org25さんの映画レビュー・感想・評価

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

重低音とか砂虫の大きさとか色々体感するために絶対IMAXで観るべき。
ある意味アトラクションぽい映画だけど、割と素直に「スゲ〜!!」ってなるシーンがいっぱいあるので映画好きもそうでない人にもオススメ。
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

8 1/2をポップにしたような悪夢の連続。少しアトラクションぽかった。ボーの住環境が不条理ギャグ的に劣悪過ぎて「何でそこ選んだ?」ってなるけど一番面白かったかも。
途中の演劇パートが説教くさくて苦手…
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台風クラブ(1985年製作の映画)

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初見です。
三浦友和だけ安定感あったけど、あとの生徒たちの演技は観てて恥ずかしくなる…
若い頃観てたらどんな感想を持ったのかわからないけど、大人になった今観てもあまり刺さらなかった。表現しようとしてい
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ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

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タル・ベーラ観るのは3本目。
ダムネーションに比べたらかなり観やすかった。けっこうお金のかかった大作では。群衆が歩いてるシーン果てまでギッシリって感じで凄かった。
クジラとヘリコプター良かった。

ZOO(1985年製作の映画)

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めちゃくちゃ悪趣味に感じた。撮影のために動物殺してないだろうな?と気になってしまった。
英国式…と同様にまず質感が苦手。もともと全く共感できるような内容でないけど、鮮やかな色の花が置いてあるのが違和感
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英国式庭園殺人事件(1982年製作の映画)

-

映画というより2時間ドラマっぽい。
なんか画質がイマイチ…
衣装やお屋敷を見るのは楽しかったけど、耐えきれずに寝てしまった…

Here(2023年製作の映画)

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コンディションが良くなく、ゴーストトロピックを観た後に続けて鑑賞したらついウトウトしてしまった。
それでも何とか全体像は把握できたけど、また観たいとか素晴らしいとかまではいかないかも…緑色が凄く印象に
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.4

アケルマンの再来と言われるだけあって街や室内の撮り方はかなり『ぽい』です。
好きか嫌いかで言ったら好き寄りだけど心に残り続ける感じでもない…
お嬢さんが出てきたあたりから良くある雰囲気や演出になってく
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

予告編で少し気になってて、デフォー出てるしサービスデーに鑑賞。
けっこうグロいし濡れ場も多い。
無意味な殺生の表現があるけど必要性は…?
でも衣装がFSSみもあって抜群に可愛い!衣装のデザイン集とかあ
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白蛇伝(1958年製作の映画)

3.5

初めて観たけど、宮崎駿に多大なる影響を与えているのはよくわかった。ポニョ的な設定とお話。
一番魅力を感じたところは動物の可愛らしさで、パンダとミミーの健気な可愛さ(パンダの涙…)はもちろん、チンピラ集
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

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もっと早く観るべきだったかなぁ…今観てもピンとこなかった。
スタイルズのビジュアルが…
クロロ団長の元ネタ発見。冨樫義博はけっこう映画観てたんだな。

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

3.7

エクスペンダブルズへのトニー・ジャーの出演を待ち望んでいた私としては満足でした!登場の仕方も「来てくれると思ってたぜ!」という感じ。しかも大好きなステイサムと共演してくれて…
レヴィ・トランも出てるし
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吸血鬼(1932年製作の映画)

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10時間熟睡した翌日とかバッキバキに目が冴えてる時に観ることをオススメします…
一度寝落ちしたのでリトライでようやく完走。回数券買っといて良かった…
つまらなくはないんだけど、独特のチラつきというか靄
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.3

何度も観てるけど初レビュー。
文字通り何度も観ても面白い超絶名作。
マイケル・J・フォックスの魅力!
前にも書いたかもだけど小柄で動けてコメディセンスあるって最高です。
マーティが急いで走ってくるのと
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.4

猫の描写がひどいので猫好きにはおすすめしない。多分二度と観ない。

童夢っぽいかもと期待を寄せて鑑賞。舞台装置でいえば近いけどサイキック描写は割と地味。でも少ない動きで上手く演出してるな〜という感じ。
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

初カウリスマキ。
ファスビンダーの『不安は魂を喰い尽くす』が思い浮かんだけど、もっとシンプルでキャッチーだった。
映画的な時間の流れも良いし、色使いも綺麗で素敵な映画体験でした。
マウステテュトットの
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.0

バッドボーイズ2バッドみたいなタイトル…
家に来てた友人がファンで、二作目を観たいというのでいきなり2から鑑賞。
設定はニキータっぽく、アクションはジャッキー・チェン風味だったりデス・プルーフや処刑人
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.5

何とも感想が難しい。
でもこういう俯瞰的な作風はギャスパー・ノエでならではという感じ。
けっこう怖いけど、変に演出することもなくフラット一徹な感じ。
夫さんの観てた、目を開けたまま棺に入れられる人の画
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市子(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ツッコミどころがある気がしなくもないけど、観てる間はかなり集中できました。
宮部みゆきの『火車』と『ゴーン・ガール』の要素があると思った。北くん気の毒すぎる…誰か幸せになれんものかね。

理想郷(2022年製作の映画)

3.6

『わらの犬』と、『イニシェリン島の精霊』と、「隣の影』を混ぜて、ロバート・アルトマンの『イメージズ』のエッセンスを振りかけたような感じ。
犬は無事ですが、特に活躍するわけでもなく…前半は感情移入が難し
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.6

何度か観てるけど、今になって警察の制服が上下黒のレザーバトルスーツということにクールさを感じました。
カーチェイス、クラッシュが連続するまさにハードコア。後味も良くないし気分良くなる話ではないけどやは
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ミカエル(1924年製作の映画)

-

いや久々にキツかった!
95分しかないとか信じられない…体感2時間超えだった。
あまり興味湧かないしのっぺりしてるしでいつ終わるのかばっかり考えてしまい、楽しむどころではなかった。
一回観れば良いかな
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裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

-

レビューし忘れてた…
辛い映画体験。
ドライヤーの映画は宗教的権威への嫌悪があるのかな。
瀉血ってねこぢるの漫画でしか見たことなかったけど実写で出てきて衝撃的だった。医療的根拠はなかったらしいけど肩こ
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バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

3.7

カーチェイスやダッジ・チャレンジャーはもちろん裸でバイクに乗るチャンネーとか映画としての醍醐味がある。(熱くて火傷したらしい)
町山の解説にあった『何よりも自由が大切』という当時の空気を前提とするとよ
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.6

なかなかの大作。疲れていて少し寝てしまったけど、よく撮影したなぁ…と敬服する。
ロケ地も凄いし、吊り橋のシーンとか爆発とか凄い。後半ロイ・シャイダーげっそりしてたけど役作りというよりは撮影の過酷さでは
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

-

わかるけど、刺さらなかった。
風景が美しかった。
レオのお兄ちゃん優しい。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.3

風景が美しくて空の色が綺麗、NIRVANAのNEVER MINDみたいなプールの中とか好きな画は色々ある。
基本的に説明は全然無い。質感や構図の取り方、ユーザーフレンドリーじゃないところも含め少しゴダ
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

-

遅蒔きながら映画館で観た。
幽白の戸愚呂兄の元ネタはブラックレインの松田優作だったのか…
また、GHOST IN THE SHELLとイノセンスの追跡シーンはかなりこの映画を参考にしてると見た。
フィ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.2

夢に出てきそう。観たことない映像表現が観れるけど、面白がる種類の作品ではないかなぁ…
段々疲れてきて、まだ続くのかという気分に…一回観たらお腹いっぱいです。
ちょっとわかりづらいかなぁと思うのでもう少
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(2021年製作の映画)

3.3

謎めいた短編。何とも感想が難しいけど、併映かつ本体の『オオカミの家』よりはこっちの方がソリッドで好きかな。




ここから少しネタバレ?










発掘されたって信じそうになった。(
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.0

純度高くてかなり良かった。幾何学の精神を感じる。
『東京物語』のように退屈な要素が多いように感じるけど、全く退屈じゃない。カメラ移動とズーム、構図でバランスとれてるからかな。
さすがアキ・カウリスマキ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

サーの新作といったら観る一択。
王道感があり、体感時間は長いけど十二分に楽しめました。
ロケ地・セット・衣装・美術、全てが極上で、これぞ映画の醍醐味。
戦争シーンも凄すぎてそれぞれ一本の映画にスピンオ
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(2023年製作の映画)

3.7

戦国版アウトレイジかと思いきや、けっこう笑えるシーンが多くて北野武というよりビートたけし監督作品ぽい。私は『みんな〜やってるか!』好きだけど、同志は楽しめると思う。
たけし師匠が「殿!」って呼ばれてる
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ラブリーボーン(2009年製作の映画)

3.3

多分、感想やツッコミ所は皆大体同じだと思うので省略。
主演のシアーシャ・ローナンが魅力的で、この時にしか出せない、儚さや透明観のある美しさがフィルムに納められたことがまず素晴らしい。彼女が出演したこと
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