恋愛関係って他の誰かに置き換えようとしても絶対に出来ない、永遠の喪失だということ。
10年以上前に一度観たきりだが今なおウンパ・ルンパという謎の生き物の名前とビジュアルがすぐに思い浮かぶのは凄いと思う。
あと主人公が工場行きのチケットを手にするの、それで良かったんか?という激しい疑問>>続きを読む
フェデ・アルバレスがめっちゃエイリアン好きでめちゃくちゃリドリー・スコットに目配せしてることは伝わってきた。(ダジャレ好きの黒人アンドロイドってレイズド・バイ・ウルブズだよね)
そして職人芸的な上手さ>>続きを読む
アウトレイジ-戦国時代-
なアプローチ。バイオレンスというよりも騙し合いとかその滑稽さがウリだよね。
光源坊っていうオリジナルキャラがめっちゃくちゃ特撮映画の悪役みたいで最高だった。あいつらもっと見>>続きを読む
マシュー・ヴォーンが自分で脚本やらないとここまでガタガタになるのか。チンケなミステリーとかマジでいらない。
モルカーの人の学生時代の作。
モルカーに感じてた闇、というか歪み?がより濃厚でした。以上。
アメリカン・ニューシネマ魂をどストレートに貫く一撃。
役者の出立ちや仕草がキャラクターの心情をあまりに雄弁に語っていて堪らなかった。
ケイティは父性を求めてるんだよね。だからベアみたいな男性に懐く。>>続きを読む
作品とは思えなくて製品という代物だなと。
(元からそうとはいえ)他人が作った作品のトレース、ゲーム化を意識した設定、おもちゃを売るためのメカ、男性に媚びたセクシー演出、心に傷を負うことも新しい発見をす>>続きを読む
内容はノーランが撮った『風たちぬ』という印象。でも彼って人生ドラマあんまり得意じゃないよね。ポール・トーマス・アンダーソン作品の小さく納まったverみたい。
亀梨、菜々緒、吉岡の役の作り物感が濃くてこれはキャスティングの失敗では?と考えていた。
ミステリーって中身に興味が湧かないとどうしようもないね。
これほとんどヒューマンコメディだと思ってて、一流の殺し屋が格好つけてぶつぶつ仕事の流儀を語ってるんだけど実施に当たってはグダグダ(そもそも一番最初のドジが寝坊っていう平凡さ)で「あれ?俺なにやってんだ>>続きを読む
ジョゼフィーヌの存在が作中の重要な位置を占めていて、同監督作の『ハウス・オブ・グッチ』との類似性を考えずにはいられなかった(グッチの方が断然面白いが)。
全体的にダイジェスト版のようなブツ切れ感があ>>続きを読む
電動工具メーカーの「そういう使い方を広めるのは止めてください!!!!」っていう悲鳴が聞こえてきた気がする。
アバターの続編を見ているうちに「あれ?これはタイタニック??」という既視感が生まれた。
ジェームズ・キャメロン本当に海(特に深海)好きだよねえ。
映画の話と全然関係なくてゴメンだが、一番心に残っているのが主演がこんにゃく串を片手に「ボク、オデンカークデス。オボエテネー」と宣伝映像で喋っていたこと。
皆『ベター・コール・ソウル』観てあげてね。
失速気味のマーベル作品の中ではかなり良かった。やはり意外性ってすごく大事だし、ギャグの入れ込み方もいい意味でマーベル風味で楽しく見れた。
これぐらいのレベルを毎回求める。
アントマンって風呂敷を広げすぎない小さな家族の物語とマイケル・ペーニャの口パクが良かったのに、どちらも失ってしまってホントこれなんなのって感じ。
長い間「大変なことになる!」「何がだ!」「今は説明して>>続きを読む
興奮した。
奇跡は可能性を信じて行動した人の前のみに現れる。
ここに映った誰しもが前例のないことにチャレンジし掴み取る。これは単に金をかけるギャンブルとは違う。各々の熱意が可能性を引き寄せる。熱意だ>>続きを読む
緩急ないありきたりな構成、ゲームの設定や絵面をなぞることにほとんど力を使っていて感動はない。
ただ、どうすれば感動が?と考えると方向性すら簡単には思いつかない。
練習ステージ、ピーチ姫視点の滑空シーン>>続きを読む
映画そのものはあんまり好きじゃなかったけど、愛情っていうのは有限のものを分配することじゃないんだっていうメッセージはすごく良くて視野が広がりました。ありがとうございました。
マイク・ケイヒルここに在り。
ハードSF理論の先にスピリチュアルな世界が垣間見える。そこに人間の生々しい機微が乗っかれば並の監督では太刀打ちできない一流の品格が宿る。
『アトミック・ブロンド』を見た時に何か誤魔化されている気がすると感じた感覚の正体が浮き彫りになった。
この監督、上手くはないな。
塚本晋也、初の時代劇。
と言っても中身はいつも通りの戦争に心を壊された人たちの姿を描いたもの。作家としてブレないのは感心するというか、ワンパターンというか。まあ前者かな。
お椀山盛りのお米って美味しそ>>続きを読む
すごく良かった。
マクベスの映画化というよりは映像化という感じに近い。モノクロの世界で影と静寂、そして詩が際立つ。
魔女の人誰?身体能力とかどうなってんの。
シェイクスピアもこれには満足でしょうよ。
起こる出来事が面白すぎるということを抜きにしても見せ方がやはり上手い。
マクドナルドが大流行りするのは画期的なシステムキッチンができたからでしょうと思っているとそうじゃない。
諦めないことが成功の秘>>続きを読む
コオロギ食えって言われる時代だからなあ。ソイレントグリーンのオチは知っておきたいよな。
評価が高くないので及び腰になっていたが杞憂だった。
やはりこの監督のセンスが好きだ。
クサいのに不思議とクドくはない台詞、曲のチョイス、画の美しさ、そして何より音響演出のケレン味。サイクロン号がロケッ>>続きを読む
ロブ・マーシャルがアカデミー賞監督ヅラしてられる(しかも監督賞取ってない)のはゼタ・ジョーンズのおかげなので彼女に足向けて寝るんじゃねぇぞ。
冒頭の皆から好かれるちひろさん描写にウッとなってしまい(底が見えなくて怖い)抵抗があったが、見ているうち納得できる部分が増えてきた。
死と孤独。
弁当の梅干の会話。酸っぱいから他のおかずが引き立つ。>>続きを読む
この映画に満点付けて正気を疑われるかもしれないけどマジです。
エイリアンっていうパッケージを被ったゴシック調のブレードランナーじゃん。(SFなのにゴシックっていうのがまたすごい)
これを観たらリドス>>続きを読む
快感はほぼゼロ。
ずっと八方塞がりの中、出口を探すようなテンションのまま物語は続く。
生きるってなに?
尊厳なき人生は生きていると言えるのか?
この映画を久しぶりに見て、再確認したのは人生って他人のた>>続きを読む
思っていたよりずっと楽しく観れた。
「君と僕さえいればいい」っていうセカイ系の物語を当人たちだけに責任を負わせるんじゃなくて、社会として容認していこうっていう主張(誰かが我慢して維持する社会ではなく、>>続きを読む
一度見た時より、二度目の方が好きになる。きっと三度目はもっと好きになる。
愛おしい時間はいつか終わるかもしれない。でもそれは確かにあったのだと忘れずにいられる。何か愛の形を残したくなる。
静かに揺らめ>>続きを読む
マンガ原作の場合、映画にできるボリュームは単行本一冊分と聞いたことがある。
山王戦を映画化すると聞いた時にどんな勝機が見えるんだろうと気になっていた。
鑑賞後そういうことかと膝を打った。
原作者が映>>続きを読む
自分の抱える孤独とどう向き合うかっていう話。センダックの絵本を舞台にして子どもを主人公にしてるけど、大人だって同じだよね。
ていうかよくあの原作にこのエッセンスを融合させたな。原作を壊さないでグッと大>>続きを読む