私たちは、母国語で本作品が観れることがとてつもなく幸せだと思う。まず言葉や国の文化への理解が必要なくて、音や映像、光や影に注目しつつ鑑賞できたこと。禅に通じる何かを映画の中に超感覚的に感じられること。>>続きを読む
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献身的な愛の形。蚊帳越しに初めて手と手を繋ぐ儚く美しいワンシーン。素晴らしかったです。
若さゆえに、上手くずる賢く生きられない青年の純粋さが切なくて胸を締め付けられます。
上原ひろみさんのピアノの>>続きを読む
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「最後の一人まで戦うんじゃなかったんかね」「まだ左腕も残っとるのに」
戦争を知らなければ、すずさんが言うはずのない言葉。言わなくても済んだ言葉。
「何も知らないウチで居りたかったな。」
誰一人、>>続きを読む
もしも人間の立場が何かと入れ替わると。。。
絵力と効果音で、無理矢理擬似体験させられたような感覚。
絵の気味悪さ、効果音や色彩の違和感などで、観る者が自然と嫌悪感を抱くように作られているのかなぁ。>>続きを読む
自分で自分を抱きしめてあげるシーンに胸を打たれた。役者さん達の熱演に引き込まれ、あっという間に見終わった。
悲しいとか寂しいとか怒りとかは負の感情かもしれない。出来ればそれらが少ない人生の方が楽>>続きを読む
こういう良い映画って、人生で何本出会えるのだろう。小気味良く、後味も良い。
音楽が入るタイミングもドラマチックで好きです。
(昔観た時は最後の1分ぐらいはカットされていて無かったような。。気のせいかな>>続きを読む
最後までそばに居た猫ちゃんと、
オーヴェが生涯をかけて愛した女性は、
とても美しい瞳の色をしていた。
自分が歳を重ねれば重ねるほど、どうやったって取り戻せない青春に胸が熱くなる。
4人の少年の夏の思い出を観ているはずが、いつの間にか頭の中のもう一つのスクリーンに自分自身の過去を投影している。
思>>続きを読む