おさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.7

ホロコーストが題材。だけどフィクション。

ラスト15分、あの選択した時点で嫌な予感はしていたけどやっぱりそうなるか……。

ブルーノではなく″縞模様のパジャマの少年″、正にタイトル通り。

子供たち
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

主人公パプキンの話の通じなさが痛々すぎて嫌いだったけど「ドン底の人生で終わるより一夜の王になりたい」って言葉にはすごく共感した。

現実なのか妄想なのか分からない場面転換(自室での独り言等)が多く、別
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.9

テーマソングは有名だが映画自体の知識は無かった。

印象的なテーマソングの使われ方がすごく良い。ラストシーンでは遠くから聴こえてきてクレジットで大音量、と切なげなメロディーと非常にマッチしている。
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.3

被害者出た時にサメを直接見せずに海が血で赤く染まる描写、大好き。

サメが近づくにつれて大きくなる印象的なテーマソング、同じ場面でも海中と外でBGMの聴こえ方が違ったりと音の演出が良かった。

ラスト
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E.T.(1982年製作の映画)

3.6

多分子供の頃に観たことあるが全然思い出せないのでほぼ初見。自転車と別れのシーン知っている程度。

SFだけど非常に優しい王道のストーリー。

映像はそこまで古い、粗いとは感じなかった。

全編通してこ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.9

15年間監禁されたデスの復讐劇。

なかなかに、いや、かなり後味悪い。個人的にはラストと言うよりもネタばらしされた時の驚きが。いやマジか…って感じで。

1周だと終盤理解が追いつかなかったからもう一度
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.0

これはこの作品自体の点数であって、こんなに酷い邦題と表現規制で偽られた『ぼくのエリ 200歳の少女』に対しては☆1で充分。

ただただ邦題と内容を観ただけでは、虐められていた少年と吸血鬼少女のエログロ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.8

昨日に引き続きPART3。綺麗に3部作が終わった!

2では未来2015年現在1985年過去1955年とタイムトラベルが多かったが、今作はほとんど1885年の西部劇が舞台。

ドクの恋愛にスポットが当
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.7

かなり気になるところで終わったから明日はPART3を観る。

1作目の1955年11月12日の話も混ざりつつで面白い。続編製作予定は当初無かったと聞いたが、後付でもあれだけPART1の内容を活用して面
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

作品名だけは知っていたけれども内容はイメージと違った。クイズはあくまでシナリオを追うものでメインはジャマールの人生。

インドの身分制度の暗い部分が描かれているから、そこを理解したうえで視聴するのが吉
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.7

コーエン兄弟監督視聴2作品目。

異様な雰囲気漂う殺人鬼、シガーが登場するだけで緊張感が高まる。ビジュアル、演技に加えBGMが少ないのも恐ろしさを引き立てていた。使っていた銃は途中で話にもあった家畜用
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

作品概要は知っていたがしっかり視聴するのは初。あらゆる要素が詰まっていて面白すぎる。いつの時代観ても楽しめる名作。

マーティが頑張って阻止しているのにロレインに惚れられてしまうどうしようもなさが観て
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.7

設定が秀逸で面白すぎる。常識を疑え。
誰もが1度は考えたことがあるようなストーリーがより恐ろしく展開される。

トゥルーマンとメリルが車に乗るシーンでのメリルの目線が面白かった。もう一度観たら細かく気
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.2

主人公、フォレスト・ガンプの半生を振り返る形でストーリーが進行、面白かった。ヒューマンドラマだがリアリティを求めてはいけない。

登場人物はどれも魅力的だが、ジェニーは最後まで好きにはなれなかった。彼
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.5

正にエンタメ作品という言葉が相応しい映画。

とにかく監督は日本の特撮やアニメ作品が好きなんだなということが各所から伝わってきた。Kaiju。

物語はそこまで……というか微妙だったけれども、CGで動
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戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)

3.0

名前は知っていた超有名作。1925年制作のロシア共産主義プロパガンダ無声映画。

話はかなりわかりやすい。反乱のきっかけ、腐った肉は当時の体制の比喩?

かの有名な「オデッサの階段」、確かにカメラワー
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メアリー女王の処刑/女王メアリの処刑/スコットランド女王、メアリーの処刑(1895年製作の映画)

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モンタージュ技法を調べていたところ、中止めを用いた最初期の映画(1895年)ということで視聴、と言っても20秒。

当時の画質ということもあるけど、女王の首が落ちるシーンはなかなかリアル。当時の人々は
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ミスト(2007年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

評判通り、かなり後味悪い終わり方だけど、そこに至るまでの過程考えると消化不良感。ラストシーン、車がすぐ近くのモンスターに狙われているわけでも無し、襲われて食われる寸前でも無しであっさり自殺の選択肢取る>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

冒頭から面白く、興味を惹かれた。

重くなりそうなテーマなのに、平気で障害者のフィリップ相手にブラックジョークを言えるドリスの存在がすごく良い。

ドリスがバカ笑いしている姿に釣られて笑ってしまうフィ
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吸血鬼ノスフェラトゥ(1922年製作の映画)

3.2

1922年の無声映画。

吸血鬼モノのお約束はカバーしつつ、オルロック伯爵の不気味さがめちゃくちゃ良い。操られたノックも。

この吸血鬼は慣れ親しんだコウモリというよりネズミモチーフな感じがした。視聴
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ファーゴ(1996年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

1時間半飽きなかったが、飛び抜けて面白いと思うシーンは無かった。

冒頭で″ノンフィクションを元にした作品である″と告げて、最後には″フィクション作品である″とネタバレをして、作品への印象を変えさせる
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.1

会話での駆け引きがとても面白く、最後までハラハラして飽きる部分がなかった。

ハンス・ランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツの演技が凄すぎる。魅力的すぎるキャラクターと役者。

ラストも伏線回収しているし
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.0

1982年の作品でCG不使用なのに、”生きもの”の表現がすごい。これが気持ち悪く、グロテスクに動く映像だけで満足。

ストーリーは始めから登場人物が多く、把握できなくなることがあった。2回目観るとした
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

2.3

ゴダール監督作品初視聴。

エンタメ作品というよりは実験的な芸術作品。突然登場人物が観客に語りかけてくるような驚くような演出や、非常に美しい映像があったが自分には難解な作品だった。

監督の世界で完結
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.4

こんなに緊張して観た作品は久々。心臓バグバク。

セルマとビル夫妻との一件から本当に救いが無い。特にラストシーンはそこらのホラー映画よりも怖い。

最初は唐突なミュージカルシーンが受け付けないと感じた
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.6

最初は登場人物がどんどん入れ替わり、時系列もバラバラで混乱していたが、段々エピソードが繋がっていくことに気付いた瞬間、とても面白かった。

個々のエピソードでは″THE BONNIE SITUATIO
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ダークファンタジーでひたすら胸クソ悪い展開で賛否両論ある作品、自分はとても気に入った。大好きな世界。
ラストシーンは死にゆくオフェリアの幻覚で、ヴィダル視点ではパンの存在が見えていないことから、全ては
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

終盤が特に面白かった。アンディが脱走してからの流れが最高。最後にレッドがアンディと再会して見せる笑顔が本当に希望に満ちている感じがして良い。
レッドが仮釈放されて自由さに困惑するシーン、ブルックスの場
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モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

2.5

4作目。特撮のシーンは一気に不自然さがなくなったような気がする。モスラは一方的に利用されただけで死んで可愛そう…。ゴジラ出現の理由全く触れられていなくており、1作目2作目とは完全に路線が変わったのだと>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

偏った知識では”総統閣下シリーズ”で有名なアレ。世界史はこれまで学習する機会が無かったので疎く、大まかな当時の情勢と人物の予習をしてから観るべきだったと反省。
ヒトラーだけではなくゲッベルスもそっくり
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.0

3作目からカラーに、ゴジラが火炎放射するときに背中青白くなっていたのが好き。これまでの2作品比べるとかなりコメディチックなシーン多い。多胡部長が良キャラ。2作目よりも断然面白いけれど、ラストが釈然とし>>続きを読む

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

2.5

有名作。あらすじはなんとなく知っていた作品。ひたすら泣けるのかなと思って視聴したけどまあまあ。展開読めるからまあそうなるよねと。ラストは中途半端にせずハッピーにせよバッドにせよ結論欲しかった。アルツハ>>続きを読む

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

昭和ゴジラ2作目。昨日1作目観たし…と思って視聴したけどかなりつまらなかった。調べたら撮影期間3ヶ月でプロデューサーも成功作とは言い難いと発言しているらしい。アンギラスの動きはチープでかわいくて好き。>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.0

1954年の初代。新作アニメも公開されたので1作目から試聴開始。当時の社会問題、水爆実験をモチーフにして生まれた作品ということは知っていたが、しっかりと観るのは初めて。話はまあまあ。
白黒映像で当時の
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポールが死んだ鳥治したシーンで、ラスト2人のどちらかに使って死にそうだなと予想していたらハッピーエンドだった。
最後別れの場面でルースがポールに治してもらった右目でアイコンタクトし合うシーンが個人的ベ
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

文句なしの良作、長時間休憩無しで一気に楽しめた。
チャトルが適当スピーチさせられるシーンで涙が出るぐらい笑ったし、ラージューが植物人間状態のときに母親が新しいサリー見せに来るシーンと出産からランチョー
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