おむうさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.9

記憶薄になっていたので高校時代ぶりに再鑑賞。
雪上サスペンスホラーとして王道を行く面白さ。
"物体"のおぞましいデザインと動きは今でも通用するくらいに完成度高いです。
印象的なシーンは心臓マッサージの
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.2

ひたすらに父子愛。
まっすぐな愛の形にとにかく魅せられます。
サム役のショーン・ペンの名演技、ルーシー役のダコタ・ファニングの愛らしさにじんわり心があたたまります。
裁判を通してリタの心が動いていく瞬
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ぱん。(2017年製作の映画)

3.9

脳内ツッコミすら追いつかないハチャメチャストーリー。
突飛すぎるけど何故かすっと入ってくる面白さはやはり阪元節か。
パンがあれば幸せらしいです。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

「Don't think, just do it!」
あまりにも完璧すぎる前作へのリスペクトが止まない超正当続編。
『トップガン』は名作だと思いつつも傑作とは思ってなかった派ですが、前作があったからこ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

硬派で王道な航空アクション映画。
『トップガン マーヴェリック』前の復習。
トム・クルーズのカッコ良さをここまで堪能できるとは……。
他にも色気ある男性多数。
劇伴が本当に素晴らしく作品の面白さを補強
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

全然拾えきれてないですが、サム・ライミ監督マジでやりたい放題やってんなぁ(笑)みたいな作品でした。
本格派のホラー描写、子供が観たら泣くわ。
MCU28作目として十分すぎるほど役割を果たしているのも良
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怒り(2016年製作の映画)

4.1

八王子で起きた夫婦殺人事件の真犯人は誰なのか……。
東京・千葉・沖縄の3つの舞台でそれぞれ登場する素性不明な男たちのストーリーを通して事件の真相と男たちの"怒り"のドラマが語られる上質サスペンス。
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.9

アツいお仕事ムービーです。アッパレ。
作ること、届けることに人生を捧げた人間のドラマに胸を打たれました。
行城さんがどんどん憎めない存在になっていくのもいいし、刺さるセリフも残してくれるのも良い。
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.0

悩み多き恋する少女つばめと傍若無人な不思議婆さん星ばあが出会って繰り広げるちょっぴりファンタジックなハートフルストーリー。
清原果耶さん作品を観たかったので鑑賞。
オムニバスのような形式で見やすく、人
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.0

「妻から離婚を切り出された売れない俳優のダニエルは、子どもたちに会うために家政婦に変装して家に乗り込む。」
面白くない訳がないこの設定に負けない展開と笑いを届けてくれる作品でした。
無茶のある家政婦経
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.0

推しが出演しているとのことなので鑑賞。
ノリが致命的にどぎつくて自分に合わなかったのが残念でした。
ミュージカルシーンは基本好きなはずなのに、どこも心がついていけなくて苦しかったです。
まぁ、チラッと
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.3

とある人のオススメでまた観たくなったので再鑑賞。
余命宣告されてからの余生をどう過ごすかのテーマはいくつかありますが、この作品は徹底して母の"愛"。
多少の無理くり解決や露骨なお涙頂戴展開なんて気にし
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とんび(2022年製作の映画)

4.4

お恥ずかしながら原作も旧ドラマシリーズも触れてこず……とある人のオススメで鑑賞。
昭和平成令和と三つの世代を渡って描かれる父子愛の物語です。
阿部寛のコテコテ昭和不器用父親役、ハマりまくっています。何
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

お手紙を書くタイプのオタクとして予告の頃から気になっていたので満を持して鑑賞。
想像していたものとは少し違いましたが、静かながらも熱い活力をもらえる作品でした。
文芸版『プラダを着た悪魔』と言われれば
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X-MEN2(2003年製作の映画)

3.4

1作目より描写のメリハリとアクションシーンが多めで良かったです。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.7

"普通"とはなんぞや、という普遍的なテーマを男女ふたりを中心にコミカルチックに描いた作品。
「君が言っている"普通"は、何かを諦めるための口実なのか?"普通"なんかどうでもいい。そんなものに縛られる必
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
イカれたタイトルに河合優実さん出演、そして城定監督となれば観るしかないと思い鑑賞。
オートアサシノフィリアVS解離性同一性障害
心理学っちゃ心理学の領域なのですが映画観てるとオカルトにも足
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X-メン(2000年製作の映画)

3.2

X-MENシリーズ初鑑賞。
思っていたよりダークな世界観で淡々と進むストーリーでした。
今まで曖昧だった知識を補完するという意味でも観た意味あったかも。
サイクロップスさんが好き。

小さな世界はワンダーランド(2014年製作の映画)

3.8

シマリスくん、生きる。
CGなしでどう撮影してんだってくらい、下手な映画よりドラマとして成立しています。
動物系のドキュメンタリーはあまり触れてこなかったのですがハマりそうです。

サイコ(1960年製作の映画)

4.0

サイコスリラーの王道を拓いた作品。
話はシンプル故に今でも違和感なく入り込んでいけます。
恐怖と不安を煽る演出が本当に巧いです。
『鳥』を先に観ていたので剥製が出てきた瞬間大警戒モードに入ってしまいま
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.8

アルツハイマー型認知症を主観と俯瞰で追体験できる作品。
似たようなテーマの映画をいくつか観てきましたが、認知症を患っていた身内がいた自分としてはこの作品がいちばん(腑に落ちた感覚での)共感できた気がし
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.5

久々にクレしん映画にボコボコに泣かされました……。
クレしんならではのミステリ要素は大人も入り込めるほどミスリードが多くて見応え十分。
"天"か"カス"か、エリートかそうでないか。
今作の裏主人公であ
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望み(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

失踪した息子は殺人事件の加害者なのか被害者なのか。
父と母と妹、三者三様の視点で苦悩が描かれた物語。
息子をとにかく信じたいが自分が築き上げた社会的地位や家族の空気を壊したくない父、加害者でもなんでも
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

最早ダンブルドアが主人公、グリンデルバルドを交えた彼の心の葛藤に主眼を置いた作品。
みんな大好きジェイコブもコメディキャラとして機能していてクイニーと素敵なラストを飾ることが出来て良かったです。
テセ
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ヘブンズ・ラッシュ(2022年製作の映画)

3.8

阪元監督の新作ショートフィルム。
伊澤さんのアクションシーンにはやはり魅せられますね。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.9

マーティン・スコセッシ監督がはじめて手がけたミステリー……らしい。
下手なホラーよりトラウマ作る人が多そうです。
気持ちの悪い伏線が気持ち悪く解けて回収されていく様に目が離せない作品でした。
レオナル
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トリハダ 劇場版(2012年製作の映画)

2.7

Jホラーは肌に合わないのかもしれません。
オムニバス形式で見やすくはありました。
隣人ホラー系は無駄に恐怖感煽られて良くないです。

SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.5

これぞエンタメ!お祭り騒ぎ!な大得意映画でした。
アイナ・ジ・エンドの演技は意外とクセになります。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6

新作公開前の復習。
情報量満載なのでこのタイミングで観ておいてよかったかもしれません。
ハリーポッターファン向け要素多くて嬉しい。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.9

悪夢小路から抜け出せない。
ギレルモ・デル・トロ監督待望の最新作。
常に付き纏う不気味さや不安感に150分支配されっぱなしの作品でした。
雨や雪などの天候や舞台装置なども素晴らしい作品でした。
スタン
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罪の声(2020年製作の映画)

4.6

"グリコ・森永事件"をモチーフにした大骨太サスペンスかつヒューマンドラマ。
原作未読。
ストーリー展開が整理整頓されているので、煩雑な要素や謎が明らかになっていく過程も小気味よくわかりやすいです。
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

想像以上にスケールの大きい話でびっくり。
他のMCU作品と比べて社会性などの描写が色濃く異質ながらもストーリー展開は王道で見応えがありました。
ただ150分は少し冗長だったかも。
今後彼らはどうやって
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

猫の愛おしさは全てを丸く収めるのかもしれない。
今泉力哉×城定秀夫コラボ作品、『愛なのに』に引き続き鑑賞。
"不倫"というテーマに絡められた緩衝材のようなメインテーマである猫の可愛さ、そして種を超えた
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

今泉監督作品強化月間。
あたたかい気持ち……ほっこり……。
展開と会話劇は最早エッセンスの領域で人の感情の揺れ動きとあたたかさを感じる作品でした。
陸がお母さんに腹を割って話そうとするシーンが特に好き
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