オシメとパンツさんの映画レビュー・感想・評価

オシメとパンツ

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牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

5.0

家父長制と立身出世、統制と緊張、内攻は爆発に転じる。中国の女性は強くていいね

リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

4.0

映画も斜陽産業になっているので、「映画を僕は大好きです!」みたいな映画が溢れている。わかってるっちゅうねん。ただし主人公を少年にして、ランボーを幼稚に撮るストーリー、販促のために絵コンテと設定が書かれ>>続きを読む

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.5

基本的にこの手の映画はクソ映画と相場が決まっているので、悪いところではなくいい所を探さなくてはならない。この映画のいい所は、「監督の自伝的な作品」と主張している所で、要は酒場で武勇伝を披露するおっさん>>続きを読む

カノン(1998年製作の映画)

4.5

近親相姦が頭から離れねえ!短編小説が高橋源一郎にあったけれど、この映画の監督も同じものを抱えていて、頭で考えたことは既に実行されたのと同じことなのだ。法も道徳も、人間が禁止するあらゆることは、既に現実>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.0

「女の恐ろしさを描いた映画です」「奥さんと見ないほうがいい」TSUTAYAに並んだPOPの数々。店員はバカなんじゃなかろうか。この映画で女性不信が云々言う男はいますぐ自分がニックのような凡庸な男だと自>>続きを読む

ゴッド・ブレス・アメリカ(2011年製作の映画)

4.5

酷い映画だ。伏線もダサいし、人間を描いていない。表面をフワっと触った映画。けれど、人間を描いて何になる。感情移入なんてできなくたって気にしない、何たって設定がイカしてるんだもの。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

1.5

僕たちの文化は、この程度なのか。安っぽさを感じる。例えば、Tastyとかインスタグラムとか、あの手の「フォトジェニックさ」と少しのノスタルジーで構成されているどうしようもない映画。見ていて悪い感じがし>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

あまりに長いのには辟易とした。漁民や農民の姿が大変みすぼらしく描かれていて、外国人に監督してもらって良いリアリティが出たなと感じた。日本人監督だったら、もう少しキレイな格好させちゃいそうだからね。

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

3.5

いわゆるスラプスティックコメディもの。こういう映画にありがちな、途中で異常に眠くなる・だるくなる症状が起きた。価値観を転倒させれば大喜びの「インテリさん」たちが好きそうな映画だ。とはいえ、面白いね。

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

5.0

映画って本当にいいものですね。じゃないけれど、僕の初めて見た映画であり、ベストの映画。斜に構えてみたところで、僕の原体験はこの映画なのだと思い返すとき、映画、大好き。そんな気持ちで今日も過ごす。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

ベタに次ぐベタ。ベタベタだよ。けれど、ベタを真正面から描けるのは新興国のパワーの証だし、物語としても面白い。インドすげーってなるね。

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