ニトーさんの映画レビュー・感想・評価

ニトー

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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

通しで観るのは初めてだったのですが、さすがキューブリックというべきでしょうか。

ディスコミュニケーション(とそれがもたらす惨禍、あるいは滑稽さ)というのはキューブリック映画に通して見られるものではあ
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半世界(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

坂本順治監督ゆえ(失礼)と知り合いのゴローちゃんファンが「微妙」という評価だったので警戒していたのですが、思った以上に良かったでござそうろう。まあ、キノフィルムズが好きそうな映画だなぁ、とは思いました>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

 この手の映画にしてはランニングタイムが二時間半と結構長めで、前日にまともに寝ていなかったこともあって中盤で少しダラついたような気もしました。アバンのSASUKEは普通にもっと短くできたと思うのだけれ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

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イーストウッドはやっぱりイーストウッドなのだった。

もはや映画のテクニック的なことを指摘することが(まあ指摘できるほど知識ないですが)馬鹿らしくなってくるようにきっちかっちりと収めるべきものを収めて
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西部魂(1941年製作の映画)

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 フリッツ・ラングの監督映画。

西部劇としてカテゴライズされるであろうこの映画。開幕から西部の荒野なのだけれど、何かが違う。大地と空のコントラストが妙にはっきりとしていて、その境目が線としてはっきり
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

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いやー面白かったです。原作のグラフィックノベルは冒頭だけチラッと読んだ覚えがあるのですが、それだけだとここまで笑えるような内容だとはわからなかった。

私は自他ともに認める勉強できない劣等生なので当然
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福島は語る(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

監督の土井敏邦さんは記者でありながら2005年から13本の映像を撮ってきた人で、キャリアもかなりある人にもかかわらず私は全く知らなかった。

これ、決定版(と上映会では銘打たれていた)も170分と大尺
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家なき子 希望の歌声(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会で。

なんかの童話なのだろうな、とは思っていたのですがかなり有名な児童文学らしいですね。全然知りませんでした、はい。こちらも全く知らなかったのですが、出崎勉監督版のテレビアニメもあっ
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作未読だし地上波での放送のためCM枠でだいぶカットされているだろうから何とも言えないのですが、それを抜きにしても少なくともこの映画はクローンの倫理の問題そのものを突き詰める気はあまりなさそうな気がす>>続きを読む

エデンの東(1954年製作の映画)

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困ったことに傑作ではありながらいかんせん騙された気がしないでもない。

カインとアベルの話をモチーフに父と息子の愛をめぐる話で、観てる最中は最高に盛り上がりジェームズ・ディーンが父親に拒絶されたシーン
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TOKYO TELEPATH 2020(2020年製作の映画)

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ペンタクル、ペンタクル、フラクタル、ペンタクル、ペンタクル、スペクトル、以下∞略・・・

この映画にフュージョンして文章書こうと思ったのですがダメでした。失敗しました。フュージョン失敗です。解除まで3
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ファンタジーな映画かと思ったら全然そんなことなかった・・・。

ナラティブ映画だった。しかしリーアム・ニーソンのラストの粋な使い方(本編では未登場)はグッとくる。継承の話でもあったという。「あれはイマ
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

世間的にも前作は好評だったらしくわかりやすくグレードアップしていました。

・製作費倍増
・メインキャラクターが2人から4人にグレードアップ
・ケージの中のみ(厳密にはちょっと違いますが)という限定空
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陽暉楼(1983年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

五社英雄の映画を観るのは何気に初めてなのですが、これ傑作でしたね。
原作がどうなのかは未読につきよくわかりませんが、そもそも浅野温子のキャラクターがいなかったということもあり、かなり原作とは違うみたい
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

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      ,.r''´      ; ヽ、
    ,ri'  、r-‐ー―'ー-、'ヽ、
   r;:   r'´        ヽ ヽ
  (,;_ 、  l          ::::i
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翔んだカップル(1980年製作の映画)

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こういっちゃなんですが、大林宣彦よりも相米信二の方が薬師丸ひろ子を魅力的に描けていよるのでは。制服一辺倒な「時かけ」よりも都度都度衣装替えさせる相米を見ればそれはわかることである。
思うに、大林はロリ
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

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相変わらずだっさいサブタイトルな邦画センスでございますが、内容はとても素晴らしい。今年観た中でトップクラス。

テニス版「聖の青春」と言うべきでしょうか。つまるところ、その世界の頂にいる二人にしかわか
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劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

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文字に起こすことのほどはなかったんですが、桜が調理のシーンで腕まくってたので前章で気になってたところはOKです。しかしそのあとで遠坂と料理するシーンで遠坂は袖まくってないのなんなんですか。まくれ、袖を>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

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こういう、どう見ても一見さんお断りの映画というのは初見の人がどれくらいいるのだろうか。いや別に私は一見さんじゃないし、むしろそこいらのにわかや新参にくらべればFateというコンテンツに親しんできた人間>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

オンライン試写会で「パブリック 図書館の奇跡」を観る。

低スペックのPCで2時間もない映画を3時間以上かけてカクカクの動画で観てしまったというこちらの瑕疵を考慮したとしても、これって全然いい話で終わ
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グラン・プリ(1966年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これ傑作でした。「フォードVSフェラーリ」のときにも名前が挙がってたので気にはなってたんですけど、まあ3時間かけるだけはある。

オープニングも最高だし終幕も最高。黒いバックに白いフォントで役者の名前
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孤独な場所で(1950年製作の映画)

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もうほとんどフリークスの映画にしか観えない。
ある瞬間からボガードの顔が怪物にしか見えなくなってしまって、彼を怪物として観たときにこれはもうほとんどバートン的フリークスの悲哀の映画にしか見えなくなって
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彼奴(きやつ)は顔役だ!(1939年製作の映画)

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これ、戦後の帰還兵が職にありつけず禁酒法を利用してギャングを組織し一儲けして落ちぶれていくという、まあスコセッシ映画(実際、スコセッシは参考にしているとか。ジェームズ・ギャグニーとかまんまディカプリオ>>続きを読む

キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

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いつものピーター・バーグなんだけど、アバンというかオープニングのおさらい映像がかっこよくておしゃれ。つまり開幕10割。

近年のは実話ベースではあるんだけれど、これはベースとなる事件はありつつも完全に
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ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

癒し系の最高峰、その名もホドロフスキー。「太陽系を癒す」とまで言ってのけたホドロフスキー翁でありますから、そんじょそこらの癒し系などでは足元にも及びますまい。

この映画、構成がすごく単純で、相談者の
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

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この映画の白眉は杉戸八重(左幸子)が犬飼の爪で辛抱堪らん状態になっているシーンであることは全会一致のことだと思う。あのシーンは、なんだか見てはいけないものを見てしまったような(それは鏡像として自分に反>>続きを読む

ビリー・リンの永遠の一日(2016年製作の映画)

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問題系としては「ハートロッカー」や「アメリカン・スナイパー」に通じるのですが、ただ映像の耽美さというか寄り添い方はだいぶ思いやりがある。

これ劇場公開されてなかったんですね。結構な良作だったと思うん
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レッド・ダイヤモンド(2016年製作の映画)

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 いや、まあ、トマトの評価は知りませんが私は結構楽しめました。

ただまあ、なんというかですね、明らかにこれテレビシリーズの劇場版的な作りになっておりまして、観終わった後にテレビドラマ版があるのだろう
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Planet of the humans(原題)(2019年製作の映画)

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マイケル・ムーアが監督。したわけではなくあくまでエグゼグティブとして参加しているドキュメンタリー映画。

一言で表すなら「グリーン(クリーン)エネルギー」を取り巻く欺瞞について。

環境問題が語られる
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ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

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昔々に観たのを観返してみると新しい発見があったりするわけですが、これ今見ると面白い構造をしている。

まあでも、確かにシュワちゃんファンは観ていて歯がゆいものがあるのは確かでしょうけど。明らかにアーノ
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かごの中の瞳(2016年製作の映画)

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どっかで聞いた名前だと思ったら 「ワールドウォーZ」やら「プーと大人になった僕」の監督でしたか。なんかあんまりおんなじ監督って気がしないような気がしないでもない。

身体の変化が人間性の変化へと直結す
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68キル(2017年製作の映画)

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いやーこれすごい面白かったです。ヴァイオレット以外のキャラクターが屑しかない。ヴァイオレットも退場の仕方こそあんなんでしたけど、セリフだけとはいえ世の理不尽をサバイブしてきた強くて脆い人間として一番キ>>続きを読む

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

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やっぱり周防さんの映画は笑える。それだけで貴重なのだけれど、変にべたつかないのが観ていて心地よい。知らなかったけどIF出身だったんですね、周防さん。

必ずしも演技が達者な人でなく、むしろそうであるか
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

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死者によって手繰られる生者の生。それを通俗的な恋という形で描出することのおどろおどろしさ。監督は本気でこれを純粋なラブストーリーとして観ているからここまで突き抜けているのではないのかしら。

いや、確
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

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「ヤング=アダルト」のジェイソン・ライトマン監督でしたか。納得。

「若女将は小学生」に通じるセルフケア映画。「もっと自分をケアしなきゃ」というセリフと、その矛盾の持つ温かさに少しジーンとくる。

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地獄の逃避行(1973年製作の映画)

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地獄要素は「地獄の黙示録」に合わせた日本側の配給にのみ依拠している、という「戦争のはらわた」案件なわけで。

打算なき戯言。あるいは夢幻の戯事。ホリーのモノローグで始まるこの映画はキットの最期すらもホ
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