歩いていくんだよ
重い。しんどい。感情ぐっちゃぐちゃ。
行動原理は悪ではないんだけれど、噛み合わなくて報われなくてとっ散らかる感情に精神を破壊されて……勝手にハートフルなスト
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

解剖ホラー。
死体役の方が美しいので不思議とあまりグロテスクには感じませんでした。
オチは……まぁそうなりますよね。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

アニメーションの無限の可能性。
コミックをそのままアニメーションに起こしたようなワクワク感のある演出に男心がくすぐられますね〜。
3DCGと2Dアニメが見事に融和しています。
マルチバースのスパイディ
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

6/22(木) 舞台挨拶付きプレミア上映会にて。
リメイク元の『1秒先の彼女』鑑賞済。
メインが男女逆転でどうなるかと思いきや、また別方向からのトキメキが押し寄せてきて良かったです。
"1秒遅い"側が
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