Luciandeadさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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デッドロック(1970年製作の映画)

4.5

実際に観るまではカンの音楽を使ってサイケデリックなモンタージュが入るような当時の流行として消費された映画だと思っていたけど、全然違う。マカロニに影響を受けつつも、非商業的な理想の映画を実現したクールな>>続きを読む

ほんとにあった!呪いのビデオ 85(2019年製作の映画)

3.5

やっと観れたのでレビュー。評判ほど悪くはないと自分は思った。監視カメラ以外の映像も人が撮影したものじゃない機械により自動で撮られた映像に統一されている地味さが好き。あとビデオに映る人の顔にモザイクが掛>>続きを読む

マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

4.5

‪輸入盤Blu-rayで。正直無理して買わなくてもよかったかもとか思っていたけど、有名なロブスターに襲われてからが重要で、もう何もかもどうでもよくなった気持ちを見事に描いていた。そこで急に超大作怪獣映>>続きを読む

ラストムービー(1971年製作の映画)

4.0

支離滅裂とか意味不明とか色々言いたいことはあるのは分かっている。けど自分は泣いた。

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

物語後半部分のあらすじ
奇形の男を家に連れ込むスカヨハだったが、男に裸のまま逃げられてしまう。
急いで車に乗って男を追いかけるスカヨハ。
と、スカヨハの相棒らしきバイクに乗った男。
相棒のバイク乗りが
>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

2.5

まさかシャイニングで蛙の子は蛙を見せられるとは...。歳を取ると自分が無意識に親と同じような人生を歩んでしまっている事に気づく時がある。超能力パワーを持ってしても残酷な運命とやらには逆らえないのか。悲>>続きを読む

風の向こうへ(2018年製作の映画)

4.0

この胡散臭さがウェルズ。ケツ出したまま車から放り出された男の目の前には『海外特派員』で見たような風車小屋があった...。劇中上映されるフィルムは以後のユーロトラッシュムービーの原形といえるもの。

リム・オブ・ザ・ワールド(2019年製作の映画)

2.5

このご時世に「志村〜うしろー!」が見れるとは思わなかったな。自転車の乗り方を教わる場面はこの監督の過去作『ラストミッション』にもあった気がする。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のディカプリオ&ピットと『アイリッシュマン』のパチーノ&デ・ニーロ。90年代俳優と70年代俳優。

ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

4.0

『スパイダーマン:スパイダーバース』のスパイダーマンの腹と『ルディ・レイ・ムーア』のエディ・マーフィーの腹。

魔の谷(1959年製作の映画)

-

最後まで生き残った2人の去り方がエンドロールが流れ出したらサッサと映画館を出て行く観客に似ているな・・・と思った。

タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

3.0

今まで観たハネケのなかではこれが一番好き。ラストもとても良いが、小さなカセットデッキから流れる音楽に耳を傾けるシーンに胸打たれた。あの音楽も暗闇を微かに照らす炎と同じなんだと思う。

ベニーズ・ビデオ(1992年製作の映画)

-

こういう映画を撮るからハネケはちょっと信用ならない。監督インタビューを見ていないので意図するところは分からないのだけど、映画人ならば映像を愛する者には優しい眼差しを向けるものだと思うのだけど。女の子を>>続きを読む

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

-

見所はやはり終盤の家財の破壊シーンにあると思うのだけど、注目すべきはそのリズムにある。最初は衣服をハサミで切り裂く静かな場面が徐々に激しい破壊に展開していく。その過程を見届けているうちになんとも言えな>>続きを読む

ヒドゥン(1987年製作の映画)

4.5

作品のジャンルには見合わないくらいに生真面目につくられている。もっとふざけた事も出来そうな場面でもギリギリやり過ぎない。このさじ加減が良い。製作者たちがやりたいことが伝わってくる。拘置場の廊下を主役の>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

結末がとても良かった。タランティーノの映画はどれも本物じゃない。いかにもソレっぽく似せただけの代物だ。だけど偽物だからこそ映画になるのだと気付かせたあの結末は凄いと思う。

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

-

ボーっと観てる分には結構面白かった。城定秀夫っぽい、というか城定秀夫が撮りそうな映画。そう言えばVシネに『パチンコ放浪記』というのがあった。観ていないけど...。

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

-

オリジナル版の魅力、それはどうみても人形にしか見えないところだった。それは本物の犬や猫が単に戯れついているだけなのに必死で絶叫して殺される演技をしている映画的マヌケさに通ずる。AIには本当の意味で予測>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

4.0

再見。「これからは闇になります。何が正しいのか、生きているのか死んでいるのか分からなくなります」これを年末の聞いて新年を迎えたんだった。とにかく除霊シーンに時間と労力を注いだのが良かったのだと思う。オ>>続きを読む

拾った女(1953年製作の映画)

5.0

フラーの作品で一番好きと今なら言える。チャールズ・ウィルフォードの小説(こちらも大大大好き)とは全く別物だが、どちらも通底するものは同じなように思う。特にネクタイ売りのおばちゃんが命乞いで生きる事につ>>続きを読む

私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください(2018年製作の映画)

4.0

いつも通りダラダラ観てたらこれは凄い傑作だった。いつもと違って洋ピンぽいというか、城定秀夫監督はジェス・フランコの域に達してるのかもしれない。少し同性愛を匂わせたりもして、これはジェスがよく撮ってたや>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

-

これがこの監督の作品で一番好き。時代背景が掴めないように作られてるところが良い。

ゾンビコップ(1988年製作の映画)

4.0

これが『ブレードランナー』の続編なのだと思う。

劇場版 ほんとうにあった怖い話2018(2018年製作の映画)

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『悪魔のいけにえ』の最後、朝日を浴びながらチェーンソーを振り回す有名なラストシーン。実はあの時レザーフェイスには幽霊が見えていた⁉︎という説があって(と、その様子をトラックの荷台から笑いながら見ている>>続きを読む

死刑執行ウルトラクイズ/おだぶつTV(1987年製作の映画)

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ちょっと『ビデオドローム』に似ている・・・、と思ってしまった。

ほんとにあった!呪いのビデオ BEST10(2018年製作の映画)

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特典のトートバッグが目的だったのだけど予想していたより良かった。やはりよく出来た作品(?)は何度観ても良いのは映画と同じという事か。単なる寄せ集めの総集編なのだけど、そこには長い歴史が記録されていて、>>続きを読む

ブラック・エース(1971年製作の映画)

4.0

この作品を評価してるのを見た事なく、地味な映画だろうとずっとスルーしていたけどDVDで初めて観たら意外にしっかりとしたアクション映画だった。クライマックスの広大なヒマワリ畑での撃ち合いは撃った後の弾の>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

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ホラーというジャンルは“それ”を見るまでは自身の内にありもしなかったトラウマを半ば強引に植え付ける行為だ。しかもその恐怖症は自身が体験したものでもないのに。その発明というか発見はありとあらゆるものに及>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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見終えた後に反芻するとちゃんと『ブレードランナー』の続編していたことを素直に認めている自分がいる。スマホを登場させなかったのは偉いなぁ。しかし1作目を観た時のように未来世界を覗いている感じはしない。前>>続きを読む