元さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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ドゥニ監督らしい壮大で静謐な世界観、迫力ある映像。
主人公はじめとして公爵や戦士や敵など、キャストもみんなはまってる。
巨大スクリーンで見られないことが悔やまれる。

アトレイデス家 vs ハルコンネ
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

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悲しみを抱えることに幸せを見つけ、何としても悲しみを抱えていたい中年男の末路。
エスカレートしていく様子には笑ってしまう。

悲しみを抱えた人を相手にする弁護士という職業もなかなか効いている。
ここま
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整形水(2020年製作の映画)

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見た目へのコンプレックス、美に対する執着、整形への依存、搾取し搾取されて向かう先は破滅。
結末は予想の斜め上いってきた。

特に韓国は自分にも他人にも美意識が高そうなイメージ。整形するのもふつうってい
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

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ステイサムは寡黙な謎多き最強男が似合う。
結局最強なので追い込まれてもなんか安心感あるやつ。
最後までやり方がかっこいい。

音楽も含めて重厚な雰囲気ある作品で、いい意味でガイ・リッチーのクセが抜けた
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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現代の生き辛さや世の中の普通に適応する難しさを感じつつ、気だるく生きていく殺し屋女子。
そんな2人の生活を覗き見てるようで、なんやかんや仲良くしてる2人が愛おしかった。

ネタが割と新しいし笑った。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サイコゴアマンを凌いで、少女が一番サイコやった。
戦隊モノにいそうな悪者のルックスでゴア描写もして、内容もクオリティもしっかりB級感に落ち着いている。

宇宙を征服するパワー持つ宇宙人を以ってして、ル
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

個人的にスペクターで終わりじゃ消化不良だったので、今回ダニエル・クレイグ版ボンドをしっかりと締めくくってくれてよかった。

マドレーヌへの疑念を持ち別れを告げる始まりも、ヴェスパーとの過去を思い起こさ
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神在月のこども(2021年製作の映画)

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試写会にて。

小6女子が亡き母に会えると信じて徒歩で東京から出雲へ。
自らを責めて諦めようとしていた走ることに、運命から始まった旅を通して再び目覚める。
いにしえも現代も人とのご縁が大事です。

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ダーク・スター(1974年製作の映画)

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ジョン・カーペンター × ダン・オバノンでこんな作品あったのね。特撮も古き良き。
安いビーチボールみたいなんとの追いかけっこはエイリアンを彷彿とさせると勝手に思った。

締まりない感じではあるが、爆弾
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ヘッドハンター(2012年製作の映画)

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ヘッドハンターが違う意味のヘッドハンティングされる。

表の仕事と裏の仕事と私生活が絡んで、何がまずかったのかわからない、こんなはずじゃなかった展開。
追い込まれた時の慌てようとは裏腹に、するべき仕事
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

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リメイク元がおもしろいからそりゃおもしろいよね。

展開としては大きな驚きはないけど、名優ジェイク・ギレンホールのおかげで、主人公の持つ衝動性や人間的な弱さの説得力が上がっているように思う。
それと声
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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ポップな風に見せて実は強烈なやつ。

過去の事件の関係者に対して、単に痛めつけるのではなく、自分が当事者だったら?を味わわせていくやり方でえぐっていく。
観客に対しても、性暴力ではなくとも傍観者だった
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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程よく気を大きくして生きていいんだね。
適量飲めば楽しいというアルコールの良いところと、酒は飲んでも飲まれるなという負の部分もちゃんと伝えつつ。
楽しさもほろ苦さも素晴らしい人生の一部なんだと、マッツ
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レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんとなく見に行った日がたまたま敬老の日やって運命を感じた。

認知機能の低下により、当事者目線からも家族から客観的に見ても、かつての姿とは異なるものに変化していくことを、ホラーに落とし込んでいる。
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

異食症というモチーフもだけど、それを自分らしい姿につなげるられていて新しい。
けっこう好きな作品だった。

身の丈を合わせようとするがために、生まれるストレス。異食によって解放される本当の自分を受け入
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レミニセンス(2021年製作の映画)

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SFというよりラブサスペンスだね。
前を向いて生きなさいみたいな説教ではなく、幸せな過去を手放さない選択肢もあっていいんじゃないのというように感じた。不確定な未来に希望を持てるか不安に感じるかは人によ
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

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救えなかった仲間とないがしろにしていた娘、過去に決着をつける。
現在の話が進みながら回想が差し込まれていき、最後にすべてつながる仕掛けもあって驚いた。

見た目や言動の荒れ具合がニコール・キッドマンら
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

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少年の危機と山火事のトラウマがリンクしていき、少年の救助がトラウマ克服ともなっていく。

スリリングさはあるものの、テイラー・シェリダンの過去作にあったような社会派な面はあまり感じられず。
暗殺者に狙
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サイコハウス 血を誘う家(2020年製作の映画)

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さっさと帰れば済むけども、やましいことがあればすんなりと逃れられんもんで。

個人でやってる貸家はオーナーと客の距離感が近いから、レンタルハウスでやるのは賢いなと思わせてくれる。
後味悪くあの世には行
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サンダーロード(2018年製作の映画)

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自分なりに真っ当に生きててもうまくいかないことも多いそんな男の生き様。
考えてみれば、葬儀での出来事に凝縮されているな。

思わぬ形でサンダーロードにリンクしていった。

VETERAN ヴェテラン(2019年製作の映画)

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退役軍人ジジイたち強い。この作品では盲目じゃないよ。

ゾンビのように押し寄せるジャンキー若者軍団を迎え撃つ。
戦地で培った連携力と臨機応変さを存分に発揮。
俺たちの酒場を守る、仲間を死なせるわけには
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オールド(2021年製作の映画)

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急速に時間が進み、老いていく恐怖。
人生におけるかけがえのない瞬間を逃していったり、老いによる心身の変化など、時間の経過による負の側面をパニックスリラーに重ねながら、時間が解決することもあるんだよと、
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

カンフーバトルに加えて、中国の伝説を取り入れたモンスター映画にもなってて、中華の幅の広さを見た。
銃とかハイテクな武器じゃなくて、拳と弓矢や槍という古典的な武器もならでは。そのぶんリングの存在も際立つ
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

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真っ暗な部屋でひとりPCで見たら、自分も参加してる感あって、自分の身にも降りかかるかと思えて怖かったよ。
この作品に関しては劇場よりも臨場感ある見方かもしれない。
映画にとって不自由な現状を逆手にとっ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

現実世界もゲームも混沌としてて、そんな世界の中で純粋な人が頑張っていたら応援したくなるよね。
モブ男らしいライアン・レイノルズと、めちゃくちゃやってるタイカ・ワイティティがハマりすぎてる。
決めゼリフ
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

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ターミネーター2的転換は嫌いじゃないけど、私は最強盲目ジジイに襲われる方が好きです。
前作で私をとても不快な気持ちにしてくれたジジイなので、今回は少女を守ろうとするジジイ目線で、相手がまあまあ強くて手
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これが正解のスーサイド・スクワッド。
ジェームズ・ガンがMarvelを一旦クビにならなければ今見れなかっただろう作品。
Marvelでできない仕事をDCでしてた。いい意味で監督の下品さが出せている。
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スポンティニアス(2020年製作の映画)

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同級生が自然爆発するという突拍子もない設定を通して描く、若者の死と生。

生きている意味もわからんし、大切な人が亡くなるとなおさら自分が生かされている意味もわからんくなるけど、そんなよくわからん世界を
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ライトハウス(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見終わった感想としては、
2人ともモノクロ映えする顔貌で、おひげがよくお似合いで、感情があちこちいくこれぞ鬼気迫る演技だなってのと
最近暑くて映画館とスーパー行く以外は部屋に引きこもってたので、閉鎖空
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.5

モアナでリン=マニュエル・ミランダの才能に触れて、彼のミュージカルの映画化ということで楽しみにしてました。その期待を裏切らない作品。

夏の暑さをアツさで凌駕し、電気を失ってもパワーで乗り越えていく、
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

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予告からはカリブの海賊の映画っぽくて、なんか違う感あったが、蓋を開けてみればインディ・ジョーンズっぽくもある冒険活劇で、思ったより楽しめた。
ちゃんとアトラクションムービーしてて、4Dでみたら楽しそう
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シャイニング 北米公開版(1980年製作の映画)

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何度見ても見応えがある。
狂気に染まっていくジャックと、追い込まれる妻。
双子の少女、エレベーターから溢れる血、など印象的なシーンの数々。
キング版とは異なった描き方が、狂気と恐怖を際立たせている。
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シビルウォー後こんなことしてましたよと。
MCUの話の流れ上ではなくても成り立つ話ではあるが、エンドゲームでの決断にひとつ理由を加える意味はあった。
これまでサブキャラ的立ち位置で、エンドゲームで世界
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゴジラvsコングがちゃんとメインに据えられていた。
人間はもはやそのお膳立て係。
香港でのバトルは巨体のぶん殴り合いの迫力はもちろん、カラフルなライトに間飛び回る目線もあって、見応えあった。
人間が作
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

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未来のバトルフィールドに召喚され、連射でクリーチャーを倒しつつミッションクリアを目指すって、ゲームっぽいね。いつかゲーム化されそう。ゲームせんから知らんけど。

元々劇場向けなだけあって、Amazon
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

真逆の季節にみてしまいました。
今年のクリスマスは人にこの映画を勧めようかな。嫌われるかもしれんけど。

あとで予告編みたけど、うまくミスリードさせてるな。
序盤はちゃんとクリスマスの侵略者で、正体読
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