尾張の青年さんの映画レビュー・感想・評価

尾張の青年

尾張の青年

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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

「注意を払うことと、愛することは
同じこと」
というシスターの言葉が心に残った。

自分以外の誰かになりたい主人公が、
イタイ少女から女性へと成長する物語。
そして、母娘の愛の物語でもある。
古典的と
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

正直観に行く前に期待しすぎてしまった作品。

悪ガキすぎて正直腹が立つシーンも
あったが子供たちはとても自然で、
本当に演技なのかと疑うほど。
そして何といっても、
ウィレム・デフォーが素晴らしかった
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6

人気の仕立て屋とミューズの愛しさと
憎しみが混じり合った複雑な行く末を
煌びやかなドレスとピアノの音色で描かれた作品。
二人が行き着いた関係はまるで
日本刀の美しさで、危険だからこそ
魅力的である。
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恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

3.8

最悪の出会いを果たした二人が気付かないうちに惹かれていく、昔ながらのラブコメで、とても見やすかった。

二人が自分の気持ちを恋と自覚するのはずっと後半なのだが、その間に描かれる料理人と美食家の関係性が
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

マーベル・シネマティック・ユニバースの19作目。
アベンジャーズの3作目。

これまでのMCU 作品で度々登場したコズミック・キューブ等の強大な力を持つアイテム。
その力の源となっているインフィニティ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

官能的な映像と爽やかな風景が共存する美しい映画。

複雑な恋心や葛藤がよく描かれていたが、自分にはあまり合わなかった様で、132分は少々長すぎる様に感じた。
ただ、削ぎ落とせる部分があるかと言われれば
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パティ・ケイク$(2017年製作の映画)

3.6

弱者の一撃。
よくある虐げられて来た者達が己の才能で一発かますベタなストーリーだが、ラストのステージは感動した。

ラップのことは全くわからない自分でも楽しめる作品だった。

心と体と(2017年製作の映画)

4.4

それほど期待せずに観に行ったが、
気付けば魅入っている自分がいた。

夢の中の森林風景と鹿が美しかった。
鹿の演技(?)が見事で、本当に人が鹿の体を使って、動いているようだった。

ヒロインはあまりに
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.5

アクションシーンの映像はスパイダーマンらしいスピード感、浮遊感があり見ごたえがあったが内容はイマイチかも。

ヴィランの悪役としての魅力が低い様に感じた。
役者さんが素晴らしいだけに残念。

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.7

観る前は青年が大人の男へと変わる成長の物語だと思っていたが、悩める20代のほろ苦く甘美な性と愛、家族愛の物語だった。
ジェフ・ブリッジスのミステリアスな隣人役が素晴らしい作品だった。

今作を観て、マ
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.6

ベンとローズ、自らの居場所を探して家を飛び出した二人の旅はやがて1つの物語となる。

1927年のローズのストーリーは白黒のサイレント、1977年のベンのストーリーはカラーと異なる手法が織り交ぜられた
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わたしたちの家(2017年製作の映画)

3.5

この作品が活字であるならば、
小説ではなく、詩となるであろう。

観賞後すぐには、理解できず、 
他の方のレビューでも同じ事が書かれていたが、見終わった後、監督のインタビューを読んでやっと腑に落ちた。
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キャロル(2015年製作の映画)

4.5

レンタルで自宅で観賞。
その日、既に1本他の作品を劇場で観ており疲れていたためか(という言い訳)、初見ではラストシーンが理解できなかった。
二人が再会する所まで巻き戻し、もう一度観直して、公開当時、劇
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.7

この「物語」の主人公はラッキーだが、この「映画」の主人公はハリー・ディーン・スタントンである。

あまり波がなく、少々哲学的な所もあるが、90歳の口の悪いじいさんの微笑みにやられる、暖かい作品だった。
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

マーベル・シネマティック・ユニバースの18作目。
国王にして戦士、ブラックパンサーの1作目。

ローテクとハイテクが混ざり合った世界観が美しい。
国王はもちろん、ワカンダの女性達のカッコよさよ。

1
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.9

正に思春期ド真ん中!ってな感じの作品。
盲目でも、主人公達が思い悩むのは、過保護な親や、友人関係、ファーストキス、恋する相手のこと。


身体的障害とセクシャルマイノリティがテーマとなっているものの、
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.8

嫌われ者の婆さんが、自らの訃報を最高のものとするために訃報ライターと施設で暮らす女の子をお供に奔走する作品。

主人公のハリエットのデリカシーのなさは酷いものだが、自分らしく生きる素敵な女性だった。
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.9

小さな家に暮らす夫婦の物語。
夫は薪を割り、妻は窓辺で絵を描く。
質素な暮らしだが、そこには確かな幸せがあった。

自由なモードを演じたサリー・ホーキンスはもちろん、
不器用すぎるエベレットを演じたイ
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.6

宗教観の相違による家族との溝、上手くいかない夢への旅路、
昏睡状態になった恋人。
重くなる要素に満ちているが、常にユーモアが散りばめてあり、
気軽に観ることができる作品。
じんわり感動できる映画だった
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

予想とは少し違う映画だったが、それが良かった。

今作では、美しく幻想的な世界とビビッドな性と暴力、その二つが共存し混じり合い、心に残る映画となっている。

ポスターの主人公と彼が抱きあっている絵の元
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.2

予想外の展開の連続で引き込まれた。

少し都合の良すぎる展開もあるが、
時にフィクションの甘えがきかない世界感。
悪意は当たり前の様に転がっているし、
心の深い傷を癒す方法など誰にもわからない。

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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.4

「ラ・ラ・ランド」同様、冒頭のシーンからゴージャスなダンスシーン。
開始2分で鳥肌が立った。

素晴らしい歌とダンスに加え、今作にはアクロバットも加わっており、目で楽しむことに長けたミュージカルになっ
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ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.7

「キャロル」では、美しく不幸な淑女の相手役だったルーニー・マーラが今作では時代に理不尽な仕打ちを受けた女性を演じた。

自分を飾ることなく、偽ることなく生きる主人公が美しい作品だった。
劇中で流れた「
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.7

孤児院の皆、1人1人が愛しくなる、素敵なストップモーション・アニメ。

ヘビーな内容を粘土で作られた世界が程よく和らげてくれた。
ストーリー展開はベタながら、よくまとめられており、見やすかった。

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.7

この作品はルイがトランスジェンダーであることに思い悩む映画ではなく、ルイを愛する人達が想い悩む映画である。


エル・ファニングの、
友人たちの前で、心の機微を表す細かな演技と家族の前で、感情を爆発
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.4

夢の為に人の何倍も努力する主人公は応援したくなるし、親友となったマックスも良い奴で最高だった。
難関も努力と彼なりの工夫で突破していく様も良かった。

でも、正直自分には合わなかった。
ホテルマンでは
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.6

ファンタジーの皮をかぶったミステリー。
それほど期待せずに見に行ったが、ファンタジーとミステリーのバランスが良く、良い意味で予想を裏切られた。
とりあえず、ルイとお母さん、美人すぎ。

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.9

裕福ながら崩壊寸前な一家が難民の青年ディアロを受け入れるお話。
彼を受け入れたことで、一家に舞い込んだ様々な問題と、それぞれが抱えた
問題が絡まり合い、事態は思わぬ方向に転がり出す。

難民というシリ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

アクション、ブラックジョーク、様々な点でパワーアップした続編。

出だしから迫力のカーアクション、新しいアイテムやスーツもカッコいい。
新たなキャラクター達も魅力的で、
相変わらず、ワクワクとさせてく
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はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

3.8

主演の二人が可愛い。
ラストは少し辛いところも。

邦題となっている、ボーイミーツガールと親子愛に満ちた映画だった。
親友のぽっちゃりと双子も良かった。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.9

あんまり前情報を入れずに観て、
コリン・ファースが1人でガンガン活躍すると思っていたら、
意外と若者の成長物語だった。
鑑賞後、「マスク・オブ・ゾロ」を思い出した。

戦う紳士がカッコよすぎるし、
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.7

圧倒的勢力を誇るファーストオーダーに追い込まれるレジスタンス。
自らが進むべき道を求め、迷い足掻く、レイとレン。
二つの戦いのカギを握る、「伝説のジェダイ」ルークが導く、
物語の行く末とは。

常にハ
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MR.LONG/ミスター・ロン(2017年製作の映画)

3.7

台湾の殺し屋が、日本のおっさん&おばさんのお節介に翻弄されつつも、何故か彼になついた無口な少年や地元の人達と過ごした日々を描いた物語。

コミカルでほっこり、ちょっとバイオレンス。
若干雑な部分もある
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.7

戦う、じいさん&ばあさんがカッコよすぎる!
楽しい作品。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

上映中、結構頭の上に「❓」が浮かんだ。
自分の読解力が足りていないのだろうけど、正直な感想としては変な映画。
でも、悪い映画ではない。

自分的にはラストシーンが良くて、あのシーンが無かったら低評価を
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.7

DCEUの5作目。
スーパーマンが地球に与えた「希望」が紡いだチーム「ジャスティス・リーグ」の1作目。

初登場組のキャラクター性がまだ表層しかわからないが、それぞれにそれぞれの魅力があり、単独作品が
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