Kuroitaさんの映画レビュー・感想・評価

Kuroita

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

各賞総ナメにしたこと納得です。
半地下での仄暗い画と、高級住宅での開放感を感じる明るさとの対比が素晴らしく、またそこにはまるで匂いまでもが漂っているように感じさせることに、凄さを感じました。
家政婦さ
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.8

素晴らしい映画でした。

この種類の映画は、もともとあまり好みではなく、また世界の中心で愛を叫ぶの存在がどうしても頭についてまわりますが、
この映画は、文学っぽいセリフが本来なら非現実的に感じるはずな
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

幸せとは何かを改めて感じ、考えさせてくれました。当たり前の毎日が繰り返しやってくることや、大切な人がいつも側にいることに感謝。

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.0

バブル全盛のこの時代に、アイドルからの脱却をはかるべく、スキンヘッドでお坊さんの映画に臨む本木さんの本気の役者魂を感じました。
しかも、次作はまわし姿。
周防監督ならではの風刺が効いていて、インパクト
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.8

デヴィッド・フィンチャーがなぜ実話のサクセスストーリーを描くのか、
ずっと疑問に思い、観るのを避けていました。
でも実際に観てみたら、フィンチャー色全開でした。
ダークで、小気味好いテンポ、音楽、風刺
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

何が正しくて、誰が正義なのか分からなくなり、終始重苦しい気持ちで観てましたが、救いようがない中でも、人を思いやる気持ちが変化をもたらすことに、少しだけ救われた気がしました。
素晴らしい映画だと思います
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.6

映画を観ても、何年後かにはエンディングや内容を忘れるものが多いけれど、この映画はずっと鮮明に覚えている映画だと思いました。
心に爽快感はないけれど、脳にはズシリと響き、物悲しさと共に、不思議な気持ちに
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

シャロンテート事件を知らずに鑑賞。
知っていたら、観ている間の心の持ちようが違っていたかもしれないと思いました。

タランティーノにしては終始おとなしめだなと思ってましたが、最後の10分は、らしさ全開
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

2.8

空気感は好きだし、街ですれ違う見ず知らずの人の日常にありえるかもしれないけれど、最初から最後まで感情移入が全く出来なかった。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ベタですが、最後のライブシーンが最高でした。
2020年1月の来日公演や、ブライアンの書籍の発売も、本当に楽しみです!
またQUEEN盛り上がりそうですね。

凶悪(2013年製作の映画)

3.8

実話ということに驚きです。
先生のような人間が、まだまだ世の中にいるのではと想像すると、恐ろくなりました。
暴く側も、世の中の悪には対峙しつつも、
家庭という身近なところの対峙は避け続け、強さと弱さが
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

5.0

最低な人間たちばかりなのに、鑑賞後は自分のことをいちばん大切に思ってくれている人って誰なんだろって考えさせられた。
久しぶりにズシリと響きました。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.0

生涯3本目のインド映画鑑賞。
友情や絆が良かったし、伏線回収も見事でした。
ただ、どんなに美味しい料理でも、アレルギーがあっては食べられないように、個人的にはインド映画の世界観にアレルギーがあるようで
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

久しぶりのアメリカ王道映画だと思いました。一周し、逆に新しかった。
有りがちに終わらなかったのは、主人公だけに特化せず、周りの人たちの背景や内面にも焦点を当てたところが良かったです。
特に姉のエピソー
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

SPEED、マトリックス、ジョン・ウィック。
アクティブなキアヌは本当にカッコいい。

ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

4.0

本来なら重いテーマなのに、笑いやポジティブに捉えた視点が斬新でした。
とはいえ、過去を振り返るシーンはまるで別の映画をみているようなテイストで、背負っている背景が深く印象に残りました。
素敵なラストに
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.0

ほぼ全編エンジェルの視点から描かれているため、終始1人演技を観ている感じ。
心理描写があまりなく、感情移入出来ず、
少し消化不良でした。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.8

今なさながらですが、食わず嫌いはいけないですね。本当に良かったです!
最初は、どうやって着地させるのかなって思いましたが、そうきたかーと。
ドキドキと涙が止まりませんでした。
また観たくなりました。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.8

アニメーションでも変わらず、大好きなウェスアンダーソンの独特の世界観満載で感激。
日本の描き方や細部へのこだわりも凄く、愛情を感じました。
冒頭の侍を描くシーンがかなり好き。
常連のエドワードノートン
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

なんだろう、今までにないこの感覚。
ファンタジーでもないし、サスペンスでもないし、ピュアな恋愛映画でもないし、間違えはB級っぽくなるけど、そんなことないし。
少なくとも自分にとって、観たことのない感じ
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パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

4.3

大好きな映画になりました。
子供にとって親はヒーローであり、
親は子供にとって誇らしくありたい。

とにかく熱く、ど真ん中直球な映画。

やっぱり家族っていいなって思えます。

海街diary(2015年製作の映画)

3.7

ゆっくりとした時間と、美しさに感動。昔のモノクロ映画の空気感を感じました。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.1

ただただディカプリオの演技力に圧倒されました。
とってもシンプルな話だけど、それがよりディカプリオの存在感を強めてる気がしました。
悲願のオスカー獲得に納得です。

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

日常の一週間を切り取るだけで、
ひとつひとつのシーンがこんなにも絵になるなんて、本当に素敵な映画でした。

仕事とパートナーと、好きなことを分かり合える人との出会いがあって、
こういう日常の些細なこと
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.2

すみません、あいませんでした。
最後まで観るのが辛かった。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

世間の目からしたら、
明らかに悪に位置づけられるけれど、
確かに正しくはないかもしれないけれど、
そこには、たくさんの愛や心が満ちていて、鑑賞後、色々と考えさせられました。

是枝監督は様々な家族を描
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

本当に素敵な映画でした。
心が豊かになりました。
悲しさじゃなく、温かさで涙した映画って初めてかもしれません。

壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.2

山口(長州)出身の友人が、新撰組なんてどうでもいいといつも言ってましたが、この映画は大絶賛していました。
気になり観ましたが、中井貴一さんの演技に圧倒されました。
義の大切さは今の時代にもつながると思
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スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.3

15年ぶりに観ましたが、改めてゾクゾクするほどの傑作。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.8

岩井俊二監督作が大好きで、過去たくさんのDVDを買いました。
今回もこんなにステキな作品にまた巡り会えて、本当に幸せでした、と同時に、
映画を観ることから遠ざかっていたことに、とても後悔しました。映画
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

食わず嫌いでした。
今更ながら観ましたが、面白かったです。
災害や課題をゴジラに置き換えて、
日本の抱える現状とか政治とかを描いていて、また、実際に東京に災害が起きたらこんな感じかもと思いました。
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.0

一番大切なものは家族の絆だと感じられる作品でした。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

本当に最高でした。
松岡茉優さんの演技に引き込まれました。

大好きな世界観。

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