最高のエンターテイメント。「七人の侍」は全然好きじゃないが、こちらは大好きである。
数年ぶりにお勉強のために再鑑賞。
ウディ・アレン演じるアルビーの皮肉屋なキャラクターが素晴らしい。メンドくさい主人公と奔放な彼女の組み合わせの元祖として、いろんな作品が影響を受けてるように思える。>>続きを読む
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主人公スージー役のシアーシャ・ローナン、純潔の象徴のような彼女で成立している作品。酷い事件の犠牲者も本人の魂は天国で幸せになっているという(確かめようは無いけど)真理らしきことを語っていて、「起きた全>>続きを読む
豪華なキャスト、緊迫感のある巧みな撮影と編集が素晴らしかった。特に主人公ミジャを演じるアン・ソヒョンのあの人を超越した存在のような眼差し、堂々とした佇まい。あのキショい博士もまさかあの俳優だったとは、>>続きを読む
とにかくこの設定を思いついたのが素晴らしい。
従来のヴァンパイアのお約束(不老不死、噛まれると感染る、日光や心臓に杭で死ぬなど)を上手くストーリーに活かしてるし、血液不足が社会問題とか、ヴァンパイア>>続きを読む
大好き。たまらなく切ないが愛しい作品。
特にシナリオと編集に惹かれた。前情報なしで観たところ、序盤からテンポがあってこりゃ良いかも、まぁでも王道の音楽映画のオヤジ版だろうな、くらいに思って軽く観てた。>>続きを読む
王道のドタバタコメディ。蜂のぬいぐるみには大笑いした。たまにはこういうのもいいなと。
強烈な個性で描かれている人物たちは全員素晴らしかった。これが好きという人がいるのも分かる気はする。
が、このムズがゆいというか、居心地の悪い世界観…。これを楽しめる感性があったら良かったのにとは思っ>>続きを読む
パルヴァース監督の情熱を感じられる熱い作品だった。主演の織田梨沙さんの演技が素晴らしくて引き込まれたのを始め、各人物のキャスティングが良かった。
ただ、初監督だからか編集のテンポが緩慢だったり、画の>>続きを読む
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なかなかの良作。
各登場人物の個性の描き方が見事。特に神父を完璧な聖人にせずに人間味があるところ。
知的障害者のフリをするくだりは、邦画なら完全にアウトだと思うがイタリアはOKなのに驚いた。
自宅>>続きを読む
演出はカッコイイ。でもデンゼルがあまりにも強くて迷いもなくて、敵も弱くて、ハラハラしなかった…。
ひたすらジム・キャリーの顔芸を堪能するための作品。ストーリーはもう一捻り意外性があったら良かったが、ファミリー向けの王道という展開。
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始まり方と設定は良かったが、それ以外は全く好みではなかった。
全登場人物の性格が類型的なので感情移入できないし、先の展開も察しがついてしまう。
人物を描くよりストーリーを追いかけることに終始してる>>続きを読む
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普通にオモロいドタバタコメディ。次から次へと工夫に満ちたトラブルを起こすのも、後に伏線として効いてくるのも素晴らしいが、まぁドタバタがひたすら続くだけっちゃあそれだけの話。
それよりなにより、半端に>>続きを読む
なかなかの拾いモノだった。ジム・キャリーらしいドタバタ芸も織り交ぜつつ、90分で上手くまとめてる。てか彼のクドさは90分でちょうどいい。
いろいろ強盗に失敗するくだりとか、寝ているジェーンの胸に泥の>>続きを読む
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北朝鮮工作員の偽装家族という設定はすごく面白い。シリアスコメディかと思ったら、サスペンスドラマだった。
韓国映画に多くある大味な展開に感じた。メインキャラが4人もいて、それぞれの事情を説明したり、北>>続きを読む
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何度観たか分からない。死を通して生を見つめるという普遍的なテーマをここまで美しく、かつユーモラスに描いた作品はなかなか無いと思う。
・シナリオも素晴らしいと思うが、滝田監督の演出力がその良さを格段に>>続きを読む
史実を元にしながらも飽きさせない展開。二人の美女を始め、全員がハマり役の見事なキャスティング。あの名ゼリフ。
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負け犬姉妹が事件現場の清掃業を始めるという設定と、各キャラクターの個性が素晴らしかった。
それぞれのエピソードも面白かったんだけど、それがブツ切れというかうまく繋がってなかったので、最後にカタルシス>>続きを読む
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二年ぶりに再鑑賞。ロビン・ウイリアムズのコメディアンとしての至芸を堪能出来る代表作で、子供から大人まで楽しめる素晴らしいホームコメディ。
とは言え、勝手に意見を。
・コメディだが「親の離婚は子供の>>続きを読む
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なによりこの設定を思いついたのが素晴らしい!
が、主人公にも各キャラにもそんなに感情移入できなかったので、冷静に観察しながら観た感じ。
最後は会社側の人間になり、執事長の爺さんを看取るというのも意外>>続きを読む
前半の凝ったカメラワークや母親にしつこく言われて仕方なく動く感が素晴らしい。
観客に語りかけるモノローグはちょっとくどいし、後半はちょっとダレた。
レイチェルに作った映画の分かりにくさ、ラブストー>>続きを読む
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社会派サスペンスでもあり、純愛ものでもある傑作。何度も観ているが、その度自分の中で評価が上がっている。
奔放なヒロイン、テッサをレイチェル・ワイズが魅力的に演じていて、それが大企業の不正を暴くという>>続きを読む
捻った構成のミステリー。複雑なのに辻褄はあっているのはスゴい。でも納得感がないというか、あ〜面白かった!とはならなかった。催眠術という何でもありの設定を使ってるからかな。
大好きな作品。6回ほど観てるがその度に感じ方が変わっている。初回は、前半がドラマティックで後半はダレるなくらいに思ってたけど、今回は全然違う印象で、自分はいったい何を観てたんだと…。
カミーノ巡礼中>>続きを読む
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月面基地というワンシチュエーションのSFサスペンス。低予算でもアイデア次第で魅せられるという見本になる佳作だった。それにしてもガーティの声がケビン・スペイシーとは気づかなかった…。
◯:
結構早い段>>続きを読む
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森田監督独自の世界観と言えば聴こえはいいが、謎が残ったままで視聴者が置いてけぼり。構成が練りきれてないと感じた。設定が良かっただけにもったいない…。
【良かったところ】
タイトル
設定の着想
ファー>>続きを読む
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キャラが立っててなかなかに面白かった。
シナリオコンクールに入選したいならこういう脚本を書こうと先生がオススメされてたので観てみたが、なるほど、冒頭からすぐにオーヴェのキャラクターを描き、置かれてる>>続きを読む
子供時代のノスタルジックな雰囲気は良く出ているし、きっと当時は画期的だったんだろうなと思うが、そんなに好きではなかった。