原作での激しい演奏シーンをどのように表現するのか興味津々で鑑賞。期待を大きく上回った。
葛飾ジャズでの大の頭の入りで完全にぶっ飛んだ。
史実に戦慄を覚える。いや現在も戦いは続く。史実でなく現実。
ユージン・スミス「入浴する智子と母」
「明日になればここは私たちの場所ではなくなり‥‥」
ジェイクの役作りが凄まじい。
ありふれた転落〜栄光の物語を巧く、ドラマチックに作り上げている。
実際の乱射時間と同じ72分間をワンカットで撮る。凄い!
最初の建物内での時間は本当に怖い。
「善と悪はどこからやってくるのだろうか。そして私は今どちらにいるのだろうか。」
「明石にとって正しいって何?」
「大切な人を守るってことかな」
「明石は守れたの?」
「楽になりたいだけじゃない」
正義を貫くには辛すぎる現実。
結局本人も「楽」を選んだ。
60°Cの熱湯の中での潜水。壮絶な映画だ。
事故処理に従事した英雄達に現在のロシアは顔向けできるのか?
理解しようにも理解する機会の極めて少ないこの問題を、とても繊細な表現で理解の端緒を与えてくれる。良い作品。
生命はこうして継がれていく。
卒業、別れのシーン。いなくなったおばあちゃんの家のチャイムを鳴らし続けるシーン。とても印象的。
おばあちゃん役の佐々木すみ江さんは撮影後、実際にご自宅で倒れ亡くなっている>>続きを読む
むちゃくちゃ良かった。今泉監督凄い!
各人物の感情の発露が繊細に描かれる。
中田青渚のこの上ない自然な演技、台詞。素晴らしい。
デンマーク版が大変面白く、こちらも鑑賞。
さすがジェイク!こちらも面白かった!
劒の山頂に三角点を設置するという、この時代の大偉業を成し遂げた男たち。
その大偉業に否定的な軍部。
民間山岳隊との友情。
これらの対比により描かれた人間模様が印象的な作品。