hcさんの映画レビュー・感想・評価

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亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

3.7

笑いの低空飛行が全シーンに絶妙にキープされていて、終始ツボにはまった。
そのキープの素晴らしさに尽きる映画であり、ストーリーは気にしなくていいと思います。

めがね(2007年製作の映画)

3.5

心閉ざしてる小林聡美の演技が
妙にリアルで胸にくる。
もたいまさこのヒーローっぷりは、もはや2次元。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.0

いつもの荻上さんより、メッセージの表現が直接的すぎる風。
抽象的な荻上さんが好きだなぁ。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.7

星新一、西洋アニメーション版て感じ。年代的にもしっくり。
この時代にこういう思考生まれたのね。

アニメーション衝撃だが麻痺してきちゃって途中で飽きそうになったけど、
終わり方が最高に納得で目が覚めた
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セブン(1995年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

七つの大罪は人が罪を犯す源となる感情と欲望。

今回の脚本は、無意味に7色に着色された猟奇的殺人である。仄かに期待したが最後まで、罪の真意に触れることはない。
七つの大罪という題材に対し軽率な脚本。
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

アルフレッドの率直な愛がささる

手放した方がいいとわかっていても手放す時ってものすごい勇気がいる。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.5

非常に数奇な設定だが、
それでもシンプルにその運命を生きる人と、その周りにいる運命を生きる人、また、それらの運命を見守る運命の人。

〆が良いです。

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.7

とにかく斬新。
リスクを負った挑戦的映画、ゴダールにしか撮れないと言わせる個性力は圧倒的にエネルギッシュ。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.7

一点の赤が現れたときに
「歴史」として他人事のように見てしまっていたことに気づかされる。
使命を与えられた時、
狂気にも正義にもなり得る。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

戦争のない時代に
戦う相手は自分自身

物欲がおさまる映画。

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

最初の空気枕のシーン最高だなぁ。

日常の時間がそのまま切り取られても映画になる。
妙にリアルな間合いで織りなさられる空気感に生を感じて引き込まれる。
説明を抜いて真理を伝える。日本映画。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.2

子役の伊東蒼、
おそろしく上手い。

最初に出てきた時の
ひっこみな演技が
素かと思ったら

タカアシガニ食べに
旅行に行く時の
はしゃぎっぷりから、
心溶けていく過程には
おどろいた。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

ゴーン・ガール(消えた「女の子」)

結婚して失われる女の子という段階。
そして、
失踪したのは
女の子で居続けたい成熟した女性。

すごいサイコパス感ある奥さんだけど、
動機は共感できなくはない
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.5

世界が自分中心にあって、
自分が最強である時が誰にもある。

若者、モラトリアム
その数年間、
漠然と理由のつかないなにかが輝き続ける。
万国共通の普遍的な若者の好奇心とエネルギーがつまりまくった名作
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アスファルト(2015年製作の映画)

4.3

キャッチコピー「愛は、突然降ってくる」が素敵。

度々出てくる宇宙飛行士がどう絡んでくるかと思ったら

宇宙、地球、星、海、国、
限りなく遠い世界が、あるひととき、ひとつのアスファルトの中に収まり、ひ
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

5.0

こんな地味なモチーフをここまで喜劇的に表現できるとは…