マイDVDコレクションから久しぶりにこれを。ベトナムの景色を見たくなったのです。おそらく先日のディアハンターでアメリカの描くベトナムに居心地悪さを感じてしまったせいです。
輪タク(シクロ)の運転手で>>続きを読む
再開発の撤去命令に反発する市民5人と制圧するの警官1人が死亡した龍山事件がモチーフらしい。
息子を殺された男が現場で警察官を殺害した容疑で逮捕される。彼の国選弁護人となったユン・ジンウォン(ユン・ゲサ>>続きを読む
祝いの宴と弔いの盃。
銃で鹿を追う遊びとロシアンルーレット。
銃口を向けることに悦楽があるのか、あるいは大義があるのだろうか。
役者陣がやはりとんでもなく素晴らしくて傑作という以外に無いのだろう。>>続きを読む
フィルマークスでは評価高くないが私最高値な現象がたまにあるが本作まさにそれ。
原題は「殺してくれる女」
娼婦として死ぬほど上手いっていうのと、後半のエピソードのダブルミーニングなんだね。
春を買う男>>続きを読む
胸のダビデの星、逃亡を図るトランク、ひとつだけの角砂糖。そして、まるで美術館のような蒐集品。
物静かに語られるユダヤ人迫害の悲劇。
1942年のパリってことは「サラの鍵」で描かれてたヴェル・ディヴ事>>続きを読む
新しき世界のパク・フンジョン監督だから期待値上がるよね。
新世界のような陶酔させる甘さが無くて、かつ漢の世界を描くために女が犠牲になってるようでつらかった。
基本は拳、または鉄パイプ、斧、もしくは牛骨>>続きを読む
キッラキラがクレイジーで最高です。
オールアジア系キャスト、スタッフもアジアンなハリウッド作品。このアクティブな試みをスクリーンで観たいと思ってたのに、逃して申し訳ない限り。
とにかくこのチャレンジ>>続きを読む
ここ最近、韓国の小説に触れていたこともあって、この閉塞感がしっかり伝わってきた。そして世界中の今に通じている。
先日のサスペリアもトランプ政権へのカウンターのようでもあったし、本作もさらっとトランプに>>続きを読む
ルカ版サスペリアの後にこのシャーロット・ランプリングが観たくなった。
元ナチス親衛隊員マックスと、彼の性奴隷とされそれにより今に生き延びた女性ルチア、二人の再会による新たな地獄の始まり。
ファムファ>>続きを読む
ルカ・グァダニーノの新作として期待膨らませ鑑賞。それに十分応えてくれた!
ホラーが苦手でオリジナルへの思い入れもなくホラーの愉しみかたも知らないため、アルジェント版と比べて何かを語れるはずもなくてです>>続きを読む
何十年たってもこのキャッチコピーが恐ろしくて。意を決して観てみたがやっぱり生活感しか漂わない自宅で猫と一緒とかじゃダメみたい。
世界観に入り込めなかったのは、私がホラー苦手で時々視線を猫のほうに逃して>>続きを読む
いつのまにかロウ・イエが好きになってしまったようだ。
見える者と見えない者との決定的な違いを、これまでと同様の人々の孤独感というかたちで、とても自然に真摯に届けてくれた。隔たりがあるはずなのに、そこに>>続きを読む
マルゲリータ・ブイ演じる修道女としての生涯を誓わんとする女と、友人も無く誰に対しても事務的な態度の独身クリーニング店の男。華やぎもない中年の二人が孤児の赤ちゃんを巡りこれまでにない感情に揺り動かされる>>続きを読む
100%陽性の韓国映画。休日の午後に何も考えずに観るのにうってつけです。
登場人物がみな可愛い!
ユ・ヘジンかわいい!
癒される。
映画館で大勢で笑いながら観たかったな。
今すぐキンパ食べたい。>>続きを読む
予備知識なしで観て正解だった。
もうこれからは一切邦題に答えを求めないようにしよう。完全無視するに限るわ。
孤独すすめて無いしな。
慣習やら固定概念やらから自由になることはオススメしてくれてると思う。>>続きを読む
Oh boy...な24時間。
コーヒーへのこだわりは全くない。
これは劇場鑑賞したかった!泣
すごく好き。好きすぎて言葉が無い。
いい人が上手くいくとは限らない。むしろあの場面で笑えるくらいの無>>続きを読む
70年代のソウル。セシボンという当時流行した音楽鑑賞室に集う若者たちの青春。
韓国語のフォークソングが心地よい。
ハン・ヒョジュは無敵に可愛い。
ギター持ったチョン・ウは完全に山崎まさよし。
カン・>>続きを読む
『少女は自転車にのって』のマンスール監督新作。『メアリーの総て』の前にこちらも観てみたが期待裏切らず!元気になれる!面白かった!
超ど直球の「わたしはわたし」のものがたり。原題どおり。オープニングか>>続きを読む
自転車を飛ばして全身に感じる風のような清涼感に涙。
厳格な戒律を背景にした女性賛歌。
主人公ワジダはおしゃれで流行に敏感で、やりたいことを真っ直ぐに時にしたたかにやり抜くパワフルな子。紫の靴紐のコン>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ライブエイドは大好きな人たちいっぱい出演してて、その中でQueen は当時の私にとってそれほどの存在ではなかったっていうのがほんとのところで、それでもフレディーの死は寂しかったな。
今観るとやっぱり圧>>続きを読む
年のはじめにノア・バームバック。
これも面白かった!
人たらしなアダム・ドライバーいいね。弟みたいで可愛い!って思っちゃうの分かる。いい感じに持ち上げてくれて自尊心くすぐられたら浮かれ気分になっちゃ>>続きを読む
年末にノア・バームバック。
これってコメディ?そうとは言い難かったけど、この監督ってすごく面白い!
姿は見せない父の父の影が重くちらついて、おそらくとても権威主義的な人で、父親も長男もおじいちゃんの>>続きを読む
慈愛に満ちていた。
子どもたちを世話し愛情を注ぐ家政婦クレオのごとく、優しく抱擁するような作品だった。包まれた。
キュアロン監督の体験が基になっていて、お世話してくれた家政婦さんに捧ぐとあるから、作品>>続きを読む
これまた2018年ベスト級に好きだったので今年中に記録しておかなきゃね。
始まりがあれば終わりも来る。パリ・テキサスで映画のしあわせを教えてくれてありがとう。遺作となった本作はH.D.スタントンへの>>続きを読む
2018年ベスト級に好きだった作品なので本年中に記録を。
君の名前で呼んで、ぼくの名前で呼ぶから。もうそれだけでときめいてときめいて、恋しくて苦しい。それ以上に何も言えない。
1970年代という時>>続きを読む
2018年ベスト級に好きな作品。
1990年代初頭のパリ、ACT UPの活動を通して、生々しく活き活きと描かれた若者たちの恋と葛藤。
当時、私も彼らと同世代で、世に現れたこの病に恐怖した記憶が蘇る>>続きを読む
都会的でお洒落なほうのタイランド。
リン役のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンちゃん(長い)が良かった。
格差社会で能力ひとつでのし上がろうとするが、思わぬことから転がってそれでも眩しい若者た>>続きを読む
個を蔑ろにする国だからこそ、自由を渇望するかのように、彼らは奔放に生きるのか。
ロウ・イエを数本観て、やっとしっくりくるものに出逢えた。あるいは私の見方が変わっただけなのかもしれないが。
郁達夫(>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
キアロスタミ、ファルハディ、パナヒと、映画監督のおかげでイランへの興味が増すこの頃。数あるイラン映画の良作のひとつに本作も並ぶのではないか、というくらい好みの作風。
女子フッ>>続きを読む
ただなんとなく、とりあえず、そんな日常。とりあえずだけど何故かしっくりきて、そしていつしか、離れがたい唯一のものになっている。
めんどくさいの嫌がるくせにめちゃくちゃめんどくさい。青春。
佐藤泰志の>>続きを読む
大陸から香港に渡った二人の80年代から90年代にかけての10年のラブストーリー。
ラブストーリーなんだけど、私、この二人の関係は、同志、なのだろうなって思った。故郷を離れ都会をさまよって居場所を探す二>>続きを読む
アフリカからイタリアに渡ったシャンドライと居候先の主人であるピアニストとが徐々に惹かれあうって話。
シャンドライの好きな音楽に影響されて、まるで打楽器のように奏でるピアノがいいんだ。
静かに気持ちが高>>続きを読む
観る度に好きになる。
父親が定かでない沖縄青年鶴男と、その妹かもしれない素直子(すーたん、棒読み可愛い!) 殺す男と殺される男。裁判官。りりィは乙姫様。小山明子は神。
本土と沖縄との揺らぐ関係性>>続きを読む
監督のエスキル・ヴォクトはヨアヒム・トリアーの作品に脚本担当として名を連ねている人。ということでU-NEXTで配信されていたので鑑賞。
面白かった。邦題にサブタイトルつけたがるのほんとやめてほしい。>>続きを読む
オープニングからあがる。スモークのエンディングも大好きだが、こちらは反転、めちゃハッピーにさせてくれる。どちらもポールオースターが脚本に携わっているんだね。
タバコ屋オーギーとその仲間たちのやりとりが>>続きを読む