シネマスナイパーFさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

シネマスナイパーF

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アダムズ・アップル(2005年製作の映画)

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まず、14年前の映画を買い付けて公開してくれたことに感謝したい
そしてパンフレットが550円という破格の安さにしてはコストパフォーマンスが良すぎる内容なのがまた素晴らしい


正直どいつもこいつも頭が
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

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ある意味クローン技術が実現したとも言える
少なくともあの映像の中には、ウィルスミスのクローンが実在するようにしか見えなかった
そして同時に、一体俺の目に見えているものはなんなんだ?というヘンリーの気持
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

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神様とは


実行犯の少年たちは、大量の殺人を犯した
これは揺るがない事実
いくら客が慈悲を求めようと真顔で当然のように殺す
殺しまくる
フロントの電話で客を騙して殺したりする
とにかく冷淡に殺してい
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

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ラップにもインドにも疎いが、間違いなくこれは偽物ではなく本物を映していると思う
こういう物言いがそもそも女性監督を下に見ているように捉えられかねないことは重々承知ですが、インドは女性監督もすごいんだな
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アップグレード(2018年製作の映画)

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逆ロボコップ的な話だけど、スピリットはロボコップなどを継いでいる
伝統的であり新しいという、小規模なジャンル映画に求められる「面白い」条件を見事にクリアした佳作ではないでしょうか
こんだけダークでノワ
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フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

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最初から投石部隊を使えばいいものを
使わないっ…!
パーティの雰囲気アレって、時代感が
ないっ…!
鍵の奪い方
ただのスリ…!
大事な書類奪ったはいいが隠す場所が
樽の下っ…!
今彼が彼女と元彼の熱い
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

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最高に不謹慎だけど、今観るのが一番怖い気がする
内容はというと、超いい意味で過不足ない出来
めちゃくちゃ面白いってわけではないのがこの作品の良さ
いいラインのリアリティを持たせながら、しんどくならない
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おいしい家族(2019年製作の映画)

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極めて真面目に作られた幸せな映画
この一言で充分な気もする
感覚と教養に満ちている方がちゃんと自分の手で自分の作品として作り上げている


まずオープニングから「色に拘ってますのでよく観察してください
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

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いい挑戦だと思います
ちょうどあの小屋のような立場で、トイチさんのような映画
ディスってないですよ


冒頭のタイトル部分で、この映画はいい感じの雰囲気の音楽と風景で頑張って持たせているのでみなさんも
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

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エドシーランが得をした映画


会話の端にWhen I'm 64やMaxwells silver hammerが入ってくるような小ネタはファン的としてニヤリですね
ただ、マニア向けなのか万人向けなのか
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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俺はここにいる
見て見ぬ振りをするな
笑わせたいが笑われるのは違う
なぜ無下にする?
それなら俺は、お前らを笑い飛ばす
お前らは気づく、俺の存在は笑い事ではないと

行き過ぎた笑いは時に怒りを呼び、恐
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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完全なる余談ですが、周りの方に迷惑にならないよう気を遣いながら、前売り特典のキルカウンターでジョンの分のみキルカウントをしてみました
確実に誤差はあると覚悟したうえで明転後カウンターを見てみたら88と
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

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ナメてた相手が実は殺人マシンでしたモノ
じゃねーなこれ
多分ギンティ小林さんは良い人だから分かってて宣伝のためにそう言ってるだけ
女ガンマン皆殺しのメロディとか、ナタリー・ポートマンのジェーンとか、夫
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

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この作品が公開された時のイタリア語のタイトル訳が「かつて、西部があった」だそうです
この完璧なタイトルセンス、日本人も見習ってほしいものである
この物語は「西部劇という物語に存在する時代」の終焉であり
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

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薄い、軽い、安い
パソコンの売り文句みたいだけどこんな感じの映画です
ナチス特製のレトロな3Dメガネ風ゴーグルに抱腹絶倒
いや、ビジュアルは悪くないんだわ
終盤に何人か出てくるデカいヤツらとかクールな
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帰ってきたムッソリーニ(2018年製作の映画)

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僕はまだヒトラーの方を観ていませんが、多分観といた方がいいと思います
ほぼ一緒のリメイクらしいので
パンフレットで細かい違いを説明していますが、その程度のマイナーチェンジしないと丸パクリになるから別に
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王宮の夜鬼(2018年製作の映画)

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嫌いにはなれないですよ
眠くなりましたけど笑
ちょっと悪い意味で同じことをやりすぎです


序盤で放った台詞が改めて後々アツイ台詞として放たれる演出は常套手段であり僕も好きな演出ですが、いくらカッコよ
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

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内省的すぎるというか
変な映画だなと…
いや、予想はしてた
多分想像とは違うだろうという予想、父を追った息子が旅路でコンプレックスを克服する話だろうという予想
そういう意味ではちゃんと想像を裏切ってき
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

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日本にはOne Gooseがいました
アメリカには彼らがいたか
超カッコいい映画


テンポがよく短い尺の中で情報量が多い
引っ越し業のお客さん方やコリンのライミングなど、多分次観た時に更に発見できる
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メランコリック(2018年製作の映画)

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OK?

名言が多すぎる
OK?はもちろん
風邪ひかないでね
楽しみがなきゃ生きていけないんですか?
などなど、たまんねえな!!!


めちゃくちゃ面白い青春映画でした
実在感は役者の皆さんの賜物
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アス(2019年製作の映画)

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僕の貧相な読解力では、「アメリカを批評した」程度のことしか汲み取れなかった…
みなさんの感想本当にタメになります


真に立ち上がったのは何者だったのか
それは貴方達がじっくり考えてみてください
そし
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SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

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俺たちが自慢されたい中国
クライマックスのスタートを切る「傘を開く」瞬間は思わず笑みが溢れました

王の妹さんこの世のものとは思えないぐらいの美少女なのにパンフレットに情報が無くて残念
身長も170越
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マトリックス(1999年製作の映画)

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多分幼少期に観たことがあったのかもしれないが、少なくともハッキリとは覚えていない
「家にDVDがあった」というだけで「観たことがある」と思い込んでいるだけなのかもしれない
俺の思い出は全て無意識のうち
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荒野の誓い(2017年製作の映画)

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「アメリカ映画」としては今年一番じゃないでしょうか
This is アメリカ
西部劇 is アメリカ映画
広大な自然の中で、敵対する者同士の旅
2019年現在の我々にも強く訴えかける物語


クリスチ
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ドッグマン(2018年製作の映画)

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情のないジャイアンと金のないスネ夫
もしくは情のないジャイアンと何もないのび太
実はマルチェロもなかなかに同情しにくいゴミクズに近い
なんなんだよマジでっていう内容の話が暗ーい街で進むっていうもう何?
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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ラブレターを書かせたら世界一の男、タランティーノ
短すぎる
永遠に観ていたい、そんな映画
一夜明けても覚めやらぬ恍惚


マカロニ最盛期とアフリカ系アメリカ人の市民権運動の一瞬の時代の重なりに深い味わ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

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子役似過ぎ!
これは、エルトン・ジョンからエルトン・ジョンへのラブレター
ものすごく個人的な映画
だからものすごく泣ける

抱えた問題も映画の大枠の構成も非常にフレディ・マーキュリーのそれと似通ってい
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

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中性的な美少年の破天荒を期待して本編上映開始後に悠々と劇場に入ってきたお姉さんたち!
まさか小汚いオヤジのキ◯タマ大写しやゲイのBJを見る羽目になるとは思っていなかったでしょう!
そういう意味では久し
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

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心はないのか

考えてみてくださいよ
虐待死や餓死は最早日常茶飯事、最近は車に置き去りで熱中症で死亡なんてニュースもありました
ゼインの言い放った言葉、遠い国の他人事に思えないでしょ


あ、こいつら
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

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完全に外側だけの映画になっちゃってるな
もふもふ可愛いだけ
親子の絆と同じぐらいムファサとスカーの関係性も深く描かないと、こういう貴種流離譚は話としての魅力が激減する


まず前提として、映像作品とし
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

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韓国映画を観るのはかなり久々
チョイスしてる作品がそうってだけかもしれないけど、やっぱすげえな
引くほど面白い傑作


アクションはない、血も流れない、でもクソおもろい!!
実話ベースで史実にも沿った
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

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大雑把で何の予想も裏切らない展開なのは全てこの結末のためか


登場人物の家庭背景の見せ方は悪くない
記号的すぎて半笑いで見てしまうようなキャラクターたちだからこそ、さりげない一発だけの描写でもボディ
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

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大和?山崎貴??えっ???
〜MARINE BATTLESHIP YAMATO〜
とはならず安心
「いつか戦艦大和を題材にした作品を作りたいと思っていました」ってあなた自分の作品忘れたの

どこまで原
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

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ハリウッドに行くべきは小栗旬よりも鈴木亮平もしくは岡田准一

オープニングの殺しシーンの音楽がダサいうえにうるさい
全体的に音楽がうるさい
それ以外は大好きでした


イキイキしすぎている柳楽優弥
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

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こうとしか生きられない
わけじゃない

ジリジリと伝わる西部の空気、その生々しさだけで観る価値がある
終盤読み上げられるある文がすべてじゃないかな
火を焚いて会話をする場面がしつこいぐらいにありますが
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

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ハマる人はハマると思う
面白いとは思う


両親それぞれの登場シーンの印象が悪すぎる
実際コレが観る人の評価を決定的に分けかねない
自己満足で絵に傾倒していたばかりに子供に大火傷負わせた母親、その子供
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