ぱぷぽさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

バビロン(2021年製作の映画)

4.3

ハリウッドって下品で腐敗してて最低だけど、映画には確かに最高の輝きがある。ってラストだと捉えたのですが違うかな…??
終わり方『ニューシネマパラダイス』っぽくしたけど…所詮映画もCMYK(光)と音声デ
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.5

なんか不思議~な映画だった笑

ギャンブル依存ですっからかん首が回らない父
なんか常にイエィイエィなヤク中チンピラ
誰も頭が上がらないゴッドファーザー
の命の恩人ギャンブル父の父

なかなかパンチある
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クロエ(2009年製作の映画)

2.8

途中まで面白かったけど、結局クロエが何をしたかったのか、何を求めていたのか??行動原理が良く分からなかった…

男に幻滅していたときに声をかけてくれたから母性を求めたの??
純粋に好きだったの??
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フェンス(2016年製作の映画)

3.8

アカデミー賞をとっているのに日本では未公開だったとか
ここでの評価も低くてなんだか驚き。

私は普通にいい映画だと思いました。
黒人による黒人差別とか、差別の根本みたいなのが複雑に表現されていて『アメ
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.0

なんかスゴかったです。笑
とんでも世界観すぎて、観てる間頭のネジが何本かぶっ飛んだ気分でした。

戦争で爆弾仕掛けられてもぬけの殻になった街に、解き放たれた精神病患者達が繰り広げる街ゴッコ。というヤバ
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ハンナ(2011年製作の映画)

2.8

うーん…ジョーライト監督だけど『ニキータ』とか『LUCY』みたいな雰囲気を感じてなかなか観れなかった映画。
苦手なタイプそう…と。
ちなみに『ニキータ』はまだ観たことないですが…
『レオン』は好きなの
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

好きな映画監督にソフィア・コッポラをあげていた若かりし頃にみて、これはダメだ…って思って以来久しぶりの鑑賞。

なんでダメだったか思い出せなかったけど、まぁ多分"日本"の表現だろうな~って思ったら記憶
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シティ・スリッカーズ(1991年製作の映画)

3.8

主人公のミッチと近からず遠からずな歳なのですが、ラジオのCMの枠を売っている彼の「俺の仕事はなんだ??俺は空気を売っている!!」って悩みに異常に共感してしまって辛かったです笑
形ないものを生業にしてい
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フェイシズ(1968年製作の映画)

3.0

ラストの階段のシーンは確かに画も、夫婦のやり取りも面白かったけど、他はなんだか全然分からなくて自分なんてまだまだなんだな…と改めて思い知った。

なんでみんなずっと笑っているのか全然分からなかった…
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.8

大昔に地上波放送で観たっきりで話の大筋しか覚えてなかったのですが、当然良くできた面白映画でした。

空飛んでる間に自国がクーデターでなくなるなんて凄い設定。

スティーヴン・スピルバーグ×トム・ハンク
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.5

結局『2001年宇宙の旅』の系譜にある映画かーってまた2001年の偉大さを再確認する映画だった。
要所要所似ているシーンやエピソードありましたよね??

妻子も捨て、仲間も殺し、その事に罪悪感もなく、
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.8

テッド・チャンの『理解』が何となく過った映画だった。
副産物で超人になったり、超人対超人があったり。

黒幕がなんとなく察しがつくと思ったら普通に騙されてビックリしました笑
言われてみればベタなの
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.3

敗者三部作だか、フィンランド三部作のラスト。
この三部作は音楽と、犬と、仕事が共通して出てきた。
仕事の不自由に関しては今のところみたカウリスマキ監督の映画全部に共通してたかな??

三部作らしいけど
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過去のない男(2002年製作の映画)

4.0

またお寿司がでてきた笑

カウリスマキ監督で今のところ一番好きでした。
なんか地味で相変わらず抜けた雰囲気があるけど、めちゃめちゃ面白かったです。

カウリスマキ監督の登場人物はみんな結構耐え難い悲劇
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聖杯たちの騎士(2015年製作の映画)

2.8

よく寝ないで一気に観れたと思う。

ずーっと出演者の独り言聞いてる感じだし、独り言と言えば『ベルリン・天使の詩』なんかもずーっと独り言聞いてる感じだけど、こっちはストーリーもハッキリとないからしんどい
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

2.5

これはなに??
ちょっと途中睡魔に勝てなかった。
睡魔に負けるマッドマックスってなに!?全然マッドじゃないじゃん??笑

終始60%の半笑いみたいな表情で観た。
半笑い60%ってなんだよ。それはすでに
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.5

なんか独特の空気感と画で、なんか観たことあるなぁーと思ったら『希望のかなた』と同じ監督さんか。
カウリスマキ監督…日本語に無さすぎる文字の配列で、どうも名前が覚えられない。
ペドロアルモドバルとダーレ
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

『岬の兄妹』がここ数年の邦画で一番だったので、ずっと観たかったこちらも鑑賞。
個人的には『岬の兄妹』の方が尖りまくってて好きだった。

冒頭の始まり方がポン・ジュノ監督にめちゃくちゃ似てたし、全体的に
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イレブン・ミニッツ(2015年製作の映画)

3.3

なんとなく不思議な映画だった。
大きなことは起こるけど、別に映画的な感じはなく、なぜ起こったのか??と言われるとただの不運って感じ。

『エレファント』みたいな要所要所で交差してる群像劇っぽいけど、全
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.8

ダーシー様を迎え撃つのはやはりナイトリー様だった。
ナイトリー様ステキよ…。
ジェーン・オースティン最高過ぎる。

主人公の女性はいつもなんかこじらせてるけど、相手役の王子がいつも完璧。
なんかもう、
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ヒトラーに盗られたうさぎ(2019年製作の映画)

3.8

戦争、ナチスを題材にした映画には間違いないけど残酷な描写もタイトルにあるヒトラーも出てこなくて『白いリボン』や『さよなら子供たち』のような感じの映画。

『白いリボン』は第一次世界大戦だし、趣が全く違
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

3.5

スピルバーグ×トム・ハンクスって感じの映画。笑
でも、脚本がコーエン兄弟らしく豪華。

うまく説明できないのですが「あぁ、スピルバーグ監督っぽい」って思う展開??映画の繋ぎ方で安心する。

アクション
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悪魔のような女(1955年製作の映画)

3.8

まさか!!まさか!!

オチの一つは何となく察しがついたのですが、もう一つは分からなくてまさか!!でした。
『悪魔のような女』ねぇ…という感じ。

二転三転するストーリーに、派手すぎないけど故に怖い演
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

ヨルゴスランティモス…また訳の分からない不愉快なものを…

ハネケ、トリアー、アロノフスキーの私的現代鬱映画監督三銃士にいれて四天王にしても良いのではないかと思っている、割りと観ちゃう監督さんの一人。
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.8

嵐の夜、モーテルに集まった11人の男女が一人ずつ殺されていく…って前半は『そして誰もいなくなった』的なサスペンスかと思ったら、結構ヒッチコック的だった!!

つまり面白い!!笑
ぶっ飛んだ展開に見えな
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スピード(1994年製作の映画)

3.5

なぜ!!毎回!!切れているのか!!笑

「○○みてないの??」って言われてチクショウ!!って思って鑑賞シリーズです。

短髪キアヌが爽やかすぎて確かにまじでイケメンだった。
あと、有名なあのテーマ曲が
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ゼロ地帯(1960年製作の映画)

3.3

勝手に『es』のような役割で人間性が崩壊していく系かと思ったら全然違った。
それは『ちいさな独裁者』かな??いつかみたい。

汚く生きるか、綺麗に死ぬか。
エディットは汚く生きて綺麗に死んだ印象。
1
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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.5

なんでこんな西部劇みたいなタイトルなのか。

リベラル家庭で育ったお嬢さんが旅行先から「この人と結婚するの!!」と黒人男性連れて帰ってきて一騒動って映画。

もちろん黒人と白人の結婚が主題で、人種差別
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閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.5

『羅生門』スタイルと言えば『羅生門』スタイルだけど、登場人物多すぎ、顔はっきり見えなすぎ、名前覚えにくすぎの3過ぎによって、どんでん返されたと言うことは認識できるけど、なにがどう??と詳細をつめられる>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

時代背景も主人公の性別も全然違うけど『ヴァージン・スーサイズ』を何となく思い出す映画だった。

ティモシーシャラメ目当てでみたけど、ハンター役の俳優さんのが好きだったという『君の名前で僕を呼んで』現象
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獄門島(1977年製作の映画)

3.3

"人間関係が複雑"でお馴染みの市川金田一ですがご多分に漏れず人間関係が複雑。一際複雑
一瞬、名前しか出てこない人間の子供が出てくる上に「分家とは違うんですのよ」とか言う"わけ"なるものが出てくる。
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.0

勝手に持っていたイメージの100倍くらい面白かった。
まず、置き去り系をここまでポジティブに振り切ってるのが凄い。
もっと悲壮感溢れるか、鬱映画的な展開なんだと思ってた。

取り残されたのが植物学者っ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

評価高くて皆さん凄いな…理解出来たのか…という印象。
モノクロの映像や、昔の映画よりさらに狭い正方形に近い画面等々…かなり個性的で閉塞感と緊迫感ある映像は確かに凄いけどストーリーが理解しきれない!!
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おとなの事情(2016年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白い!!
まずアイデアが面白い上に、脚本も良くできている感じで凄い。
世界各国でリメイクされまくっているのにも納得!!

なんとなく設定が面白そうだと思って観始めたら、想像以上に面白いし
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コズモポリス(2012年製作の映画)

2.8

ぜんっっぜん分からねぇー!!笑
一夜にして富を失った大富豪ってもっと手塚治虫とか藤子不二雄系の話を想像したら全く違過ぎて泣いた。笑

世界観掴めない、会話ずっと抽象的、基本ずっとリムジンの中。
そして
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

この映画、知らない監督が撮った映画だったら3.0か、時間の進みが違うビーチって面白プロットで3.3とかかな…??
って思うけどシャマラン監督の映画だってきくと3.8くらいつけても良いかな??って思う矛
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