大学生活の無駄づかいさんの映画レビュー・感想・評価

大学生活の無駄づかい

大学生活の無駄づかい

ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)

3.8

自閉症の男の子が推しのサッカーチームを自分の目で見て探す話

自閉症の子とその親の苦労が痛いほどわかった

実際のブンデスのチーム、スタジアムが使われてたりサッカーファンなら楽しめる要素が散りばめられ
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余命10年(2022年製作の映画)

4.6

知人に進められて視聴

自分は余命系の話にかなり弱いみたい

主要キャラの関係性や温度感がすごく好みだった

余命10年という長くも短くもない余生で、生きることに執着しないように、周りに気遣いさせない
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Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow(2018年製作の映画)

3.5

平和な箸休め回

物語は進まないけど、発魔期というものの存在が分かる

キャラが本編よりゆるくコミカルに描かれていてファン映画としては申し分ない楽しい内容だった

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.6

顔以外普通の男の子とその子を支える人達それぞれの葛藤を描いた物語

顔は過去を心は未来を示す地図って言葉が染みた

相手のことを知りたかったら、よく見よう

セッション(2014年製作の映画)

4.3

洋画初レビューです!

音楽という名の狂気の世界にどっぷりと浸かっていくドラマーの物語

指揮者のフレッチャーは音楽狂人すぎて、ほんの少しでも自分の思い通りに演奏しない奴には体罰、Fワード、差別発言を
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余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。(2024年製作の映画)

4.4

今まで映画やドラマをあまり観てこなかったから余命が残りわずかの若者の物語を恐らく初めて観たのだけれど、死生観とか生き方とかを考えさせられるなと感じた

病とは理不尽なもので、ある日突然希望を持った若者
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.1

まず驚くのが1993年の作品なのに、髪型や服装が今流行しているスタイルと近いことで、流行のリバイバルを実感できる

主人公の杜崎くんは個人的にビジュアルも性格も好きで好感度高いけど、反対にヒロインの武
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.5

ディズニー映画をあまり観てこなかった人生だったけど、すごくイメージしてた通りのディズニー映画って感じで、自分はディズニー映画かなり好きなんだなということに気がついた

ご都合主義でベタかもしれないけど
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.3

「旅はこれまで歩いてきた道を確認するため」という言葉に旅好きとして心を掴まれた

旅は新しい価値観をもたらしてもらうためだけに行くのではなく、旅をして人生立ち止まってみると見えてなかった自分の持ってい
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.8

戦時中の日常をまるでタイムスリップしたかのように本当に細かく描いている

この作品の怖さはジワジワと日常生活に戦争が侵食していくところで、食料の配給がどんどん少なくなっていき、華やかだった街が色を失い
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.9

動物が人間のように暮らし始めた理想のような社会で起こりうる現実を描いている

動物の体の大きさや偏見などから差別が蔓延していて、そんな中で無理と言われた夢を叶え強く生きるジュディと、1回心を折られたニ
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.9

思春期の複雑で繊細な感情をていねいに描いていて、ティーンから大人まで心に響く温かい作品

人生は大人になっていくにつれて難しい選択を迫られるから、色んな感情を抱く機会が増えるし、自分の考えや感情を押し
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.8

感情、家族、思い出について考えさせられる作品

特に「悲しみ」という感情にフォーカスを当てていく物語で、感情を細分化したときに一見邪魔にも思える「悲しみ」がどうして私たちには備わっているのかというのを
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夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.5

欲しいものがなんでも手に入るけど、時間の進みがとんでもなく早いトンネルという設定が面白い

その不思議なトンネルを2人で協力して調査していくのもワクワクする

演出が秀逸で、特に同じ状況のリフレインを
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.9

チェンソーマンでお馴染み藤本タツキ先生が描くクリエイター賛歌

原作のコマ割りのセンスをそのままに、仮にセリフが泣くても泣けるぐらい芸術肌のアニメーションで、美しい音響を重ね、エモーショナルな仕上がり
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.0

コナン映画5作目
ここにきて初めて観たことある作品だった
緊迫感のあるアクションシーンがここまでで1番冴え渡ってた
やはり前半の何気ないセリフを活かすのが上手い
少年探偵団の可愛いかっこいいところを観
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

4.4

コナンの感想はゆるく書く予定だったけどめちゃくちゃ面白かったからしっかりめに感想書いちゃった

コナン映画4作目のにあたる作品

恐らく個人的にコナン映画の中で相当上位食い込む作品になりそう

この作
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

3.6

コナン映画3作目
映画ではキッド初登場
キッドとコナンの関係を追う上で重要な作品だったと思う
エッグのギミックが凄かった

名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

3.9

劇場版2作目
小五郎のおっちゃんが初めてかっこよく見えた
毛利家仲良くやってほしいね

名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

3.9

コナン映画第1作目
シンプルにハラハラドキドキできる爆弾解除していくストーリーで観てて楽しかった
オチも前半のフリが効いてて綺麗

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.9

上空に謎の空飛ぶ円盤があり、いつ侵略されるか分からないという非日常の中で繰り広げられる日常が新鮮で世界観に惹かれた

独特なセンスで描かれる日常にシリアスが挟まっていて、いい意味で落ち着かない

詳し
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.5

東京に上京してきた横道世之介の大学生活を切り取った青春作品

とりあえず吉高由里子が可愛すぎた

コミカルで独特の空気感やキャラ達によってしっかり笑える

伏線や突拍子のないシリアスなシーンが細かく散
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ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.6

島野高校が1番親しくて1番のライバルである音駒高校と全国の舞台で対戦する展開なんて最高に決まってる

大画面で迫力満点の音響、ハイキューで過去1番の神アニメーションを浴びれて幸せだった

この2校だか
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.1

ヤクザ×中学生の一風変わった青春作品
ギャグが面白くて儚い青春を感じれてあっという間に観終わってた
めちゃくちゃ空気感が好き
綾野剛に惚れてもうた
カラオケに行って「紅だーーー!!!」って叫びたい

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.9

アニメ1期で話が進まなくなって離脱してしまった状態で本作を観たけれど、ただ自分が斜に構えていただけで魅力がたくさんある作品だということを思い出せた

アーニャとヨルさん可愛くてロイドさんかっこいい!位
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.6

黒柳徹子さんの幼少期を描いた自伝的作品

絵のタッチとか世界観が個人的に過去一レベルで好き

お茶目なトットちゃんを受けいれるあたたかい家族、友達、先生にほっこりした

校長先生が本当に人格者でいちい
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

終電を逃した大学生の男女が偶然出会い、意気投合し、互いに恋に落ちて、それからの物語を淡々と描いていく

まるで運命かのようなレベルで好みが合う2人が環境の変化によって変わっていくのが、時間というものを
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青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない(2023年製作の映画)

4.1

咲太の主人公としての魅力が今作でさらに上がった

梓川兄弟の関係が本当に良い

主人公が魅力的なラブコメはやはり素晴らしい

今作は梓川家に焦点を当てていて、花楓の件でバラバラになっていた家族の再会と
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.5

埼玉県人として鑑賞してきました👌
自分にゆかりのあるものが頻出してたのでニンマリしてました
埼玉はええ所やねん知らんけど

駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

4.1

P.A.WORKSのお仕事アニメとはいえ、ウイスキーがテーマということで楽しめるかどうか不安に思っていたけれど、そんな懸念を吹き飛ばして期待の上の上を行く満足度だった

ウイスキーについて全く知らなか
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たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

4.8

ただただ最高としか言いようがない

今作は変化を強いられる高3のたまこともち蔵物語

「たまこまーけっと」とは違い、たまこの心が大きく揺さぶられるのでメタファー的セリフや演出が多様されてるのが印象的
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.9

自分が観てきた作品の中でも1番の衝撃作
観終わったあとは放心状態だった

シナリオだけでもゾッとするけど、それを引き立たせるアニメーションの怖さと、とんでもない構成力でどんどん恐ろしい世界観に引き込ま
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いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

4.8

実写作品をあまり観ずにアニメばかり観てる自分でも最高に楽しめた

結構ファンタジー要素が強い作品ではあるけど、ストーリーがしっかりしてて納得感がある

かなり伏線を張ってて、展開を予想して楽しみながら
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.0

弟のすすめで珍しく実写映画に手を出しました

ぶっ飛んだB級映画って印象

緩い会話と暴力シーンの緩急が独特で面白かった

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

4.1

結構ダークな作品を想像してたけど、岡田麿里感満載の青春SF恋愛作品だった

中島みゆきを主題歌に使ってるから一般層に向けた作品かと思ってたけど、そんなことはなかった

映像、音響、声優の演技のレベルが
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