おのちんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.0

「12モンキーズ」(テリー・ギリアムも)好きなのでその元ネタとして見たいと思ってて、ずっと昔に一度見逃して、いまGYAOで見れるのを偶然知ったのでさっそく鑑賞。なるほど、こういう表現方法があったか。>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.0

承認欲求地獄!

年齢的にクリント監督のカウントダウンが始まっているので、映画館で見ておきたいと思って鑑賞。

ハリウッドの実話の映画化にそろそろ飽きてきた。最近、多すぎないですか?

この映画を、年
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ドライビング Mr ドン・シャーリー

ドライビング・ミス・デイジーの黒人と白人(主従関係)を入れ替えたところが今どきの設定だなと思わせる実話をもとにしたストーリー。

ダメ白人と天才黒人が人種差別バ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

-

お気に入りには程遠い。

最初から最後まで居眠りせずしっかり見ましたが、内容に興味を持てなさすぎて点数が付けられません。

女王陛下の人は主演女優賞で当然と言っていいすばらしい演技。もしあれで選ばれて
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

ロックオヤジをころがせ。

どうしていまクイーンの映画なのか?
ちゃんと調べてないので本当のところはわからないですが、ダイバーシティ時代のLGBT解放の時流に乗っかろうというのと、映画が売れない時代に
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君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

曲は全全全部好きじゃない。

見るのは3回目かなたぶん。今日の昼間wowowでやってたので2019年一本目がこれになってしまいました。

曲はどれも気持ち悪くて好きじゃないけど、映画は「転校生」をいち
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

-

最後、鉄腕アトムかよ!

クライマックス、爆弾かかえてサヨウナラの場面は鉄腕アトムの最終回かと思いました。影響受けてる?

とは言っても、鉄腕アトムはまともな終わり方でしたが、こっちはなんともハリウッ
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プレイタイム(1967年製作の映画)

2.8

未来の世紀のブラジルではなかった。

「ぼくの伯父さん」は子どもの頃になんとなく見た記憶があるものの、ほぼ、初ジャック・タチ。

もっと「モダンタイムス」「未来世紀ブラジル」なのかなと思ってたら、ぜん
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機動戦士ガンダム F91(1991年製作の映画)

3.0

あえて言おう、(逆シャアよりは)カスであると!

あいかわらず話がややこしかったです。

それにしても主人公シーブックの進化が早すぎて、ちょっとついて行けない。まったくの素人からスタートした主人公が2
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.0

おさかなと、おさかんな娘。

えーっと、「ET」✕「カイロの紫のバラ」✕「愛は静けさの中に」✕「スプラッシュ」✕エイドリア~ン!てとこでしょうか。

主人公が魚くんを好きになる理由や説得性が大切だと思
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

2.8

テープでぐるぐる巻にするほど、どうしてそこまで憎いの?

ベタな演出が多かった。
音楽が映画の内容そのままの「ナチュラル・ウーマン」だったり、「逆風の人生」を逆風で表現したり、「世間の偏見」を鏡に歪ん
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

1.0

恐ろしいほどつまらない。

麻布十番祭りから帰ってきたらテレビが占領されてたので仕方なく一緒にwowowでリアルタイム鑑賞。

別になんとも…。もともと別にピエロのこと怖くないし…。だから一体なんなの
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

マルコヴィッチは黒人の夢を見るか?

箱の写真を見るだいぶ前から、そのことには気づいてたのですが、まさか超絶SF展開とは、かなりびっくり。さすがにそこまでは予想できない。よくあんなストーリー考えたもん
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月とチェリー(2004年製作の映画)

3.0

エロのりこ、じゃなくて江口のりこ。

江口さんよかったです。
この頃はまだまだ演技が微妙な感じで、ストーリー後半になるほど関西弁も隠し切れずにちらほら。

・男ってホントに単純でおバカな生き物だなぁ。
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奇跡(2011年製作の映画)

2.5

見てから1ヵ月以上たってしまって、イマイチだったという記憶しかありません。
また見ます。
2018.7.4

ソドムの市(1975年製作の映画)

2.8

うんこに挑み、うんこに敗北した映画。

マルキ・ド・サドの「ソドムの百二十日」を下敷きに、急遽代打監督として指名されたパゾリーニ監督がイタリアのファシズムを掛け合わせたものなので、パゾリーニだけを責め
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

捻った笑える脚本の裏に親子愛がチラリ。

評判通り面白かったです。拡大公開の初日で満員。

アイデアがシンプルなところがいいんだなと思いました。一度ネタバレしたら、あとは余計なことは考えず笑っていれば
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.5

認めたくないものだな、CGゆえの作画の過ちというものを。

Ⅰ~Ⅳの感想です。

・予算削減のせいか、メカなどにCG多用のため違和感アリアリでなかなか馴染めない。

・昔のガンダムを見慣れてるので、表
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.0

自分が親の立場だったら、お母さんの仕打ちを責められるだろうか?

かなり久しぶりの2回目。
見てからここに書くまでに1ヶ月近くたってしまったので感想を忘れかけてます。

終始チュッチュしてたのは印象に
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

1.0

乳首だけは絶対に見せない斜め上の女優魂。

さすが主演女優賞。蒼井優ちゃんの演技はすばらしかったです。ご両親が大阪出身だけあって関西弁も完璧。ほかの俳優さん(竹野内豊の奥さん以外)は、ネイティブしか気
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.0

戦場が帰るべき故郷になってしまった悲しい男。

映画館以来の2回目。さすがクリント監督!好きでも嫌いでもないですがブラッドリー・クーパーの役作りもよかった。

つぎはクリス・カイル(160人)以上の世
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.0

親しき仲でも、ドライなニューヨーク。

言ってる人も多いですが、「レディ・バード」のその後のような映画でした。

この映画で終始展開される上っ面だけの人間関係って、女子どうしだからなのか、NYではそれ
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

4.0

あなたの友達に、お金持ちいますか?

「映画ならではの夢のあるサクセスストーリーだよね~」と言うべからず。ここには重要なライフハックが示されている。

つまり、エンリコ・モレッティ「年収は「住むところ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.0

パルムドールということで見る前にハードルが上がったせいか、期待していたよりはまあまあ普通でした。もうちょっとメリハリとかドラマチックなほうがよかった。それなら「三度目の殺人」を見なさいってことなのかも>>続きを読む

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.8

やり場のない閉塞感とトリッキーな映像。

始まってすぐに演出が広告っぽいなと思ってたら、監督・脚本はたぶん電通のクリエーティブディレクターかコピーライターさん?

アーヴィングの「熊を放つ」みたいな話
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

2.8

ある日、空からややこしそうなジジイが隣の家に降ってきて…って話なら、「グラン・トリノ」のほうがよっぽどよかった。

エンディングのボブ・ディラン「shelter from the storm」の曲に「
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

1.0

見始めて5分で想像と違いすぎて開いた口が塞がらず録画消去しかけたんですがマイケル・アイアンサイドが出てきたので思いとどまって無理くり最後まで見ることに。

バーホーベン監督、7年前の「トータル・リコー
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ロング,ロングバケーション(2017年製作の映画)

4.0

自分のギンレイホール史上、一番みんなが笑っていた映画。10分に1回くらいみんな笑ってました。笑うたびに、そのあとちょっと切なくなる。(ちなみに…自分の全部の映画館史上で一番みんなが笑っていたのは「ムト>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

2.8

過去の栄光にすがって生きるしかない悲しさ。

年を取るとはどういうことか、とか。人生の落とし前はどうつけるべきか、みたいな映画。

仲間を決定的に裏切ったユアン・マクレガーが、20年ぶり(原作では9年
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

2.8

1回目は映画館で見て、2回目。
1回目と特に感想変わらず。
お母ちゃん頭でかすぎ、帝(みかど)アゴ長すぎ。

2018.5.18

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

23才(?)で17、8を演じる苦しさよ。向こうの人はもともとからして大人っぽく見えるので、シアーシャ・ローナンがあまり高校生に見えませんでした。むしろ、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」「スリー・ビル>>続きを読む

はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

2.8

男の子は小さくてもいかにもパリジャンな男前だったけど、女の子のキャラがもっさりしててあんまり好きになれなかったのが個人的には大きなマイナス点に。

一番の感動ポイント(ラストシーンは除く)の頑固父さん
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恋におちて(1984年製作の映画)

3.0

昔見たとき、ニューヨークでは知らない人どうしが「メリークリスマス!」ってあいさつするんだなぁってとこだけよく覚えてました。
主役のおふたりさんは若いときか年取ったときしかイメージがないので、中途半端な
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