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【新訳竹取物語】
新宿ゴールデン街で呑み歩き終電を逃したため、始発まで新宿バルト9。単なる暇つぶしのつもりが満足した。キャラデザと作画の勝利、つまり滅茶苦茶可愛い。
理論と常識を突き抜けた>>続きを読む
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【Beer Bear】
フィルムで。
『ファット・シティ』『勇者の赤いバッヂ』に並ぶヒューストンの傑作、彼のベストと称しても決して大仰ではないだろう。
映画の変容を見届けてきたジョン・ヒ>>続きを読む
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【顔面】
新社会人としてゴミみたいな資本主義の競走社会に放り出され、東京という文化一極集中の都市に研修で滞在しているため、研修終わりに念願の早稲田松竹。『炎628』を35mmで拝めるとは…存>>続きを読む
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【風】
圧倒的な映画の映画、これほど触れ合うことのないメロドラマがあるだろうか。
『渇き』でも思ったが、グル・ダットはアメリカ映画を、フォードを、さらには『静かなる男』を絶対に観ていると言>>続きを読む
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【戦争と映像@国立国際美術館】
ファロッキが無表情に自らの肉体に押し付ける煙草の先端。それは400度前後の熱であることが告げられ、更にナパーム弾は約3000度で燃えるとナレーションが加わる。>>続きを読む
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フィルムで。【戦争と映像 @国立国際美術館】
意義深い作品としてこれからも議論され続けてゆくべきだろうが、上映禁止処分やその再発見によってある種の特権的な立場を獲得してしまったゆえに過剰に神>>続きを読む
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【平面への抵抗】
ストップモーションには独自の運動や世界観、固有の美学が備わっており実写映画や一般的なアニメーションと同一の水準で語ることを厭う気持ちがある。それゆえになかなか足の進まない領>>続きを読む
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【🧠】
敬愛するモンテ・ヘルマンのバカ映画、俺はこんな映画を偏愛することになってしまったようだが…本当に楽しそうに撮っているのが分かるし、実際彼はインタビューで好きなように撮ったと語っている>>続きを読む
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【女の町】
サム・ニューフィールドは網羅しているわけではないが、『歩く死者』の揺らぐ火焔をフィルムで観た時から(実を言うと『ナボンガ』、『モンスターメイカー』の造形を目にした時からだが)、私>>続きを読む
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【Basket Case】
友人と鑑賞。映画の後に一緒にバイトして先輩も合わせて朝までカラオケした(もちろん「Basket Case」を歌った)。最高の思い出。
成程、これは全てをコケにし>>続きを読む
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【アンドロギュノス】
映画における男女の引力と斥力が緩やかなリズムを生み、その奇跡的な磁力により映画は蠕動し筋肉の弛緩と緊張を繰り返す。その肉の躍動と共に、男女の磁場も強ばり解れる。お互いを>>続きを読む
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【ミルキー☆サブ(カル)ウェイ】
流行っているので鑑賞。
自分でも突飛な発想だと思うが、本作の会話の速度にハワード・ホークスを想起してしまい、列車内という状況から『特急二十世紀』と本作を接>>続きを読む
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【🖕】
外連味溢れる87年版の方がディストピア世界が構築されていて優れていた、今作は政治が前景化しすぎていて真面目くさい。前作と比べ舞台が地下から地上になっているもんだからよっぽどランニング>>続きを読む
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【現代西部劇】
今作でやっと、『アバター』シリーズは現代において西部劇をやっているのだと理解した。今まで気付けなかったことが恥ずかしいが、かつての西部劇とは逆方向にインディアン側からの闘争を>>続きを読む
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【I’ll be back👍】
実は資金が投入されていそうな仕掛けが様々登場するが、現代の加工された画面に馴化した我々の目はこの作品をチープだと判断する。CGに肥えた眼に加え、本作がまず金を>>続きを読む
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【黒猫🐈⬛】
フィルムで(ビスタサイズ!)。死ぬほどおもろい、こういう映画だけ観たい。
冒頭の、途切れることなく連綿と続く長回しのレビューを堪能。再びベット・ミドラーのレビュー(同窓会)>>続きを読む
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フィルムで。再見。
ものの数ショットで資本主義社会を暴露してしまい、全く違和感なくふたつの異なる空間が同列(労働者と資本家で階級に差はあるが)に繋がれてゆく。グリフィスの知性が垣間見える作品>>続きを読む
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フィルムで。再見。
グリフィスの短編のなかでも『不変の海』と並び特にお気に入りの1本、抒情詩がそのまま映画となったよう。
たった数十ショットでこのリリシズムが横溢する世界を構築している。漾>>続きを読む
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フィルムで。確か再見。
冒頭のフェードインが殊に美しい、ピッパ(の聴くことのできない唄声)を軸に3つの小話を連結させている。
冒頭のフェードインとラストのフェードアウトの対比、『The C>>続きを読む
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フィルムで。
確かに衣装美術は凄いが、演劇の模倣からは抜け出せていないのでは。映画的産物といえば、ローマの大火をフィルムに赤く着色した点と、ネロ皇帝の想像を表した多重露光か。
イタリア初期>>続きを読む
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【For Warren】
念願。
モンテ・ヘルマンという人は、本当に彼にしか撮れない映画を撮ってしまう。
洞窟というほとんど視認不可能な闇のなかで、被写体の一部がぼんやりと浮かび上がる。>>続きを読む
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【非=西部劇】
やはりモンテ・ヘルマンは異質な作家であるとともに、敬愛すべき映画人のひとりであることを確認。アメリカ映画(史)に深く関わっている御仁であるのに、それほど知名度が高くなく、尚且>>続きを読む
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【女形】
35mmフィルムで。丹生谷貴志氏のトーク。
自分の肉体が特殊な状態だったため、正直本作の鑑賞体験が現実か幻想か上手く判断できない。しかし、膚には『書かれた後』が通過した痕跡が確か>>続きを読む
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【奈緒ちゃん】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ
伊勢真一監督が上映前に少し語って下さった。故瀬川順一とともに、これは「完成しない映画」だと約束したという。ドキュメンタリー映画は、ひとつの作品>>続きを読む
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【神楽】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ、フィルムで。これも目玉のひとつに数えていたが間違いではなかった、傑作。
我々が近代化によって主体を確立してゆく過程、信仰の世俗化によって失ってしまっ>>続きを読む
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【曲線】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ、フィルムで。
これは残念だった、多分瀬川順一は建築の本質を捉え切ることが出来なかったのではないだろうか(もちろん俺もできないし分からない)。本作は、>>続きを読む
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【仏像】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ
冒頭の鬼追いの儀式のシークェンスで、明らかに顔面の映画であることが告げられる。そしてその予示通り、映画は大写しの仏像の顔面などで繋がれてゆく。
あ>>続きを読む
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【鉄の呼吸 弐之型】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ、フィルムで。
『新しい鉄』と併映だったので、突如シネスコの大きさに画面が変容するのが堪らない。これはシネスコで正解だろう、圧延される金属>>続きを読む
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【鉄の呼吸 壱之型】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ
おそらく、冒頭で銃撃音が挿入されており(と記憶している)、鉄がもたらした破壊というものを批評的に描写している。鉄器が生まれたことにより>>続きを読む
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【線路】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ、フィルムで。
想像以上に左の映画、労働(者)の映画で驚いた。小田香氏がトークで言及していたように、オフで流れる労働者自身の証言を代表に、おそらくかな>>続きを読む
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【たまご】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ
これはちょっと凄すぎる、特集の個人的大目玉だったが間違っていなかった。
生産物を消費する都市生活者から、自給自足の場を創出する農民へ、そして都市>>続きを読む
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【船】
瀬川順一特集@シネ・ヌーヴォ
特集ゆえに瀬川順一のカメラばかり気にしてしまったが、それにしても運動への嗅覚の鋭さには驚かされる。フィルムという限りある長さのなかで、こんなにも豊かな>>続きを読む
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【花火】
フィルムで。東映は赤だけでなく青色が良いことに気付く。
波打ち際を背景に横移動しながら海辺で転げ回る終盤のアクションが素晴らしい。それだけでなく、兄弟喧嘩や弟の殴り込みなど、徹底>>続きを読む
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【髪】
フィルムで。結構寝てしまった、緋牡丹博徒シリーズはどこかで体系的に観たい。
徹底的なローアングルにビビる、人間の顔面すら下から捉えられる。下からでも美しい藤純子、彼女の輪郭は非常に>>続きを読む
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【HEPL】
やや長いが、今年の新作ベスト入りは確定しているのではないだろうか…
本当に馬鹿馬鹿しい映画だが、その娯楽のなかで現代社会に対する高い批評性を獲得している。端的に男性特権へのカ>>続きを読む
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【燐寸】
フィルムで。
原作ヘミングウェイ、脚本フォークナー、ボギーにバコール、個人的贔屓のウォルター・ブレナンという顔ぶれ。彼は名脇役としてはジョン・カザールと肩を並べると思っている。>>続きを読む