パンケーキとペンギンさんの映画レビュー・感想・評価

パンケーキとペンギン

パンケーキとペンギン

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.9

独特でポップなファンタジー。登場人物や用語などが四畳半神話大系と共通しているからそっちを見てから本作を見たほうがより楽しめそうだと思った。
ラスト数分、黒髪の乙女が先輩のもとへたどり着くまでの展開に惹
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.9

アイコがアザを消すことを躊躇していること、今までアザを化粧で無理に隠そうとしていなかったこと等から考えると、アイコは自分のアザにある意味誇りを持っていたんじゃないかと思う。もちろんアザのせいで悲しい思>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.9

鎌倉の美しさと家族の温かさを感じる映画。4姉妹で共同生活、楽しそうだなぁ。すずも、気を遣いながらも少しずつ心をひらいていっていて微笑ましかった。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

鏡の向こうの世界が実在に変化して、自分がそれに同化して…不思議でおしゃれな世界観にわくわく。でも、60年代のサンディの世界が徐々に日常生活に侵食してくるのが恐ろしかった…後半ほぼ幻覚の世界で、ずっと夢>>続きを読む

靴ひものロンド(2020年製作の映画)

3.5

最初、旦那さんがやばい人なのかと思ったら奥さんも相当やばい人だった。家族に関心を持たず外で浮気ばかりしている旦那さんと、精神不安定な奥さん、そしてそんな状況に対して不満1つ言わない子どもたち。子どもた>>続きを読む

川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

3.7

主人公は精神年齢が幼く、生死の狭間を漂っている感じがして、見てるとすごく不穏な気持ちになった。そんな陰鬱な雰囲気を空気の読めない島田さんが和ませていく。図々しいと言われがちな島田さんだけど、彼自身にも>>続きを読む

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

前作よりもリンとの三角関係がしっかり描かれていたので、戦争を描いた作品ではあるものの恋愛映画っぽさが増していた。
個人的には、ところどころ謎があって想像の余地が残されていた前作のほうが好みだったけど、
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.0

私小説をそのまま映像化したような映画で、特別な事件も盛り上がりもない。1番の盛り上がり(?)が主人公が薬物で幻覚を見たシーンっていうのはちょっと…。せめて主人公に共感できればよかったんだけどそれもでき>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.6

最後、3人で同じ流れ星を見ることができないシーンは、今後ちひろが両親とは別の道に進むという暗示なのかな?と思った。今はただ気持ちが揺れているちひろだけど、もうしばらくたてばお姉ちゃんと同じように両親と>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.9

主人公のオギーは幼いのに達観してて偉い。初日からいじめを受けてそのまま病んでしまう子と、オギーのように後から挽回していける子と、何が違うんだろう?本人の強さもあると思うけど、多分家族のサポートが大きい>>続きを読む

インターンシップ(2013年製作の映画)

3.8

行動力とコミュ力さえ何だって出来る!というような話。技術力のなさを口の上手さだけで誤魔化そうとする主人公たちにイラッとする場面もあった。でも、仲の悪かったチームを1つにまとめたり、営業対決で他チームを>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

頭空っぽにして楽しめた。面白かった〜!

永遠に明日が来ないのは絶望的な気持ちになりそうだけど、それを逆手に取ってイタズラとかしながら日々を楽しんでるシーンが笑えるし、ちょっと羨ましかった。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.0

最後の最後まで結末がわからなくてハラハラしながら見た。
キャシーは年齢に似合わないポップな服装をしてお姫様趣味の子供部屋に住んでいる。少し不気味だったけど、親友を失くした大学生時代から時が止まっている
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セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

3.8

もし高校生に戻れたら?なんて、絶対にありえないけど想像するだけでわくわくするなぁ。とても楽しくて体感30分くらいの映画だった。

主人公はせっかく高校生に戻れたのに、考えるのは子どもたちのこと、そして
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.8

回想の部分は貧富の差がある男女のありふれたラブストーリーだけど、話が進むにつれて冒頭に出てきた老人たちの正体が明らかになっていくという構成が面白かった。
途中2人にはお互いに婚約者や恋人がいたのに、彼
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

オードリーヘプバーンの人間離れした美しさに感動した。前世は妖精か何かなのかな。何もかも絵になっててすごい。

お姫様と庶民男性のラブストーリーということでちょっとディズニーっぽいお話なのかなと思いなが
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

伏線回収にわくわくしたり2人の友情に感動したり…終盤はいろんな感情が押し寄せてテンションが上がった。

「最初は憎む、途中から慣れる。最後には頼り切ってしまう」。ブラック企業で働く社畜にも当てはまりそ
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mellow(2020年製作の映画)

4.0

好きな雰囲気の映画だった。

夏目さんが中学生のお客さんに花を選んであげる冒頭のシーンがよかった。あんなふうにあげる相手のことを聞きながら花束を作っていくんだなぁと感心した。このシーンがあったからこそ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

辛い…。今の時代だったらこんな酷い扱いは受けなかったのでは?と思うと本当にやるせない気持ちになる。
当時はDVや薬物中毒の親よりも同性愛の親のほうが悪だったなんて納得できない。2人はマルコにたっぷりの
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.5

重いテーマなので観終わったあともしばらく消化しきれず暗い気持ちだった。

難民申請が通らないので働くことができず、お父さんとは離れ離れになり、お金がないから家賃も払えない。第一志望の大学の推薦も取り消
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恋は光(2022年製作の映画)

3.5

面白いラブコメだった。
西条と東雲が距離を縮めていく過程も面白いんだけど、個人的には東雲と北代が仲良くなっていく様子が好きだった。ふたりともキャラがしっかり立っててかわいかった。

この映画を見ると「
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.7

企業の創業者って情熱がすごいなぁと思った。困難を乗り越えたら困難…の繰り返し。店主自らが率先して営業に行ったり、現場に足を運んだりするところがエネルギッシュでかっこよかった。
店員を家族のように想う店
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.0

するっと流れて終わった。掴みどころのない映画だった。
家族か否か、恋人か否か。人と人との関係性にはっきり名前をつけなくてもいい。大切にしたいものをただ大切にすればいいんだ、というメッセージが込められて
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白雪姫(1937年製作の映画)

3.7

白雪姫がその美貌と性格の良さで森の動物たちや小人たちの心を掌握し仲良くなる様子が物語の大半を占めている。りんご云々は後半ちょっとだけしか出てこないのが意外だった。
白雪姫はもちろん、動物と小人が可愛す
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.0

ディズニーで一番好きなお話。
育ての母親はラプンツェルを物としてしか見ていなくて酷い毒親だった。自分の置かれた状況のおかしさに気づけたラプンツェルは偉いと思う。
初めて外に出たときの世界の輝かしさ、初
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とんび(2022年製作の映画)

3.6

ヤスは奥さんが大好きで、彼にとって幸せのピークは奥さんと幼い子供と3人で過ごした時間だったんだろうな〜と何度か出てきた海の回想を見て思った。もう二度と戻らない幸せな思い出を胸に、必死に一人息子を育て上>>続きを読む

レイディオ(2020年製作の映画)

3.2

思ったより良かった。切ないお話。
「ハト」と「加藤」って響きが似てる。

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.0

主人公の砂田は心が荒んでいて人と温かい関係を築くのが苦手。両親や兄弟とも距離を置いている。でも、育ての親であるおばあちゃんと接する時だけは無邪気な表情になる。おばあちゃんの爪を切るシーンが好きだった。>>続きを読む

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

4.0

色々カオスすぎるんだけど、みんななんだかんだうまくいってて、幸せになって式場から帰っていってたので微笑ましかった。面白くて、ずっとニヤニヤしながら見ていた。
後半の「まさか…!」な展開と怒涛の伏線回収
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.8

最初は非の打ち所のないように見えたすみれの不器用なところが途中から少しずつ明らかになって胸がきゅっとなった。真奈はすみれに憧れていたけれど、すみれも真奈に憧れていたんだろうなぁ、とわかった。
主人公の
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.6

朝起きるたびに顔が変わってるのと、起きるたびに記憶がなくなってるのだったらどっちがマシかなぁってぼんやり考えながら観ていた。

イスは外見だけじゃなくて心まで綺麗な女性だなと思った。あと、出てくるイン
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.5

親子の絆に涙が止まらない。
「泣ける」どころじゃなく、泣くのを我慢する方が難しいほどの感動的なお話。

7番房の仲間たちは悪い人のはずなのに意外と人情味が深くて、みんなでワチャワチャしてるシーンがコメ
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.8

いや、ウォンカ怖っ!
言動・挙動がいちいち不気味すぎて…(笑)
夢のあるチョコレート工場の見学の傍ら、人間の欲や醜さが垣間見れる、ちょっと悪趣味な映画だと思う。
チャーリーの影響を受けてウォンカが人間
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

4.2

原作の「カラフル」は中学の時に読んで大好きだった小説。
結末を知っているからこそ、序盤から家族の様子とかを見ただけでうるうるきてしまった。
本来は無邪気で明るい真なのに、様々な出来事を通して暗くなりど
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

前日にナイト・オン・ザ・プラネット(映画)を見ておいてよかった。所々に原作のオマージュがあったので楽しみながら見れた。ナイト・オン・ザ・プラネットでは「同じ時刻の違う場所」、この映画では「違う年の同じ>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

何か起こりそうで起こらない感じが良い。もうちょっと続きが見たいっていうところであっさりブラックアウトしてしまうところが癖になる。
タクシーの中の会話劇が面白いのと、街並みや音楽のオシャレさに飲まれて2
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