元さんの映画レビュー・感想・評価

元

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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

熱演に加え、テンポよい法廷劇に過去の出来事も明らかになっていき引き込まれる。
警官による暴力、有罪ありきの裁判の不公平さや被告人の扱いなど見ていると、胸が痛くなった。
ただ暴動の真相や裁判の様子だけに
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

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ビル·マーレイがイメージ通りのおかしいおもしろ父だった。
気が気でない娘と探偵ごっこを楽しむ父。

娘父や妻夫としての関係を描く中に、母としての仕事の大変さもさりげなく見えて、女性目線ならではの作品で
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アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

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のっけからアート作品を示してくる。
不協和音な音楽や捕食ともつかない表現も独特。

中身と外見のこととか言いたいのかな。
とにかくひとつ言えることは、スカヨハに誘われる人生でありたかったということであ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

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バスターズの狩りというトンデモ歴史ものかと思いきや、ひとりの女性の重厚な復讐劇でもあった。
洞察力鋭い大佐はイヤな敵だ。

これは映画をプロパガンダに利用したナチへのタランティーノなりの復讐でもあるの
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

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思ってたのとは違う方向に嘲笑われた。
言うなれば、大きくひっくり返されるよりも、結果的に小手先で返し返されたという感じ。
冴えない青年の自供から始まるという、らしいスタイルも狙ってのことなのかなとも思
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ヘルボーイ(2004年製作の映画)

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恋に悩んだり猫をかわいがったり、ヘルボーイはなかなか人間味のあるキャラクターである。
この物語の主題である最初の問いかけにしっかり答えられている。

ダークファンタジーなキャラクターの造形のおかげで、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

みる側の頭をフル回転させるエンターテイメント作品。これはノーランにしか作れない。

ノーラン作品と言えば"時間"を使った演出が特徴なわけで。今回は時間をメインに用いた作品ということで楽しみにしていたわ
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

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今作でのボンドは諜報員というより復讐に燃える男だった。それに伴って犠牲も引き起こす。

前作からの続きものなのでもっとなんかあるかと思ってたが、敵に強さや魅力もなく、最後はあっけなく終わった印象。
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

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立場の異なる2人という伝統的なラブストーリーの型だが、女性の社会的立場が高いのもあるよねという点ではよくある型を破っている。
変わりつつある現代が投影されているように思う。現実ではまだここまで叶わない
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ゲット・デュークト !(2019年製作の映画)

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高校生男子のアホなノリと無鉄砲さで乗り切るサバイバルキャンプ。
対するじいさんばあさんの老害っぷりも潔い。

トリップの映像表現がおもしろ動画だった。

フィニアスとファーブ/ザ・ムービー:キャンディス救出大作戦(2020年製作の映画)

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お久しぶりでも魅力は健在。
お馴染みのキャラクターたちで、何でもありのトンデモ展開に、いきなりミュージカルも欠かせない。
笑いの取り方はギャグもシュールもメタも。この作品の本質まで見せてくれるとは。
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スティング(1973年製作の映画)

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入念に仕掛けてとどめを刺す。

大人な余裕のあるかっこよさ。
軽快なテーマ曲もあり、鮮やかにカモってすっきりする。

パペット・マスター(2018年製作の映画)

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いろんな人形、いろんな殺し方。
これといったオチもなく、もはやナチスとか関係なくなっているので、人形が人を殺していくのを見て楽しむのみ。

総統は人形でも人民を操る。

ドッグマン(2018年製作の映画)

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気弱な男と横暴な男。一方的な力関係に見えるけど、結局持ちつ持たれつの関係。

信用を失うのは一瞬で、最後には殺風景な町の風景も相まって無情さが残るだけ。

アングスト/不安(1983年製作の映画)

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正直なところ、宣伝のすごい脅し文句ほどのものではなかった。

客観的に見れば異常で理解できない。
広い視点で考えて、欲求を最大限満たすため計画的に行動しようという気持ちは理解できる。

犯行の一部始終
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.5

「許す」ことを、フレッド·ロジャースの「自分自身や他者を愛する」というメッセージを、番組の1つのエピソードのように描いていた。
子としての父との関係、父としての家族との関係を見つめ直すことで、本当に自
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ミスター・ロジャースのご近所さんになろう(2018年製作の映画)

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フレッド·ロジャースの考えと伝えようとするメッセージに非常に感銘を受けた。
まったくなじみはなかったが、彼のことをよく知ることができた。

子どもにも残酷な現実を伝える。伝えるテーマは現状に合わせ、人
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.9

魔法の世界が俗世化してるというコンセプトはユニーク。
記憶になくても自分にとって唯一無二の存在である父への思いを馳せ、一度でいいから会ってみたいという気持ちも共感できる。

兄弟愛というテーマは王道だ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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博士の協力を得ながら事件の解決を目指し、同時にトラウマの克服という意味も持つ。

レクター博士はつかみどころがなく恐ろしさを感じさせ、猟奇性もしっかりと示されている。
そんな賢い猟奇犯である一方、主人
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インソムニア(2002年製作の映画)

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ノーランらしい挑戦的なところはあまり感じなかったが、手堅く見応えがあった。

アル·パチーノ演じる刑事は、自らの正義のために手を汚してもよいのかという善悪の境界で揺れる。その気持ちが昼夜の境界があいま
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プレステージ(2006年製作の映画)

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マジックのきれいな展開の裏にあるもの。
戦う2人は常に相手の上手をいこうとするマジシャンとしてのライバルであり、人間関係における因縁の相手でもある。
すべてが明らかになったとき、たくさん伏線がちりばめ
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ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

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夢をあきらめないというのはすごいことだけど、いつかは夢の限界に直面する。
自分の生活はどうにかできても、周りに負担をかけるわけにもいかないし、守るべきものができればなおさら自分だけのことではなくなるか
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マレフィセント2(2019年製作の映画)

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なぜこんな続編作った。
前作はアニメから大きく改変し真実の愛を解釈し直すという、プリンセス実写化の先駆けでありながら、賛否あれどかなり野心的な作品であった。
今作はというと、人間と妖精が争い、結局平和
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

2.5

スマホが暴走しだしてさあ大変。
スマホ中毒はよくないねっていうのと、リアルでの人との関わりも大事よねってこと。

汚い言葉を連発するスマホと下ネタで、この笑いにははまらなかった。

リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

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ハワード·アッシュマン × アラン·メンケンの時点で既に名作なのだが。
キャッチーでノリノリな曲からラブソングまで幅広く名曲揃い。
人食い植物の巻き起こす騒動と2人のラブストーリーというトンデモ作品ま
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インセプション(2010年製作の映画)

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MX4Dにて。

夢や潜在意識を可視化するというのも興味深く、多層にわたる意識世界もこの作品を複雑化かつおもしろくしている。
ノーランこだわりの映像面の見ごたえはもちろん、考えを植え付けるミッションの
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

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死者たちの世界やデザインはよくできてた。踊りも楽しい。
なんで模型の中にいるかとか外の怪物とかよくわからんかったけど、細かいことは気にさせないめちゃくちゃしてた。

歌詞訳が空耳アワーやったりキャラク
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サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

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これは見落とすよね。
手がかりから真相に迫ろうとしてるけど、犠牲者が増えるだけで、なかなかたどりつけてなかった。

音楽が流れ始めると急にエンジンかかった感じがする。
この人形はよく意味わからんかった
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アルテミスと妖精の身代金(2020年製作の映画)

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これは劇場公開されてても赤字とみた。
ディズニーは過去のアニメに頼らない実写映画ではやらかしがち。

人質を救うために妖精質をとる。
すぐ協力して最強アイテムもすぐ使いこなして気づいたら終わってた。
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

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偶然が重なりまくってすれ違い。
思い込みはよくないね。

みんなついてなさすぎで、見事にキャビン系あるある状況になってて笑った。

マンイーター(2007年製作の映画)

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巨大ワニ。
ちゃんとしたワニパニック。

静かに近づき一気に仕留めてくるワニの怖さはもちろん、追い込まれたときにあらわれる人間の本性の恐ろしさもきっちりと描写している。

グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

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傷はいつまでも残り、見せるには時間と勇気を要する。
戦うための証言は自らの傷を呼び覚まし、さらに時効という壁が阻む。
ひとりの行動が仲間を勇気づけ団結する。

やり取りを内容を淡々とセリフとして読み上
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リトル・モンスターズ(2019年製作の映画)

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ゾンビ×保育。
子どもたちがパニックにならないように切り抜けよう。
大人になれない男が、擬似的に親となることで成長する物語でもあった。

子ども番組のホストがクズだったり、着ぐるみもいたり。
最近の幼
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ホール・イン・ザ・グラウンド(2019年製作の映画)

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別人のように様子が違う息子。ただの子どもの成長による変化なのか。

シンプルな話だが、終始暗い空気感で、はっきりしなさから何かおかしいという違和感を生じさせる演出でがんばっていたと思う。

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

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映画なのにラジオドラマを聞いてるような。
50年代なので情報は電話か会って聞くかというアナログさも、全貌の見えにくさを可能にしている。

電話交換台などのアイテムや超常現象番組っぽさ、未知との遭遇っぽ
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もののけ姫(1997年製作の映画)

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この作品でも神と偉大な自然、それを征服しようとする人間。
最近劇場で見た宮崎駿監督作品には一貫したテーマがあると思った。

自然の苦しみを片腕に負ったアシタカ、人間ではなく自然として生きるサン。
自然
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