Takaさんの映画レビュー・感想・評価

Taka

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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.1

グザヴィエ・ドラン監督が誰もが持つ孤独と秘密を一人の若手スターと一人の少年の文通を通して死と生を描く。観終えて、一つの小説を読み終えたかのような清々しさも感じた一本だった。

物語はキット・ハリントン
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.5

自分のアイコンは「スーサイド・スクワッド」のスカルアイコンであるわけだが、ちょうどTwitterを始めた時期にスースクのアイコンメーカーを見つけて、使い勝手が良いことから自分がネットに顔を出すアイコン>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

4.3

‪首が飛ぶ、血が舞う、麻薬まみれの裏社会バイオレンスワールドに巻き込まれた主人公の濃密な一夜は正しく"初恋"。人生一度きりなら、たまには死ぬ覚悟で走り抜けるのも悪くはねぇ。タイトルやキャスティングに惹>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

‪まさか、ここまでの作品だとは思わなかった。アカデミー賞で3部門(撮影・視覚効果・録音)を受賞したのもアカデミー賞最有力という声が挙がったのも納得した。何せ、映画という可能性を大いに詰め込んだからだ。>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.9

いやぁ、どう評価したらいいのか。面白くなかったわけではない。でも、あのオチで良かったとはとても思えないそんな感想を抱いています。
スウェーデンの夏至祭を舞台に繰り広げられる悪夢。ヘレディタリー以上のエ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

アリ・アスター監督の新作「ミッドサマー」鑑賞前に前作にして長編初監督作となる本作を遅ればせながら初鑑賞(怖いという評判でなかなか手につけられなかった…w)。
まず、怖いというのもあるが強烈なまでに不気
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

‪タイカ・ワイティティ監督が放つ第二次世界大戦下のドイツを舞台にヒトラーを頭の中に存在させる少年を通して描かれる愛と平和に包み込まれた傑作。
個人的には「この世界の片隅に」以来の戦争映画の大傑作だと思
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.1

‪フェラーリにル・マン24時間レースに勝てる車を作れというフォードからの使命を請け負った男たちの物語。フォードという会社が、ル・マンを駆け抜ける男たちがいかに這い上がるか。男の友情、車の轟音、生の躍動>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

‪現在89歳のクリント・イーストウッド監督による新作は1996年のアトランタ五輪の最中に起こった爆破事件を通して描く正義というシナリオを作るために手段を選ばない司法と印象操作を仕掛けるマスコミによって>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.4

‪スマホ全盛期に敢えて手紙が織りなす物語を描く…そんな難しい物語を岩井俊二監督の色さえあれば、淡く切なく時間の経過を忘れさせる魔法をかける。
‪キャストのアンサンブルが素晴らしかった。松たか子、福山雅
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

‪近年、様々な映画が生まれてる「格差社会」をテーマにし、展開を読ませない衝撃的で皮肉に満ち溢れたエンターテインメント性を兼ね備えた集大成な作品が誕生した。カンヌ国際映画祭でパルムドール、アカデミー賞で>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.0

これは…どうなんだ。あまりこうしたレビューを参考せずにとりあえず藤原竜也の新作だし、ちょうど映画館で貯めたポイントカードの無料鑑賞券もあるからせっかくだから観るか、あのカイジの新作だしと思って観たけど>>続きを読む

さよならテレビ(2019年製作の映画)

4.3

‪目に見えるものが真実とは限らない。情報の競争をすることが情報をちゃんと届けてることになるのか?ドキュメンタリーは真実だけを映し出すコンテンツなのか?‬
‪これは名古屋にある一つのテレビ局、東海テレビ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.8

12月31日という年の瀬中の年の瀬というタイミング。2019年の映画ベストを決めなければならない。映画館で観たい作品は観たからあとはNETFLIX作品を消化しようと「アイリッシュマン」に引き続き、注目>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.9

10代の自分がこの映画の魅力にどこまで気づけているだろうか。自分でもよく分からないまま、今感想を書いている。
‪3時間半という長尺の中で紡がれるアメリカ裏社会の歴史とそこに生きた男たちの物語を哀愁と悲
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.9

「この世界の片隅に」から3年。多くの新カットを加え、3時間もの長尺で帰ってきた。しかも、その中には新たなる視点、新たなる発見を添えて。
2016年のオリジナル版ももちろん劇場(今回も同じく伏見ミリオン
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.3

毎シーン毎シーンの背景に蔓延る社会問題の数々が段々と家族を蝕んでいき、崩れていく。それでも明日はやってくる。たとえ幸せじゃなくても働かなければ生きていけない、そうした人々で現代社会は支えられている。観>>続きを読む

スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.3

とりあえず言えるのはちゃんと終わって、一安心だということ。前作「最後のジェダイ」が良くも悪くも新風を吹かせてしまったことにより物議を醸してから2年。‪「フォースの覚醒」からつづくシークエル・トリロジー>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.9

原作未読。
予告のテンポ感が良かったから鑑賞したけど、ま、まさかの密室推理×◯◯◯映画!◯◯◯映画好きとしては新たなジャンルの開拓に満足しかなかった一本でした。観る前はTRICK風味の面白推理モノかな
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

4.2

前作「ウェルカム・トゥ・ジャングル」同様、ゲームの中という世界を大いに活かした仕掛け作り、それぞれのゲームキャラの得意/不得意をふんだんに活用したシーンの数々はすごく面白かった。
前作にない仕掛けにゲ
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コマンドー(1985年製作の映画)

4.2

‪4Kニューマスター吹替版‬で鑑賞。
まさか、劇場で「コマンドー」の吹替を観れるなんて…とんでもねぇ、待ってたんだ。
改めて観ると、ご都合主義でめちゃくちゃではあるんだけど、それはシュワルツェネッガー
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

‪前作は伝えたいメッセージは良いけど、全体的にすごく薄味で曲にかなり頼ってるように思えて、あまり好きとは言えない一作ではあったんです。だから、正直、あまり期待はしてはいなかったし、最近のディズニーの素>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.1

‪キューブリックの強烈なビジュアルとキングの強烈なイマジン、2つのシャイニングが爆発しなければ出来得なかった「シャイニング」の続編に対する究極のアンサー。今年一ぶっ飛ぶ作品です。
キューブリック版を作
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.3

「ドクター・スリープ」公開前に復習。余談だけど、この一年でキューブリックを再見しようという機会(「2001年宇宙の旅」50周年記念の上映や4KUHD発売、「ジョーカー」と同時期に午前十時の映画祭でやっ>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.9

踊るという本能的行為と麻薬のバッドトリップ、カメラワークのセンス…‪LSD入りのサングリアを飲んだダンサーたちが狂喜乱舞する97分は刺激の強い、強すぎる映画体験をした。久々に映画観終わった後、頭痛くな>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

「ターミネーター2」から28年。これまで、様々なT2の続編が作られてきたが、ついにサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンの登場とアーノルド・シュワルツェネッガーとの共演によってT2の続編という課題において>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.2

あれから27年後。ルーザーズクラブとペニーワイズとの最終決戦を169分かけて丁寧に描き上げ、過去と現在が繋がり、一つのケリをつける80's青春ジュブナイル巨編が完成した。
‪改めて前作を観た上で今作を
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.9

公開当時に劇場で1回鑑賞済み。「THE END」のために復習鑑賞。
改めてチャプター1を観て思うのが少年少女の自立をトラウマの巣窟・ペニーワイズやオトナへの対峙を通して描いたこの作品は面白い。80's
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

4.2

‪ハリケーンに巻き込まれた家屋を舞台にしたワニワニパニック。
‪初っぱなからワニが堂々と登場して、終盤の終盤までたくさんのワニが人間に襲いかかる。‬
‪ハリケーンによって浸水していく家屋というワンシチ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.1

もし、ビートルズがいなくなったら。そんな面白いアイデア一つで偉大さと売れることにより自分から離れていく苦悩を描ききった作品。
ビートルズがいなくなるということはあれもこれもなくなる。本作では一瞬の停電
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.1

あの花、ここさけの超平和バスターズだからまた10代の主人公なのかな…と思ったら、とんでもない。主役はどちらかといえば、30代の慎之介とあおいではないか。もちろん、10代のしんのとあかねというのも同等な>>続きを読む

愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

4.2

園子温監督らしい描写を詰め込んだベストアルバム的な内容に見えて、終着地点に行けば行くほど新境地へと向かっていく。これが面白いかどうかは自分の中でも未だに処理できてない。‬
‪‪「自殺サークル」、「紀子
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭で劇場初鑑賞。
欲望と狂気に満ち溢れたアルトラ(超暴力)・セックス・ホラーショー。
キューブリックによる計算された画面構成・音楽の使用・俳優陣の命削りまくりの演技…やはりとてつもない映
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

今年3本目の5.0点満点。今年、傑作多すぎ。ていうか、どれもアメコミ映画じゃん。いや、これはもはやアメコミ映画という領域じゃない。5.0点をつけていいか考えたが、これは5.0点でいい。

2010年代
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惡の華(2019年製作の映画)

4.4

原作は未読。舐めてました。めちゃくちゃ傑作じゃないですか!思春期という時期に男女の人生を賭けた狂い咲き。見事な思春期青春映画でした。‪
主人公4人の演技は良かった。‬特に玉城ティナが凄すぎた。仲村さん
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.3

今泉力哉監督の前作「愛がなんだ」が人の好きの無限さを描いた作品ならば、今作は人の出会いの無限さを描いた作品。
‪今作は出会いの群像劇である。その群像劇をさらに飛躍させてくれた演技がどの方も本当に良かっ
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