Mayashicoさんの映画レビュー・感想・評価

Mayashico

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映画(894)
ドラマ(6)

宗方姉妹(1950年製作の映画)

4.5

モダンで放埓でふてぶてしくて、なんでもベラベラと言語化してしまう高峰秀子の演技は、『淑女は何を忘れたか』の桑野通子の変奏のようで魅力的。冒頭の余命宣告を経て、列車が通過するショットにおいて画面の下半分>>続きを読む

私の殺した男(1932年製作の映画)

3.5

フィリップス・ホームズが、自分がかつて戦場で殺した男の父親のテーブルにその男の写真があることに気がつく際に写るのは、写真そのものでなくてフォトフレームの背面だけというのにやられた。突然はじまるセッショ>>続きを読む

長屋紳士録(1947年製作の映画)

3.5

笠智衆がまた歌ってる。浜辺のに吹く風がすごい!ロードムービー感ある。失踪した子供の姿を求め街をうろつく飯田蝶子の風に舞う大量の新聞紙も!築地本願寺の建築が周囲から浮きまくってる。動物園のキリン。

君と別れて(1933年製作の映画)

4.5

エイゼンシュテインみたいな最高にアホすぎ編集大好き。水久保澄子がまじかわ。 塩田の『害虫』で宮崎あおいを映す4連カッティングはアルドリッチがやりたいんだと思っていたけど、本作を見てまんま成瀬やんけ!と>>続きを読む

山猫リュシュカ(1921年製作の映画)

4.5

モテ男を追いかける女性の数は『セブン・チャンス』よりも多くてビビる。山賊の娘はヘレナ・ボナム=カーターとかを彷彿とさせるゴス女で魅力的。ウェス・アンダーソンの作風ってこのあたりから来てるんだなと再認識>>続きを読む

ハードエイト(1996年製作の映画)

3.0

冒頭の砂漠を走る自動車の車内なんかは完全に『メルビンとハワード』。相当影響を受けてることが伺えた。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.0

室内のドリーイン/アウトがとにかく不気味。競輪場のシーン最高だし、プロペラ機に向かって手を振る人々の不自然な身振りもまた異様で好き。『彼岸花』の詩吟みたいに笠智衆が歌い始めるので楽しい。

香華 前後篇(1964年製作の映画)

2.5

朝ドラみたいな演出では…?ズームもとことんダサいと思った…。第一部だけ見て諦めた。今度見直す機会があったらちゃんと見たい。岡田茉莉子が浜辺美波に見えた瞬間があった。

集団奉行所破り(1964年製作の映画)

3.0

ふつーにおもろかった!軽快でポップな集団時代劇。田中春男の表情が絶妙でたまらない。

軽井沢夫人(1982年製作の映画)

3.0

70年代的で人間主義的というか叙情的なメロドラマの極右という感じの演出がちょっと苦手…。 これが小沼勝節なのかな?叙情的でエモーショナルな歌謡曲 が流れる中での大自然でのまぐわい…ギャグとしか思えない>>続きを読む

侠女/俠女 第一部:チンルー砦の戦い(1971年製作の映画)

4.0

めくるめく躍動するカメラが気持ちいい~。シュー・フォンが琴を弾き語る月夜のシーケンスが美しい。凄まじい蒸気が画面を覆うのは木漏れ日を捉えるためでもあったのかな。

スパイナル・タップ(1984年製作の映画)

-

カレー作りながら見た。最初に玉ねぎとクミンをじっくり炒めて香りをつけるのがミソ。

0課の女 赤い手錠(1974年製作の映画)

3.5

血しぶきの量と爆発の景気よさ。凄まじい風と飛び乱れる大量の紙きれの中での銃撃戦。マカロニウエスタンばりの熱量ある画面だった。

あなた買います(1956年製作の映画)

3.0

厚田雄春のカメラが動きまくってるの初めて見た。てか小津以外での厚田撮影作品見たの初めて。小林正樹も初。役者の心情を語る声がアフレコで被さる演出なんて映画見てて久々に遭遇した…。いい加減にしてくれよと思>>続きを読む

東京少女(2019年製作の映画)

-

「映像コンテンツ」として観ればそこまで悪くない。

現代娼婦考 制服の下のうずき(1974年製作の映画)

4.5

すごすぎ。天才。冒頭のシルエットや反転した画、廃墟のショットも全部きまってた。今まで見たロマンポルノでいちばんスタイリッシュ。

催淫吸血鬼(1970年製作の映画)

3.0

ラストのノルマンディーのビーチみたいな断崖のある海岸での一連のアクションが面白すぎた。

淑女と髭(1931年製作の映画)

3.5

「どうせお嫁に行くなら岡嶋さんのところがいいわ」という台詞の直後のカットで川崎弘子の髪のかんざしに照明がキラッと反射する。神がかってた。

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)

3.0

あまりノレず。ブルジョワ家庭の話であんまり感情移入もできなかった。『父ありき』で笠智衆が倒れる怖いシーンがあったけど、あれは本作冒頭の反復だったんだな。本作のはあっさり倒れるのでそんなにビビらなかった>>続きを読む

菊五郎の鏡獅子(1935年製作の映画)

-

冒頭から小津の画面だ…。
ワンカットあたりの長さはたぶん小津史上最長。

父ありき(1942年製作の映画)

4.0

修学旅行先の宿の廊下に並べられた黒い傘のショットが不気味すぎる…と思ったら直後に人が死ぬ。怖い…。
笠智衆が倒れるシーンも衝撃的。足の指先の演技がリアルすぎてほんとに動揺した。小津でこんなに直接的に人
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