Jさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

婦警「妻が…」←?伏線か?と思ったら特になにも無く。タイトルにもなっている長ち○ち○が伏線かと思いきや特になんでもなく。

色んなタブーやブラックなネタに触れるのは確かにおもろい設定ですが話までおもろ
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

5.0

当たり前のことが当たり前に認められる。善良な意思はいつまでも踏み付けにされてはいない。なので結末は読めていました。いい意味で。

世の不当に作品を通して正面から向き合う。イーストウッドさんもまた英雄で
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

始終この顔🤔で見てましたが、取り急ぎそれぞれのシーンだけは覚えておこうと思います。これからの人生でピースがはまる瞬間があるかもしれない。

大切な人が存在しなくなるのは悲しい。しかし存在できなくなった
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「ヘイ・デュード」に眉をひそめたり、執拗なレリビーキャンセルに主人公と同じくらいにイラつけることからもビートルズのスゴさが伺えます。

出てくる曲もゴキゲンなアレンジがされてて良い。「ヘルプ」とか場面
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.4

忘れられて枯れていく人の哀愁とかノスタルジーの話かと思いきや、新世代である子役に技を見せつけ、在りし頃を覚えている人々に評価されたりもする。時代は変わるが歴史は無くならない。

なんかもう話の軸を見失
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赤ちゃんの逆襲(2003年製作の映画)

2.5

子育てはキレイ事だけではすまない。そんな子育てダークサイドをかつての宿敵が無償の愛を待って一手に担っているという最高な設定…の割にはあんまり面白くない。

似た設定の「ベイビートーク」に混ざって関連作
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

2.5

お互いに害意はないとわかってからの中盤ダルすぎません?

アンフレンデッド(2015年製作の映画)

3.7

近年の外出自粛でいろんな事柄が家の中だけで完結できるようになりましたが、個人的な復讐もリモートで出来るようになっていたとは驚きです。

アイデア賞ですねこれは。パソコンで出来る事だけで演出を組んであり
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さまよう魂たち(1996年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ハートマン軍曹!ハートマン軍曹じゃないか!

クジョー(1983年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

世界で一番好きなものが犬で、一番嫌いなものが子供の泣き声の自分にとってプラマイゼロの作品。

クジョーが初めて車を襲うシーンのカメラワークは必見。こりゃびっくりするわ。

警察が無能なのはホラーのお約
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弾丸ランナー(1996年製作の映画)

3.0

猛暑日にこんな暑苦しいやつ見なきゃ良かった。

文字通りひーこらひーこら言いながら走るダイヤモンドユカイの呼吸音がひたすらに愉快な作品。

スーパーの女(1996年製作の映画)

3.8

この作品、ほとんど間をとらない。ギッチリと会話とパーカッションが詰まっていて論理的に「ん?」と思うようなシーンがあっても御託を並べる暇なく激流のように展開が進む。

ジブリキャラみたいな三次元離れした
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.0

世界一有名などんでん返しギミック。未見でもオチを知っている人もいるしネタバレを漫画に書く不届き者までいる。荒木飛呂彦っていうんですけどぉ。せっかくブルースウィリスがネタバレ防止に一筆書いてくれたのに。>>続きを読む

ニコラス・ケイジの ウェザーマン(2005年製作の映画)

3.5

ファーストフードソムリエの人生の雨模様を写した作品。BGMも天気予報っぽい。ニコラスケイジは基本的にションボリ顔なのでこういう役が似合う。

降り注ぐ雨に怒っても天候は変わらない。受け入れて対処するし
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.7

正統派サメ映画。タコ足も生やさず、空も飛ばさず、8mちょいとやや小柄なベーシックザメでここまでのサスペンス。さすがです。

撮影にサメロボットを使ったエピソードは有名ですが、確かにのっぺりしてて作り物
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.0

顔色悪いなとは思ってました。

ニコールキッドマンが怪異の中で少しずつ常軌を逸していく、という作りですが初めからちょっとおかしいのも計算のうちなんでしょうね。

MONDAY(2000年製作の映画)

1.5

唐突で要領を得ないセリフはさながら夢の中のよう。面白いシーンも多いが全体を通して寄せ集め感が強くつまらない…こともないがこれを激推しする人とはわかりあえそうにない。

うわぁラストびっくりしたぁ。なに
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地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

3.5

作品より深く理解するならこっちを見たほうがいいですが、ややとっ散らかってるイメージ。

「不問にするからボードだけは返してくれ」

バーニー・トムソンの殺人日記(2015年製作の映画)

3.0

偶然と幸運がテーマ。独特の口汚さ。「オバケの木」呼ばわりは笑うわ。

コーエン兄弟を感じました。

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

3.6

偽物が本物を目指して奮闘する展開は「合言葉は勇気」「マジックアワー」のような三谷作品に通じるものがある。この手のコメディにハズレなし。今作も面白かった。

作中の「ギャラクシークエスト」は放送から数十
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オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

3.0

全体を通した不気味さなら今作。「顔と生活を取り戻す」という動機の説得力ならリメイク版。

インビジブル(2000年製作の映画)

3.5

キザなセリフ回しや展開にすごい洋画っぽさを感じました。「主人公を木に登らせて石を投げろ」というハリウッド脚本の基本を抑えた終盤の展開が楽しすぎる。

人間を超える力を手に入れてなお、人間的な嫉妬や孤独
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ピンクパンサー(2006年製作の映画)

3.5

ピンクパンサーは出ないがピンクパンサーなら出る。

es [エス](2001年製作の映画)

3.1

いや教訓も何も…特別に権力を握らなくても誰でもこうなる可能性があるってことですよね?やっぱ人間っていっぺん滅ぶべきやなって。

だから手を後ろに組んでうつ伏せになれ!!

透明人間(1933年製作の映画)

3.5

めっちゃイキるやん。

強大な力を持つ個人に対し、力のない多数の警官が手をつないで立ち向かうという構図。

フレディのワイセツな関係(2001年製作の映画)

1.0

はー!なるほどねぇ!わかるわぁ。そういうことかぁ!なるほどー!

「カオスwww」って楽しむべきだったんでしょうね…

銀河ヒッチハイク・ガイド(2005年製作の映画)

4.0

想像力とアイデアの結晶。かっこいい作品。地球の一生命体の住処争いから一瞬で話のスケールが宇宙に広がり、最終的には個人的な感情に着地する。

ただ宇宙の文法を無視して地球の言語に翻訳したせいで、いっぱし
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隣の影(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

犬 死 に

「復讐するは我にあり」と思い詰めすぎた結果がこの始末。全員が状況証拠だけで行動に移りすぎ。

他人から見ればただのやべぇ奴だが実は訳あり、トラブルを見て見ぬふりをする人と、リアルな隣人ト
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エサ(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

よく見れば序盤から魚の骨が背景に映っている。なので「外の世界のさらにデカイ魚に食べられるんやろな」と予想しましたが、なるほどそうきたか。

…って小賢しい見方をしてしまうから「ネタバレ厳禁」ってコピー
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

全部のセリフが無駄にならない構成と、警察買収の後にツアーマネージャー雇用の話を持ちかけるみたいな、互いが互いに影響を与えあっていることがわかるような「見せる」描写。映画として完璧やろ。

友好の証から
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

いや情緒がぜんぜんわからん。まぁわかっても困るんですけど。

「聞くに足るものなどほとんどないがね」と始まる今作はサイコパスが延々話してるだけの作品ですが、話の内容は武勇伝でもなく、何かの感情を訴える
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遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

5.0

楽しく、正しく遊ぶためにはルールが必要。当然、逸脱した者はルールを司る審判である野次馬から糾弾される。なので大人としての立場である警察側も「遊び」の参加者として従わざるを得ない。

新聞紙がお札になり
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ドラえもん のび太の大魔境(1982年製作の映画)

3.0

忘れがちですがドラえもんの登場人物って全員小学生なんですよね。今作のジャイアンを見て思い出しました。

そこからの覚醒はドラえもんらしからぬ熱さ。男剛田、ここにあり。

ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

3.6

のぶ代の喉が調子悪かったようで、今作のドラえもんはいつもに増してハスキーボイス。

世界線の分岐をわかりやすく視覚で説明し、武力をちらつかせる交渉テクの披露とか脚本レベル高すぎ。子供だましで逃げず妥協
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

予告で一目惚れでした。設定も画も気持ち悪すぎ!(褒め言葉)

かのヴォイニッチ手稿は植物が人間を管理している並行世界を描いたもの、という説があるそうですが、今作はそれの序章みたいな感じ。

真相に気づ
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