末路ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価

末路ちゃん

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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.5

あらすじ自体は好き。各々のキャラの弱さ、強さのコントラストが楽しい。ただこれは完全に個人的な意見なんだけど岩井俊二によくある無口で無能な主人公にはただただイライラする。ひたすら陰鬱な話を美しい映像と音>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

「ルーム」みたいな重い話を想像していたら予想以上に明るく前向きな映画だった。会う人会う人がみんな優しい。両親との問題とか、もうちょっと苦難を乗り越えてほしいなとは思ったが、まあこれはこれでいいか。

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

4.0

前半部分はホラーとして普通に怖く、後半部分は白石監督特有の霊能者バトルが楽しめる。1回めの視聴はそんな感想だったんだけど、2回見たらホラー部分はあんまりだなと思った。しかし貞子と伽倻子、ビジュアルで比>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

美しい物語。パシフィック・リムがイマイチ合わないおれの中ではデルトロ監督はこういうダークファンタジーの人なんだよな。でもパンズラビリンスとかクリムゾンピークとかに比べてとても明るくてキャッチー。よかっ>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.5

自分はドイツ映画をあまり見たことがないが、ドイツ人にこんなにもユーモアのセンスがあるとは思わなかった。テンポがとにかく良く、見ていて小気味が良い。ご都合主義なところはあるが、まったく気にならない。自分>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

4.0

序盤は正直言って非常に退屈。ひたすらおまわりと女の追いかけっこで、スラッシャー映画を期待していた人には肩透かしを食らう。中盤からようやく面白くなってくる。今となってはさりとて驚かせられることもないオチ>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.5

マーベル・シネマティック・ユニバースの作品を観始めたい人にはまずこれがおすすめ。アイアンマンがかなり活躍するので、アイアンマンを観てからでもいい。キャラクターの設定さえなんとなく知っていれば、大迫力の>>続きを読む

2010年(1984年製作の映画)

3.5

2001年宇宙の旅の正当な続編。この手の映画にありがちなのが、全く前作と関係なかったり、前作の設定が改変されていたりすることだが、この映画はかなり前作に忠実に作られている。時代が違うとはいえ、前作と比>>続きを読む

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

4.5

マイケル・セラ演じる冴えない主人公や、奇抜な髪型だがどうも美人には見えないラモーナ。二人の行動は身勝手でダサいが、不思議と魅力を感じてしまう。何か面白いオチがあるわけではないが、キャラクターが好きで何>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.3

話はベタで王道。何も驚くことはない。だからこそ素晴らしい。

グーニーズ(1985年製作の映画)

4.0

ジュブナイル物としては「スタンド・バイ・ミー」が思いつくが、それを明るく子供向けにしたような作品。海底洞窟の海賊船はとても美しい。残念ながら現在は放送コードに引っかかるためテレビ放送で見ることはできな>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

イケメン俳優たちが勢揃いしてスマートに悪さをする!それだけの作品でなんのどんでん返しもないが、楽しく見られる。キャラもよく立っている。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.0

オスカーも取り、絶賛されている作品だが、自分には合わなかった。いつまでも幼い頃少しだけ時間を共にしただけのヒロインに執着するのが気持ち悪いし、その結果クズとはいえ兄を殺してしまうなも納得がいかない。た>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

エディ・レッドメインの演技は素晴らしかった。エズラ・ミラーは役者の無駄遣いに思えたがおそらく続編で登場するのだろう。コワルスキーがとにかくキュート。ただ、出てくる魔法の生き物たちに自分は魅力を感じられ>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

失敗続きのDC映画の中では成功した部類と言えるだろうが、正直面白いとは思えなかった。アレスはてっきり実在しない存在だと思っていたので、その点は裏をかかれた。なお、相変わらずテーマ曲はテンションが上がる>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

アベンジャーズシリーズの入門にピッタリな作品だが、ほかのMCUとは違いはっきり言ってB級映画に分類される。スーツを作っているのにいつまでも気づかないテロリストは間抜けすぎる。ただ、ラストの一言は最高。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

2.0

作品のテーマは理解できる。主人公は息子を守ることができたのだから、目的は果たしている。だからといって胸糞が悪いことに変わりはない。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.0

レオナルド・ディカプリオの演技や背景の美術は素晴らしかったが、ストーリーはただ森から逃げ帰るだけ。熊とのアクションシーンは迫力はあるが、そういうのが観たいのならモンスター映画でも見れば良いのではないか>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

統合失調症の患者をリアルを描く映画としては正しくないが、物語としては楽しめる。

燃えよドラゴン(1973年製作の映画)

4.5

とにかくブルース・リーがカッコいいことに尽きるが、他に登場する武術の達人たちもすべてキャラが立っていて魅力がある。色褪せない名作。

ピクセル(2015年製作の映画)

3.0

近年「レディ・プレイヤー・1」が公開されたこともあるが、それに比べるとあまりにレトロゲーム派のリスペクトが足りていない。シナリオもあまりに馬鹿馬鹿しいし、ゲーム機の「ジェネシス」を「創世記」と訳すなど>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

4.0

意外と面白い。特に、クリス・ヘムズワースをマッチョでイケメンだが超バカという立ち位置に置いたのはいい。よくある役立たずの女性ヒロインに対するカウンターパンチになっているわけだ。バトルシーンは平凡だが、>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.0

恵まれた才能を持つがトラウマを持ったイケメン主人公が、恵まれた友人と恵まれた恋人と、恵まれた医者のおかげで立ち直る話。いい話ではあるが、自分のような人間には共感の余地がない。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.5

プロメテウスを見ていないと意味が理解できない。また、デイヴィッドとウォルターの役者が同じなのに、恥ずかしながら途中まで気づかなかった。これに気づけないと最後のオチの驚きが少し薄れてしまう。ゼノモーフの>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

4.0

前作の正統な続編だが、レクターの性格が少し変わってしまっているように思える。ただ、頭を開いて脳を見せるシーンなど、見所はある。レクターとクラリスの関係をどう解釈するかは人それぞれだが、ラスト10分はた>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.5

ホラーを期待するとがっかりする。ホラーではなくジュブナイルものだが、ジュブナイルものとしてももっと優れた作品はたくさんある。印象に残るキャラもほとんどいない。これを観るくらいなら、海外ドラマの「ストレ>>続きを読む

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