ピープーさんの映画レビュー・感想・評価

ピープー

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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

いーねー! 主人公ミックがなんとも魅力的。ずる賢かったり弱さもあるが、同時に、本物の悪人と対峙する高潔さも兼ね備えていて。弁護士なのに、なんか私立探偵モノのようなノリでカッコいい!

ストーリーも全て
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.2

なんと魅力的なキャラクター! ストーリーそのものよりも、緻密な人物描写が作品を面白くさせるという好例。

昨今増えてきた実話ベースの作品は、エンタメ性が少なくてつまらんと感じることが多いけど、これには
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

こ、これはヤバい。歴史的瞬間の目撃者になった気分。

センス、パワー、新しい表現へのチャレンジ。脳みそを吹き飛ばされました。人間の想像力ってこんなとこまで到達できるんだ! この興奮は当分冷めそうにあり
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭からぐいぐい引き込まれて、一体どう展開させてどう収束させるのか!とめちゃワクワク。「しげる」とか「KYタクシーのティッシュ」とか笑いも随所にあり、編集もセリフ選びのセンスも素晴らしかった。

が、
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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!(1999年製作の映画)

-

備忘録:前半ののんびりした展開に飽きて、途中で離脱。キャスティングも好みでなかった。

26世紀青年(2006年製作の映画)

-

備忘録:半分ほど見て離脱。おバカがたくさん出てくるコメディは、自分は好みじゃないことが分かった。

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.8

心のオールタイムベストのひとつ。ロマンチックコメディの傑作。こういう嫌なヤツが成長するストーリーは何度観ても笑えるし、感動する。

ログライン:高慢な天気予報士が、同じ1日のループにハマり、恋した女に
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フリーダム・ライターズ(2007年製作の映画)

3.8

新米女性教師が、人種間で対立する生徒たちの絆を作っていく話。

実話ベースの映画はあまり好きではないが、この作品は良かった。丸2年間の出来事を追っているので、ダイジェスト的なストーリーになってはいるが
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

知的障がいの父親が、娘の親権を取り戻すために女性弁護士と共に戦う話。

数年ぶりに再鑑賞。主人公サムやルーシー、アニー、ランディや障がい者の友人たち、対立する検事というった脇役まで、類型的な便利キャラ
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男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花(1980年製作の映画)

4.6

寅さんはまだ5作目。本当は頭から順に見たいところだけど、辛抱ならず、ついリリーの出演回から見てしまってます。

気が向いた時に、妻と一緒に見て主題歌の口上から合唱して、毎シーン、二人でテレビに向かって
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.0

数年ぶりに再鑑賞。絶望からの再生を描いた名作だと思う。

脚本を書いたレスリー・ディクソンが、他にもぼくが大好きな作品を二つ(ミセス・ダウト、潮風のいたずら)も書いていたのを知ってびっくり。この人は「
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

数年ぶりに再鑑賞。以前は、全員がいい人すぎることに鼻じらんで、あまりピンと来なかったが、改めて見ると、それぞれの人物造形が素晴らしくて入り込めた。主要人物はもちろん、脇役まで丁寧に作られていて。

2
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

魂が共振する迫力。シンプルなストーリーがテンポ良く進むので、ミュージカルシーンの邪魔をしていなくて入り込める。

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.0

殺人鬼ふたりの不気味な芝居がハマってて前半は楽しめた。ただ後半に行くに従ってくどくなる。何度もあるどんでん返しに慣れてしまい、気持ちが離れてしまった。終わるべきところで終わらず、最後は蛇足な感じもした>>続きを読む

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.7

普段、恋愛ものや不倫ものはそんなに見ないけど、久しぶりにダダ泣きした傑作だった。この監督の作品の中ではこれが一番好きだな。

誰にでもある、取り返しがつかないけれどいとおしい思い出を、これ以上ない巧さ
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

4.5

新米刑事の長すぎる1日をとことんスリリングに描いた脚本、凄すぎる。好みど真ん中。

見事に真逆なバディのそれぞれに正義も欠点もあり、伏線もきっちり回収し、主人公ジェイクの変化や葛藤も激しくて。

何が
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デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.8

作り手の熱をそのままぶつけられたような勢いがあって、それぞれの人物にその人なりの正義があり、守るべき人がいて、彼らが対立や葛藤をしている様にシビれた。

後半の対決はまさに泥仕合で、ちょっと冷めてしま
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LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.0

日本のオリジナル作を見ていたので、どうリメイクされるのか興味があり鑑賞。あらすじを知っているからか、大味な演出だからかノレなかった。

殺し屋役のユ・ヘジンさんの味のある顔が最高で、彼を知れたのが一番
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

いろいろ容赦なくて楽しめた。松坂桃李がはまり役で、助演男優賞も納得。あの時の愕然とした顔、部屋での泣き…。素晴らしかった。

ただ、ステレオタイプなヤクザがガナったり、メンチ切ったりというベタなところ
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.2

主人公のキャラクターは素晴らしかったし、前半の展開も面白かった。ただ、実話を追いかける様な構成で、後半ダレてきたのがもったいなかった。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どのキャラクターも魅力的。全員、自分が正しいと思っているもの同士の対立が巧く描かれている。

ネット上では署長が真犯人説が炎上したみたいだけど、それが本当かどうかは別として、僕もそうであってほしい。そ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

面白かった!ネタバレになるので、何も言えないですが、なるべく前情報なしで観る方が良さそう。

ほんとに110番のオペレーター室だけで完結する話でした。脚本が巧みで、ハラハラドキドキさせてくれます。

洗骨(2018年製作の映画)

3.4

作り手の情熱が伝わってくる熱い作品だった。洗骨を題材に選んだのは素晴らしいし、おばちゃんと店長のキャラも最高だった。

ただ、全てがクドいのが惜しかった。テーマを感じさせるんではなくモノローグで説明し
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.6

ビデオメッセージなど親子の葛藤シーンは感動で泣けたが、5次元とか僕には難しすぎて、今ひとつ乗りきれず… 絶賛する方が多いのは良く分かります。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

トップシーンやジェミニ打ち上げシーンが素晴らしかった。主人公ニールの視点で、激しい振動と轟音の中わずかな窓からしか外の様子が分からず、すごい緊迫感のある演出だった。

ただ、日常のシーンでも手持ちカメ
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.6

相変わらず渋い。
が、回想が多い分テンポが悪くなってるような印象。殺された兄妹とその父も添え物扱いであまり活かされてないかな。

恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.5

主人公がこれ以上ないほどのクソ野郎なのに、その不器用さにいつのまにか感情移入させられてしまう秀作。そらアカデミー賞獲るわ。

僕的には、ジャック・ニコルソンの代表作はこれだ!

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.3

じんわり良い映画でしたが、実話ベースのストーリーは意外性やひねりが少なく、自分の好みとしては物足りなかったです。

バディ二人の対比や、黒人の方が雇い主というのは素晴らしい。

ラスト・オブ・モヒカン(1992年製作の映画)

3.2

王道のキャラと展開で既視感を感じたが、シナリオの教材としては良さそう。

ニューヨーク、アイラブユー(2008年製作の映画)

2.7

おしゃれ系短編集。いくつか意味が分からない作品があり、自分には合わなかった。

少林サッカー(2001年製作の映画)

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備忘録:見る。
「斉藤ひろしのシナリオ教室」のおすすめ。『七人の侍』と同じく「ある目的のために集められたキャラたちが活躍する話」

十三人の刺客(1963年製作の映画)

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備忘録:見る。
「斉藤ひろしのシナリオ教室」のおすすめ。『七人の侍』と同じく「ある目的のために集められた侍たちが活躍する話」

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