おにくちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

おにくちゃん

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映画(468)
ドラマ(24)

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

感慨深い映画だった。

当然主人公はレディバードなのだがジェンダーや年齢、人種、宗教
また貧富の差を問わず色々な立場での苦悩が感じられて良かった。

特に母親の苦悩は役者の表情も含め
説明してないのに
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今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.4

原作のファンでドラマも全話観た。
今回の映画も面白かった。
そもそも原作が名作だし今回の元になった話も好きなエピソードである。
意外と原作に忠実な脚本なので話は安心して楽しめた。

また伊藤、三橋、今
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はちどり(2018年製作の映画)

3.7

私自身、昔から悩みがある。
大人になってから「子供」にどう接して良いかわからないのだ。
子供の頃からいわゆる「子供扱い」というのが苦手で
こういった大人になるまいと考えているうちに
わからなくなってし
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劇場(2020年製作の映画)

3.5

はじめに断っておくと私は純文学的な世界観はあまり好みではない。
この作品は原作は純文学に多大に影響を受けているであろう又吉直樹の作品ということでその匂いが強い。
ちなみに私は原作は未読である。

どう
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.6

もうA24っていうだけで最近は安心感がある。

事前の宣伝文字情報しかチェックしていなかったので
軽いオシャレ映画の類いであると踏んでいたが全然違った。

内容はそこそこヘビー。

先日観たルースエド
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.3

凄くお洒落だしウディアレンらしい映画だった。

でも裏を返せば今まで通りの同監督映画であって特に目新しさは感じなかった。

ちょっと表現とか演出とか描写が古い感じがした。
特にジェンダーの描き方とか。
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

これは凄い。

配給する映画が少ないのであればこれをロングランで公開していくべきだと思える傑作。

芳醇で奥深くて趣がある。
まさにニュースタンダード。
何年も名作として語り継がれる新しいクラシックと
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.6

今年は本当に良作が多い。

日本からニュースを頼りに得るブラックライブズマター運動の
深刻さなんて、全然伝わっていないのだと実感させられた。

規律や建前が整ったとしても根本的な問題解決は時間がかかる
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.1

残念。
期待しすぎた。

ジムジャームッシュは大好きな監督だしゾンビコメディーも大好きだ。
だからこそ評価も厳しくなってしまった。
クールで不条理な物も好みだがこの作品はフィットしなかった。

消化不
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.6

愛には正解がないようなすべて正解のような。

それを含めて人種や宗教、ジェンダーからスクールカーストまで全てを交差させての表現は見事としか言いようがない。

見終わった後何とも言えないカタルシスがあっ
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EXIT(2019年製作の映画)

3.6

面白かった。

やっぱり映画の醍醐味は高所でのアクションシーンである。
殆どのシーンをドローンも多用した それ で埋め尽くすことで高いスペクタクル感を出している。

突っ込みどころが満載で もはや フ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.3

SNSが浸透した現代における切なくてほろ苦く愛おしい青春映画。

私自身は世代も性も全然違うが共感できるシーンが多すぎて感動してしまった。

「普通」でありたいと思うこと。
それ になれないこと。
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.2

予告がシングストリートみたいな感じだったのでそういう映画かと思ってみたら足元をすくわれた。
良い意味でも悪い意味でもイギリス映画らしいウェットな雰囲気が全編を支配している。
音楽は素晴らしくてサントラ
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.8

予告を観たときにポリコレ感が強すぎたら嫌だなと感じて敬遠していたこの作品。

結果、観て良かった。
全然違った。

男性は思ったよりは酷く描かれていなかったし、女性のズルさ(語弊があったらごめんなさい
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.6

最近評判の良い映画ばっかり観てるから幸せ。
もう映画としての醍醐味が溢れ出てて最高だった。
色々な映画へのオマージュがたくさんあるのにきれいにまとまっている。
スタイリッシュなようで実は昔ならではのア
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.8

始めから終わりまで嫌な緊張感が続き変な汗をかいて心地悪かった。
なのに何か引きつけられてしまう。
感情移入もできないし好きなキャラクターもいない。
ただただ不快な緊張感と変な音楽の使い方、訳の分からな
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マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.0

もう爺さんが小走りしてるだけでツボ。

膨大な量の会話で人物の背景が露わになっていくのは同監督のマリッジストーリーと同様。

笑いの絶妙なセンスも凄く好み。

個人的には 泣けるのに笑える 映画を理想
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

私はヘテロセクシャルの島国育ちの黄色人。
しかも男女格差があるといわれている国の優位な性として生まれた。
中流家庭で両親も健在。
だから当然シャロンに感情移入出来るような立場にない。
ただただ残酷な現
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.7

面白かった。
正直ロッキーシリーズは観たことがないのだがそれでも十分楽しめた。
話は普通なのだが映画としての完成度が非常に高いと感じた。
試合シーンでのカメラワークも良かった。
特に感想もないのだが映
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.8

やっぱり沖田監督の作品は面白い。
意外とこういったシチュエーションの映画は珍しくないと思うのだが、その場合男女混合だったり子供がメインであったりというのが普通。この作品は女の人だけ、しかも中年者ばかり
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ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.6

時間軸が完全に逆転しているのだが、私はこの作品より先に超実写!?の「ライオンキング」を観てがっかりした一人だ。
ジョン・ファブローは大好きな監督であり俳優なのだが当たり外れも多い。
アイアンマンも全て
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.6

話題の作品。

確かに今のcovid19によるパンデミックを予見していた様な内容である。

デマや医療崩壊、買い占め問題など見事に現実との統合性が高い。

コウモリから感染が広がったとされる点も似てい
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.1

ダークトーンでケバく描かれた都会と豊かな色彩の山の生活。
貧富格差、ペットと家畜。ジェンダー問題や気候変動などポン・ジュノ監督は人間の都合による線引きに対しての問題提起したいのだろう。

うーん。でも
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ペット2(2019年製作の映画)

2.7

びっくりする位、何も感情を動かされなかった。

それなのに後半そこそこ楽しめたのは不思議な感覚だ。

ハイライトはマックスの崖のシーン。
やはり高い所でのハラハラシーンはベタだが好きだ。

吹き替え版
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ペット(2016年製作の映画)

3.2

人種やジェンダー、ハンディーキャップ、高齢化から貧富格差問題まで
ペットを通して、これでもかと詰め込んでしかもうまくまとめている。

イルミネーション作品だけあってクオリティは高いがオリジナリティーが
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.6

久々に鑑賞。

やはり名作。

多少ネタバレっぽいかもしれないので勘弁を。

ジェームスのピュアさはほっこりさせられる一方
家族にとっては残酷な清算できない過去の象徴でもある。

ブリグズビーベアに対
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ドラえもん のび太の大魔境(1982年製作の映画)

3.0

インディージョーンズ風!?

面白いのだが美術的な部分があまり好きじゃなかった。

ジャイアンの葛藤を描く所はベタだけど凄く好き。

この頃の映画版はレギュラー回と衣裳が同じなのね。映画版の衣裳替えが
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ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

3.6

久しぶりに鑑賞。
子供の頃原作漫画とともにとても好きだった作品。
大人になってみると色々な映画のオマージュ!?というかパロディがたくさんあって楽しめた。
音楽の使い方も秀逸で劇中の登場人物がギターで歌
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

3.4

正常とはどういうことなのか。

誰もが何かしらの欠陥部分を持っている。

それを難とするのか活かすのか。

殆どが閉じこめたり疎外したり隔離したりする方法を選んでいないだろろうか。

知的障害者も健常
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トラック野郎 御意見無用(1975年製作の映画)

3.1

乱暴に言えばこち亀の子供編、もしくは寅さんなんだけど。

菅原文太が格好良いのとキンキンのキャラクターがよかった。

それぞれ声優のような(実際声優もやっていた)良い声なので内容も含めてディズニー映画
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.2

ドゥニヴィルヌーヴ監督作品はどの作品も素晴らしいと思う。
考えさせられるし技巧的だし脚本も凝っている。

どれも玄人向けもしくは映画評論家受けの良い作品だとはいうのはわかる。
同監督の「メッセージ」も
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複製された男(2013年製作の映画)

4.1

これはヤバい。度肝を抜かれた。
映画の理想型みたいな。
90分という映画としては少し短い時間を使って最高の映像作品になっている。
絶妙に気持ちが悪い緊張感と背徳感。
どうなるかわからない展開に自分の中
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

ヒーローものばかりに良い点数をつけるのはどうかと自問自答をするものの良いのだからしょうがない。

白人男性を中心に徹底的に男が良く描かれていないミサンドリー作品ではあるのだが男である私が観ても痛快で楽
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ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

3.2

未観のドラえもん映画の旧シリーズ。
もうテーマを変えただけの予定調和なんだけどそれがよい。
水戸黄門とか遠山のの金さん見たいな安心感がある。
勧善懲悪なんだけどそれも敵キャラに愛嬌もあるし藤子不二雄F
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

ポリティカルコネクトネスって言葉自体がメジャーでは無かった時代。とはいっても、たった15年前の話である。

人種や、ジェンダー、LGBTQ等の差別問題ははいまだに存在するが随分様相も変わってきた感じは
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