pikakeさんの映画レビュー・感想・評価

pikake

pikake

映画(18)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 18Marks
  • 3Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

2.8

依存、独占欲、服従、歪んだ愛…
したたかで自身の欲と自由に生きる母、それに振り回される子供、しかし腐っても親は親。母という船に乗る子供は、降りることも許されず、降りようともしない。母の歪んだ愛を受け、
>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.3

震災の中、見ず知らずが身を寄せ合い過ごす日々。本当の家族ではないが、家族以上の愛を得た、それを失った時、行政への憎しみ、対応者への復讐へと変わる。
何が正義で、何が悪なのか。
本当に支援を求めている人
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.8

不幸な事故により、娘を亡くした父。
怒りと悲しみで、事故のきっかけを作った青年を責め、青年に執着する日々。
自身の気持ちのみの考えと行動は、事故に関わった全ての人を追い詰めていく。
それは、新たな不幸
>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.8

我が子が脳死判定を受けたら…心臓が動いてる我が子を死として受け入れられるだろうか…もしかするとと希望を抱いてしまうのはどの親だって同じではないだろうか…
異常扱いされていても周りが見えなくなり、娘に依
>>続きを読む

みとりし(2018年製作の映画)

4.0

人の死を看取るという仕事「看取士」。
病院の冷たい機械に繋がれながらではなく、自宅で人の温もりに触れながら優しく、穏やかな最後を迎える。
仕事多忙や離れて暮らす家族には心強い存在でもあるのではないだろ
>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

4.0

認知症の進む父と家族の物語。
自身との経験も重なり、終始号泣でした。
現在、認知症の家族、寝たきりの家族を持っている家庭には美しすぎる物語に仕上がっていると感じるかもしれません。実際は予期せぬことも多
>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.5

職務としての正義か、許すことの出来ない個人的怒りの感情か…

キムタクVSニノのバトルをもう少し濃く描かれてると見応えがあったのかな…
ラストもすっきり感はなく、不完全燃焼だったかなぁ…
酒向芳の怪演
>>続きを読む

コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.8

過去に戻れるという喫茶店で繰り広げられる、4者4様の物語。
「4回泣けます」というフレーズまでのことはなかったですが…
大切な人との時間も限りがあり、伝えられるときに伝えなくては…後悔のないようと改め
>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.8

元受刑者達の陰のある不気味さにのめり込んだ。松田龍平の心を感じることの出来ないあの無表情さとたたずまいは凄味を感じる。
最後までどうなるの??と2時間あっという間で、ただ…
…あ…そんな感じの終わり方
>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.8

アスペルガー症候群の少年。
少年の狭い世界「僕だけのパパ、理解してくれるのはパパだけ」そんな風に感じ取れた。
最愛の父を亡くし、その悲しみから抜け出せず、母に対し「ママならよかったのに…あのビルにいた
>>続きを読む

母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.8

気持ちの整理がつかなかった作品。
母、息子どの立場に立って観ても理解に苦しんだ。
なぜそこまで我が子を…なぜそこまで傷つけられても母を…
タイジは支えてくれる人達が居たから救われた部分はあったけど、支
>>続きを読む

三尺魂(2017年製作の映画)

5.0

人との出会いが人生をも変える。
生きている限りは人生やり直しはきく。
劇中の頑張れ!というメッセージは相手にも自分にも言い聞かせているものであるのかもしれない。
また、タイムリープにより密室での4人の
>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.0

加害者やその家族にスポットがあたっている作品。
加害者も人間、当たり前のことを当たり前に望むことすら許されない失望と葛藤が描かれ、それぞれが抱える死の罪に苦しみながら生きている。

瑛太の怪演は見どこ
>>続きを読む

今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.5

ファンタジーな恋愛映画。
ラストのようやく感、一途な愛に心洗われた。
坂口健太郎の健気さと綾瀬はるかも美しく、劇中の衣装も可愛い、世界観を楽しむにはよい作品。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.8

〃This is me〃他人とは違う一人一人の個性、人生、これが私 と観てる側も前向きに奮い立たせてくれる。
全ての楽曲がすっと体に入ってきて心を沸かす揺さぶる、そしてパフォーマンスに圧倒された。
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

パニックになると人の醜さが出るもの。
そしてイラッとするキャラは必ずいるもの。
主人公も自己中心的な男であったが、状況の下で変わっていく。
愛しい我が子を、愛しい人を守りたい、戦う男はやはりカッコいい
>>続きを読む

或る終焉(2015年製作の映画)

3.8

彼の献身さは慈悲深さゆえのものか、無償の愛情ゆえのものか、彼が行った過去への償いゆえのものか…
穏やかに逝く者、苦しみながら逝く者、自ら望む者、突然逝く者。
死を看取り続けていくものが背負うもの
とは
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

愛し、愛されたい、人として当たり前の感情さえ彼らには許されないのか
少年は、描く空想の物語でも現実でもただハッピーエンドを望んでいただけ
人と違うということ普通ではないという定義における偏見、人権問題
>>続きを読む