冬タルさんの映画レビュー・感想・評価

冬タル

冬タル

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.3

上質な大人の恋愛物語。
これから休暇を使ってNYへ会いに行く初恋の人にはもう旦那さんがいるという話の続きで、
「お前、ツイてないな。…NYずっと雨だぞ。」
って言ってくれる友だち最高。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.4

面白い映画教えてって言われたらこれオススメしときゃ間違いない的なオモシロ映画。
88分で完結するのもポイント高い。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

・IMAXで観るべきか?

→GTレーザーのフルサイズで観るべきかと言われれば微妙。DUNEが公開してる間はそっち優先。
ただ、音響の良さが映画の満足度に比例するのは確かなので、近くのIMAXやドルビ
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

予習完璧だったから物語の頭の入り方が全然違った。
前作もそうですが、IMAX/GTレーザーで観てしまうと、もう他の映画とは比較できない。
砂虫来るときの重低音の振動とか4DXかと思うぐらい凄かったし、
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対峙(2021年製作の映画)

4.5

ある事件の被害者と加害者の両親が、教会の奥にある一室に集められ、約90分に渡って対話する様子を描いた映画。

過去は変えられないと開き直らないと心を保てないんだと思う。
でも、最後の最後に、聞きたかっ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

裁判と夫婦喧嘩を通じて、結局当事者以外には何もわからないというリアルを描く作品です。
壮大なネタバラシとかがあるタイプのエンタメじゃないです。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.2

「ボーはおそれている。何に?」に対する
支離滅裂な大喜利解答のような序盤が
ずっと続いて90分で完結すれば100点だった。

家族に恐れないで済んだ人生も立派な親ガチャの大当たり。

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.5

あ〜楽しかった〜。

どこを切り取ってもそれぞれのキャラクターたちのストーリーがあるんだからずるいもんね!!

誰も死なない最強のエンタメ、スポーツ。
その楽しさも面白さも、苦しさも悔しさも、友情もラ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.7

ストーリーはあらすじのまんまなので、
映画の美しさと長さをどこまで睡魔に耐えて楽しめるかという作品。
自分は寝てしまったけど、起きてるときはとても引き込まれました。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.7

音楽のライブを映画館、しかもIMAXという最高の環境で鑑賞するという贅沢。
4Kレストアも美しすぎる。素晴らしい技術。

一曲しか知らんこんな人間でも最高に楽しめたので、これは皆行ったほうがいいやつ!
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.9

「死ぬことも自由ですか?」
「後悔がなくなれば死んでもいいですか?」

キーティング先生ならなんと答えただろう。

結局「どっちもできる」が最強というのが割と考え方の軸だったりするので、
「勉強しろ」
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

エログロR-18だが、実に爽快。

原作があるし、監督の脚本ではないから過去作のように訳もわからない設定と展開で惹きつけられるタイプの作品ではないけど、
・ヘンテコな音
・カネと時間のかかった衣装・メ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.1

これまでの突飛な設定は無しで、
イギリス版大奥を

「ここの泥は臭い」
「思い違いや不慮の事故が怖い」
「何という装い」
「ささいな障害」
「居眠りして滑り落ちたら?」
「化膿を止める」
「それは残し
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

4.0

プ◯シーとは大きな明かりのこと。
ゾンビとは黄色い小花のこと。

彼らの無知さを笑っていたけど、ラストシーンであそこから出られないことに気づいた瞬間、自分の無知さ?のおかげで面白みが増した映画。

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.6

待って。

ほんとはこれマーティンが直接手を下したのステージ3までだったんじゃないかと思ったらゾッとするわ。

ワタシこういうの好きです。

ロブスター(2015年製作の映画)

4.4

女を人質に、男に銃をつけるレアセドゥ
「愛してるのか」
「心の底からね」
「どれくらいだ 15段階で言え」
「…………14」

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.4

原作未読ですが、もうこの手のマンガ原作実写化は間違いなさすぎてズルい領域まで来た気がする。
もちろん失敗する例もあるんだろうけど、今回はキャスティングの勝利っぽい。

狂児と聡実くんのシーンで流れる最
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.3

まるでスナック菓子のような軽やかさ。
回を重ねても規模がでかくならないバランス感覚。
好きです。

濱田龍臣さんが伝統的なちゃんとした演技をしすぎなせいで悪目立ちしちゃってたな…

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.8

「芸人なれや。」以上!!


P.S.

ラジオを聴く、ネタ投稿すること・ヒトは…

ベタ:恥ずかしい、知られたくない、自分だけのもの
メタ:ファッション、カッコいい、武道館・東京ドーム
シュール:特
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.1

変な奴らが集うバグダッド・カフェ。
(コーヒーはありません。)
オープニングの面白いカット割とかめっちゃ期待高まったなー。
ちょお前ら全員動くなじっとしろ!(笑)
って言いたくなるシーンもありました。
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

「結婚しかけた」ってどういうこと?
好きになりかけたならわかるけど。
そもそも二人あんまり盛り上がってなかったし。
時代背景ちゃうんかなと思ったら、
ゼレンスキー大統領とか、
『デッド・ドント・ダイ』
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

自分が小さい時のホームビデオで、父の子煩悩な一面を見て「へぇー」と思ったのを思い出した。
その時はなんとも思ってない(物心ついてない)ものを、文字でも映像でもなんでもいいから保管しておこうと思いました
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市子(2023年製作の映画)

4.5

聞こえてくる授業は英語の仮定法過去完了。
もしも雨が全てを洗い流してくれれば、
きっと明日はいい天気だっただろうに。
杉咲花さんの名演に深く重く惹きつけられました。

BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

3.7

Z世代への皮肉に満ちたスリラー。
音楽が良すぎてのめり込めた。
テキトーに見るのがいいと思います。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.5

わかりやすく思春期拗らせてて好き!
映画館のレジ応対はコントだった。爆笑した。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.3

アクションよし。
固有名詞よし。
演技よし。
楽しい!!!!

(2023年製作の映画)

4.0

アウトレイジが全員悪人なら、
首は全員アホ。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.5

こんなに清々しいほどハッピーエンドな映画久々に見た!
見終わったあと、トイレ探すのすら楽しく思えた!豊か!

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.5

上品な殺し屋映画。

証拠とはパズルだ。
数ピースを隠滅し、
残りをばら撒く姿がクール。

主人公の退屈さを追体験するチャプター1。
あとは無言でやるべきことを遂行する。
状況説明なしのポエティックな
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.7

祖父の姿を重ねた。
祖母とは喧嘩ばかり。
僕と2人でご飯に行ったとき、
髪の毛が入っていて店員さんに文句を言う。
機械にめっぽう強くて、
なんでもささっと直してくれる。
僕たち家族に向ける眼差しは、
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こいびとのみつけかた(2023年製作の映画)

3.7

自分自身が何も変わらないのに周りの人のおかげでどんどん話が好転していく非現実感が個人的にあまり好みじゃなかった。
この映画自体を救いと見るか、
この映画に救いを見出すかで評価が分かれる気がします。
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