對馬拓さんの映画レビュー・感想・評価

對馬拓

對馬拓

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

震えた。なぜ戦後間もない日本にゴジラを投入する必要があるのか──鑑賞前は分からなかったが、とても腑に落ちた。この国は変われるのだろうか? 世界は変われるのだろうか?

登場人物の感情のディテールがやや
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.8

幼い頃から、テレビで放映されるたびに、この作品を観てきた。そして、観るたびに新たな発見があり、意味が変わり、最後に受け取るものが異なっている、ということに気づいた。単に作品の解像度が上がるわけではない>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.1

ちゃんと、あのマリオが映画になっていた。特にマリオカートのシーン、激アツ!(人生で一番得意なことがマリオカートなので……)

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.6

人間関係とか細かい部分がごちゃついててあんまりハマれなかったけど、全体としてはまあまあ楽しめたと思う。想像以上にスケールがデカい。気軽に地球滅亡系の映画を観たい時にちょうどいいかも。

ソウ(2004年製作の映画)

4.2

これぞ「直視できない系」「薄目で観る系」の代表格。観る側も精神的に追い詰められるが、設定やストーリーが秀逸で思わず唸ってしまった。

余談だが、中学生時代、クラスの不良たちがよく『ソウ』シリーズの話を
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スピーシーズ3 禁断の種(2004年製作の映画)

3.2

なんだろう、この感じ。一応ストーリーとしては繋がってるけど、そうなるんだ?みたいな。そして、微妙な後味の悪さ。笑

スピーシーズ2(1998年製作の映画)

3.7

ついに男性型が現れ、子供はバンバン増えるし、エイリアンの姿はさらにグロテスクになってるし、ちゃんと続編じゃん!という感想。バカのエロ漫画みたいなセックスのシーンがあってちょっと笑ってしまった。

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)

3.9

ギーガーきっかけで鑑賞。エイリアンが冷徹な美女になってパイオツ晒しながら殺しまくります。そんなのありかよ…と思いつつ、悪くない。霊能者とかチートだろ…と思いつつ、意外と悪くない。

凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.6

中盤、眠ってしまいそうになったのたが、それも夢と現の境目が分からない本作のようで、いいなと思った。

ジュラシック・ツアーズ(2021年製作の映画)

1.0

勢いで観てみたが、評価できるような点は一つもない。恐竜ハントに参加したらいつの間にか人間どうしのハントになってましたあ!みたいな話なのだが、ディテールが適当だし、出演者にも華がないうえ、恐竜への愛も感>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.6

人間の私利私欲、そして恐竜との共存という所に、いよいよ本格的に踏み込んでくる新シリーズ2作目。が、しかし、まず邦題が良くない。ストーリー全体としても、なんかちょっと粗いな〜という気持ちになってしまった>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.9

とにかく映画館で体感しておきたかったので、前作をすっ飛ばして鑑賞。いやー、これで完結か、寂しいな、というのが率直な気持ち。旧シリーズと新シリーズの主人公たちが一堂に会するというありがちな展開もなんだか>>続きを読む

クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

3.9

先行上映にて鑑賞。クリエイション、というよりはアラン・マッギーを中心とした狂乱の90年代といった趣きで、とにかくテンポ良く進行していくのが印象的だった。当時のシーンがいかにドラッグと共にあったか垣間見>>続きを読む

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.3

柴又へ出かけることになったので予習として。全シリーズ含め初鑑賞。人情深い不器用な男が良くも悪くも周囲を巻き込んでいく様を見て、月並みだけど薄情なこの時代に僕らが忘れてきてしまったものを感じた気がした。>>続きを読む

スノーシャーク 悪魔のフカヒレ(2011年製作の映画)

1.2

安っぽいカット、安っぽい演技、安っぽいスプラッターの描写。まあ、その辺はこの手のサメ映画なので良いとして(全然良くないけど)、なんというか起伏のないストーリーが中途半端に真面目なトーンで進むので圧倒的>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.0

真実の愛の物語────とはいえ、あまり意外性はなかったかも。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.3

あまり小説は読まないが村上龍は例外で好きな作品が何本か存在しそのうちの一つが『ラブ&ポップ』だった。また、あまりアニメは観ないが庵野秀明は例外で何本か好きな作品が存在しそのうちの一つが『エヴァンゲリオ>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.2

どうしても流行ってると距離を置いてしまうが、くだらない逆張りをするくらいならもっと早めに観ておけば良かった。基本的には良い映画だが序盤の展開の速さはどうなんだろうか…まあでもオラフがかわいかったのでオ>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.4

トーベ・ヤンソンがムーミンを生み出した、その背景の私生活にフォーカスをあてた、愛についての映画。

話の展開というか、全体を通して割と抑揚が少ないのが個人的にウームと思ったりはしたけど、奔放で、時に激
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キラー・シャーク 殺人鮫(2005年製作の映画)

2.6

【サメ映画マラソン9日目】これもサメというより人間の私利私欲が怖えよ的な映画。昔のB級だと思えばそれなりのクオリティだし、最近の低予算Z級サメ映画なんかよりは全然楽しめる。ていうか研究所の助手のおっち>>続きを読む

ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.1

【サメ映画マラソン8日目】メガロドンを題材にするのは大いに結構だが、全てにおいてチープ&ド下手なので全く緊迫感がない。何かしながら観ないと耐えられん。エンドロールは無駄に丁寧すぎる。

ディープシャーク(2003年製作の映画)

1.4

【サメ映画マラソン7日目】サメよりも人間の方が怖いよ!的な、まあだいぶありがちな話。サメの映像はおそらくほとんど実際のものを使用しているが、素材が少ないのか同じカットが繰り返し登場するので萎える。エン>>続きを読む

海底47m(2017年製作の映画)

3.2

【サメ映画マラソン6日目】海底に置き去りにされてサメに襲われるワンシチュエーション。中盤は若干間延びしている感じは否めないが、ラスト含め全体としてはそれなりに良く出来てる気がする。しかも個人的に深海が>>続きを読む

シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

2.9

【サメ映画マラソン5日目】2作目が気になりすぎて観てしまった…前作より格段にスケールアップしてて感動。終盤の意味不明さには腹を抱える。サメを何だと思ってるんだ?!と指摘する暇もなく物語は展開するし、登>>続きを読む

BAD CGI SHARKS 電脳鮫(2019年製作の映画)

2.1

【サメ映画マラソン4日目】単にクソCGサメが襲ってくるZ級サメ映画…ではなく、Z級サメ映画への愛、あるいは時に憎(?)をメタ要素満載で描いたZ級サメ映画だった。これから僕は何匹のBAD CGI SHA>>続きを読む

シャークネード(2013年製作の映画)

2.8

【サメ映画マラソン3日目】海!美女!サメ!トルネード!トルネード?!…ということで「シャークネード」シリーズ、わたくしもようやくデビュー。色々ぶっ飛んでるのに全員至って大真面目なのがヤバすぎて爆笑。所>>続きを読む

ランドシャーク / 丘ジョーズの逆襲(2017年製作の映画)

1.2

【サメ映画マラソン2日目】監督はクソ映画の巨匠らしい。こういう映画を批判すること自体ナンセンスかもしれないが、こんなに「早く終わってほしい」と願った映画は初めて。2017年とは思えない合成の最悪なクオ>>続きを読む

ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.6

【サメ映画マラソン1日目】シリアスなサメ映画として多少期待してたけどあんまり響かず。仕上がりが中途半端になるくらいなら、いっそB級テイストでふざけた方が良いんじゃない?という。あと本筋以外のサイドスト>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

この映画があっての『ミッドサマー』なんだな、というのがよく分かった。モチーフとか演出とか、その辺はしっかり受け継がれてる。

悪趣味なオカルトホラーという点では悪くないけど(むしろ好き)、終盤にかけて
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.6

キリスト教圏の文化に直接的に触れたことがないので、異教(ペイガニズム)に対するハウイーのリアクションがどこまでリアリティのあるものなのか正直分からないが…大枠で言えば確かに『ミッドサマー』の元ネタだっ>>続きを読む

パンダコパンダ 雨ふりサーカス(1973年製作の映画)

3.9

ストーリーはまあまあぶっ飛んでるが、確実にトトロやポニョの原型になってる。とにかくパンダ親子がかわいい。そしてミミ子はデフォルトでパンツを見せてくるのでもはやオモロイ。ばあちゃんはいつ帰ってくるん…

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.3

美しい映画だと思った。美しさは、時として狂乱を孕むし、エゴイズムが宿るのだと思う。そういう、ある意味で至極真っ直ぐな作品。

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