org25さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.5

ダンスシーンが凄すぎて1.2倍速になっていないか何度も確認してしまった。
アクションシーンもジャッキー・チェンばりに凄い。
ミュージカルシーンも夢心地になれるような豪華さで古さを感じなかった。

白い恐怖(1945年製作の映画)

3.2

ダリパートが無かったら楽しみ半減だったかも…ダリパートは見応えあった。
ヒッチコック観るのは4本目だけど唐突にラブロマンス始まる系多いな〜
感情移入も難しく、あまり入ってこなくて観るのに時間がかかって
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.4

1993年、若手だけで製作されたというジブリ作品。対象年齢13歳〜な感じ。
当時は意図されてなかったと思われるけどラジカセとかTVCM、当時の雰囲気や空気がプリントされていてエモい。
時代感の出てるア
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.3

現ハロヲタです。遅蒔きながら鑑賞。
ゆはねちん、想像以上にあややだった!
リアタイ世代ですが、この頃はハロヲタではなかったので割とフラットな気分で鑑賞。
家で観てたのでロマンティック浮かれモード歌った
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.4

面白いしハラハラしたけど、突出したものはなかったかなぁという感じ。毒親の発想が恐ろし過ぎる…
トムは大丈夫だったのか?

鬼頭莫宏の『ヴァンデミエールの翼』で人形のようになった娘を世話して「こんな生活
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百年の夢(1972年製作の映画)

-

『フルスタリョフ、車を!』と二本立てで鑑賞。
やはりこの作品と『林檎とポラロイド』の二本立ての方が合ってるのでは…
と思ったけどそれだと静かすぎるし短すぎるよね。なかなか難しい…
感想はほぼネタバレか
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フルスタリョフ、車を!(1998年製作の映画)

-

『百年の夢』と二本立てで鑑賞。
どちらかというとこの作品と『白猫・黒猫』の二本立ての方がテイストとしては合ってるのでは?と思ったけどそれだと長すぎるし騒がしくて疲れそう…

頑張ったけど耐えきれずに少
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ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

3.5

映画館で観たかったけど叶わずDVDで鑑賞。
序盤はあまり興味が持てず面白みも感じられなかったのでずっとこんな感じだったらどうしよう…と心配していたけど中盤から加速する感じで一気に完走。
ベルイマン作品
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.0

心理描写、感情表現が可能な限り薄味な感じ。雰囲気や質感、登場するガジェットは凄く良いけど眠くなる映画だった。プログラムの部屋はとても居心地が良さそう。主人公が街を歩いていてテレビモニターでモノクロの映>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

先日『別れる決心』を劇場で観て、そういえば友達に薦められてたなと思い出して鑑賞。
今まで観た韓国映画では一番良かった!
パク・チャヌク監督、やはり少し鈴木清順みを感じる…あと本作は江戸川乱歩的な世界で
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世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)

3.6

3本とも良かったけどやはり3本目のフェリーニが至高。映像と演出が最初からとにかく凝ってる。空港からの移動シーンでシャンデリア店の前?で佇む女性も印象的だった。テレンス・スタンプは初見ですが存在感が独特>>続きを読む

顔のない眼(1959年製作の映画)

3.3

本筋とはあまり関係ないけど、飛行機と轟音、街の撮り方が良かった。
美しいモノクロームかつ妙に説得力のあるホラー。
ジョルジュ・フランジュは『赤い夜』だけ観たことあって、そっちはアホアホって感じだったけ
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クラッシュ(1996年製作の映画)

3.2

初見です。クローネンバーグにしてはアッサリしてるような…
青みの強い映像で質感も凄くカッコいいけど暗いな〜変態だな〜90年代ぽいな〜オルタナだな〜って感じ。
性的なシーンも多いというか寧ろそっちがメイ
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.3

シン・ゴジラを先に観てたので、本作ゴジラを現代的にリライトした作品だったのかという感じ。
70年前でこのクオリティは凄いと思うし、実際迫力もあった。でも一番凄いと思ったのはゴジラのテーマがこの時点で完
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.4

こちらも5時夢で中瀬さんが紹介してたので鑑賞。
そんなに面白くはなかったし体感時間もめちゃくちゃ長かった。作品全体的に寂しさのようなものが漂っている気がする。
でも映画としてはけっこう好きです。
山や
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.0

5時夢で中瀬さんが紹介してたので鑑賞。
一言で言うと好きではないし何を言いたいのかよくわからない作品だった。
隣席ガチャはハズレだったけど水曜日で安く観れてまぁ良かったかなという感じ。
ロケ地凄い!景
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めまい(1958年製作の映画)

2.9

ロケ地凄いと思ったくらいでピンとこないまま終わってしまった。
スッキリしない部分もあるし消化の仕方がわからない。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

質感も良いしアイスランドの絶景も楽しめる。動物の流血シーンが多いのは苦手なところ。お母さん羊がかわいそう。人間のエゴ!って感じ。
ペートゥルの曲が割と普通に好きだった。





以下、ネタバレ
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雲のように風のように(1990年製作の映画)

3.7

リアタイから時を経て鑑賞。何か大人向けっぽかったという印象だけあって、ストーリー把握したのは初かも。
娯楽性も高いし、作画のタッチが好きなので観ているだけで満足できる作品でした。
なお、推しは江葉です
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

全部説明しちゃうのあまり好きじゃないし盛り上がりがなくて割とダルかった。
映像や風景は美しいので楽しめるけど、主人公に共感が難しい。気持ちはわかるけど、あんなに狭量になってしまうものだろうか…
太っち
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ソラリス(2002年製作の映画)

3.2

惑星ソラリスとは趣が全く異なる。
会話劇のダルさが少なく独特の緊張感はあるけど、また別の要素で眠気を誘うし閉塞感がある…
地球での映像が大体雨なのカッコ良かった。特に佇むレイアを列車で見送るシーンが良
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証人たち(2007年製作の映画)

3.3

観終わった直後はなんか画質が悪かった印象ばかりが残ってしまったけど(なんかピントが甘く見える、タイトルロゴ・エンドロールの文字の解像度低い….)
観終わって暫くしてからジワジワくるタイプの映画だった。
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黒蜥蜴(1968年製作の映画)

3.3

乱歩は10代後半に読み漁ったけど、黒蜥蜴は何故か記憶にない…
映画は三島由紀夫が美輪さんのために書いた戯曲が元だそうで、まさに美輪さんにしか演じられない役という感じ。
一口にミステリアスと言っても、美
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黒薔薇の館(1969年製作の映画)

3.1

美輪さん観たさで鑑賞。とにかく美輪さんが美しい!特にファー付の白ドレスが素敵だった。
しかし仕事終わりに観たせいか眠くなった…眠くてヤバいかも…と思うと急にアクションシーンが始まったり、田村正和が出て
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.3

2時間超えは長かったな〜途中からまだ続くの?という気持ちに。
インヒアレント・ヴァイスはけっこう好きだったんだけど…
この時代の雰囲気とか背景は凄く良いと思うし純粋に楽しめたけど、登場人物誰にも共感で
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パトニー・スウォープ(1969年製作の映画)

3.6

予告編見て気になったので鑑賞。
この時代の熱気とか、学生運動的な雰囲気が感じられて良かった。最初の役員会議はなぜかAKIRA思い出した。
冒頭の空撮からの着陸も良いし、CM映像(特にラッキー航空)も画
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

3.0

バンガローに現れた時のベティは本当可愛い!
生きづらい女子と理解ある彼くんみたいな話かなぁと思ったけど、そんな生易しいものではなく、ベティの言動にハラハラし通しでこの手の映画は観ていられない…
と言い
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.4

かなり久しぶりに鑑賞。
改めて観直すと、タルコフスキー作品の中では観やすいし娯楽性が高いかも。
個人的には前半の方が面白かった。揺れる水草やソラリスの海、流れる首都高と東京の風景とか割とずっと観ていら
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.4

段々慣れてくるけど、想像以上にキショかった。
心の声は 何これ…何それ?…何なの? って感じ。
好きか嫌いかで言ったら勿論好きだけど…
わかりにくい例えだけど惑星の舞台装置については、絶望先生の風浦可
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

3.2

長い映画は苦手なんですが、最近長い映画を観る機会が多い…
この映画は3時間20分あったらしいけどそんなに退屈しなかった。(冒頭少しウトウトしてしまった)
繰り返す日常動作、ルーチンワークの時間。編集で
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

帰省した時に友人にオススメされたので鑑賞。凄く良かった!ここ1年観た中では屈指の名作。
多少記憶が曖昧なくらいが一番楽しめるかも。見始めはCG感が気にならなくもないけど、すぐ馴染みます。
連載当時、本
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.1

難解だった…難解でもあまり興味惹かれる感じではなく「うん…そうか…」という感じ。暗いしちょっと地味だけど独特な雰囲気のある映画。

マンダレイ(2005年製作の映画)

3.3

ドッグヴィルの続編だったのか…同じ舞台装置・コンセプトで別世界の話だと思ってた。
1作目の衝撃に比べるとマイルド(な訳ないんだけど、麻痺する)に感じてしまうのでマンダレイ→ドッグヴィルで観てた場合はか
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

3.0

セピア色の映像が印象的。
横移動のカメラワークとか取調室の絶妙な配置とか好きだけど、それ以外は何と言うべきか非常に感想の難しい作品。
どうしてもこのような話にしないといけなかったのかな〜どうも腑に落ち
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断崖(1941年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

古い映画だけど観やすいし娯楽性もある。
旦那は絵に描いたようなクズだと思うけど、なぜもっと早く愛想を尽かさないのか?結婚は勢いがないとできないというけど、舞い上がって結婚したり箱入り娘の悪い例かと。
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

3.5

稲中で『どれだけパンチのあるルックスの奴を連れて来れるか』みたいな話があったと思うけど、それのおバカさんバージョンな感じ。暇を持て余した金持ちの遊びのはずが…



以下、ネタバレかも




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