OTAMI89さんの映画レビュー・感想・評価

OTAMI89

OTAMI89

映画(234)
ドラマ(3)
アニメ(0)

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

韓国のアクション映画は、この映画がお手本だったのかと!

巻き込み型系主人公に、巻き込まれた方はたまったもんじゃない。

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

4.0

元祖『不適切にもほどがある!』。

不適切な表現と人情の、オンパレード!
西成の街には、人間みが昔も今もありまんな。

ニューオリンズ(1947年製作の映画)

4.0

音楽(文化)は、差別や国籍、障害をも乗り越えられる。

白人と黒人社会(音楽)のコントラストが、サッチモとビリー・ホリデイのニューオリンズなどの音楽を介し、見事に描かれている。

かつて沖縄音楽の喜納
>>続きを読む

岸和田少年愚連隊(1996年製作の映画)

4.5

久々に観たくなって、再生ボタンを……。

ちゃんと、当時の岸和田の史実に基づいて創られている、関西出身の監督や出演者による、コテコテの関西弁映画。

漫才のようなセリフの掛け合いが、映像にテンポ感をつ
>>続きを読む

武士の献立(2013年製作の映画)

3.9

実話を基にした映画とのことですが、、、

ハル(上戸彩)の能力が都合良過ぎるなとは思いつつ観ていたが、映画としての構成や展開は、とても観易い創りになっていて、職人スタッフたちによる良作だったなと、それ
>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

3.8

親が息子らに会いに、上京するだけで物語になるから、『東京物語』ってタイトルが感慨深く感じる。

やはり、原 節子が顔を両手で覆って泣くシーンは、破壊力があってジーンとくる名場面だ。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.3

脚本の練りが、あまりにも都合が良すぎて、いつもより作品が弱く感じた。

ただこのタイミングで映画を介し、ハッキリと反戦を主張する姿勢はカッコ良く思えた。

ムーンウォーカー(1988年製作の映画)

4.0

やはり映画(映像)とは、こうでなくっちゃ!と思わされる1本。

経済の衰退による、予算削減が前提となってしまった令和時代に、このバブリーな余裕があるからこそ創られた創造の産物ほど、心の豊かさに直径する
>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

3.7

シャニングの庭園みたいなセットで、演劇的に繰り広げられていくのは見応えはあったが、このショート・フィルム・シリーズでは最も面白くはなかったかも?

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.8

日本でいうところの落語的な?

ストップモーション?が凄い‼︎

(2023年製作の映画)

3.8

あえての説明セリフのオンパレードで、
面白かった。

鶴は翔んでゆく/戦争と貞操(1957年製作の映画)

4.7

色々すげぇ…泣

ラストの聴衆へのセリフも虚しく、
ロシアは未だにウクライナと戦争中である。

百花(2022年製作の映画)

3.8

認知症側の視点が、斬新かつチャレンジングなアプローチで面白かった。

鑑賞者は、与えられた情報でしか、一方を判断出来ないというメディアの特性も、改めて面白く思った。

ラルジャン(1983年製作の映画)

3.9

ムダが一切、排除された匠の域。

最後くらい、少しは報われて欲しかった。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

映像ならではを活かした表現かつ、新鮮みもあった。

弟は音楽を楽しく奏でていたのと対照的に、エンドロールはエンディング曲は流さずに、街の営みを映していたのも印象的だった。

狂熱の季節(1960年製作の映画)

4.1

ビート族映画のダイナミズムに、
圧倒されっ放しの77分ッ‼︎彡

セレニティー(2005年製作の映画)

3.9

最初から最後まで、
まったく何の話か分からなかったが、
映像自体が面白かったので、
最後まで観れた迷作‼︎

EXIT(2019年製作の映画)

4.0

辻褄の違和感もブッ飛ばすほどの、
勢いで楽しませてくれるエンタメ映画。

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

3.9

他人の幸せを、
心から祝福出来る事で、
こんなにもグッとくるのだという事を、
いつ忘れてしまったのだろう……。

閃光少女(2017年製作の映画)

4.0

日本映画で喩えるところの、
『スウィングガールズ』的な王道エンタメ映画なのだが、
制作側のカット数とカメラワークのエネルギーが凄いため、
とんでもない映像力学が働いている良作。

甘い生活(1959年製作の映画)

4.0

抗うつ剤ぎゃんギマりの虚ろな目をした奴らが、夜な夜な憂鬱を憂さ晴らす風刺的な映画。

虚実の狭間で、真理を問い掛ける一級品。
のちのフェリーニ作品へと繋がる、革命前夜。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.2

漫画で自分が印象に残っていたコマや、セリフのイメージを浮かべていた演技が、作者の演出と大きくズレていたので、全然感情移入出来ぬまま観終わってしまった……泣

ただキャラデザは、やはりカッコ良かった。

青春群像(1953年製作の映画)

3.9

クズ男たちにまつわる、悲劇と喜劇を往来する映画は、本当に救われる気持ちにしてくれる。

自分の世代で云うところの『トレイン・スポッティング』的な、青春映画。

キューブリックのバイブル的な作品との事。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

このコロナ時代にはとても滲みる、
明確なメッセージで、励まされる良作でした。

少年の君(2019年製作の映画)

4.1

人は他人との出逢いによって、
人生が影響されるという事をたらしめる傑作。

エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.9

この映画は、今までの人生で不幸を味わった事がない人には分かりにくい映画だと思った。
クライマックスの台詞がそれを物語っているのかな?と。
法廷映画であり、宗教映画。

カール・ドライヤーよりかは、遥か
>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

やっぱり、スピルバーグはただただ面白いなぁ。

ルパンと銭形みたいな映画で、2時間20分なのに長さを感じないほど、観入ってしまえた。

はちどり(2018年製作の映画)

3.9

韓国の社会や文化背景が、しっかり描かれているのが新鮮みを感じた。
テンポ感も心地良かった。

生きてこそ(1993年製作の映画)

3.8

ちょっとラストが端折り過ぎかな……。
それまでのハラハラ感は楽しめた。

真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

4.8

ジャケに嫌悪感があって長年敬遠してたが、遂に鑑賞。
アイテムや音の使い方、編集、今の映像演出にも引き継がれているテクニックのオンパレードだった。
ストーリーもまさかの激情友情モノで、意外性だらけで最高
>>続きを読む

アテナ(2022年製作の映画)

3.9

The Weeknd『False Alarm』のMVの様な、1カット長回しの技法映画。

内容は復讐劇で新鮮味には欠けるが、このカメラの長回しの技法が突出しているので、バッチリ面白く観れた。

女は女である(1961年製作の映画)

4.0

池袋にて、追悼上映?に駆け込み。

ゴダールも、ルグランも、
アンナ・カリーナも、ベルモンドも、
皆んな居なくなってしまったが、
Avant Popなヌーヴェルヴァーグが与えてくれる刺激は、
何時でも
>>続きを読む

ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

途中、意味不明なラブストーリーが?だったが、
大衆を巻き込んで、ハートを掴んでいくやり口は、
流石スピルバーグ級だなと、楽しんで鑑賞した。

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.1

4K上映にて、約10年振りの鑑賞。
溜め息が出るほど、美しいシーンの連続。
今回は、ラジオのシーケンスでグッとキた。
2,100円で高かったけど、観に行って良かった。

>|