あーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ロボコン(2003年製作の映画)

4.3

俺たち全員大好きな「平成」の青春映画!!!
主役デビューの長澤まさみが可愛すぎる
天才の相田でも予想できないレベルで葉沢のロボコンでの操縦テクが神がかっている
箱が積み上がるか積み上がらないか
それを
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ゴスフォード・パーク(2001年製作の映画)

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アルトマンを観てるとたまにある「何観てんだっけ?」感が詰まった面白さ
貴族と使用人の愚痴と悪口の言い合いと憎悪が積み重なった後に起きる殺人事件
もはや貴族にとっては殺人事件なんてどうでも良さそうだけど
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私のように美しい娘(1972年製作の映画)

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ヤリマンを極めて生き抜いた女にインタビューしている内にその女の魅力にのめり込んでいった社会学の教授の末路
頭いいのか悪いのか両方なのかわからん女の謎ムーブが破茶滅茶すぎておもろい
SEXする時にカーレ
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ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)(2022年製作の映画)

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ゴダールを追う作品はたくさんあるけどそのなかでもゴダールの人間性に一番迫った作品はこれだと思う
特に掘り下げる映画が『気狂いピエロ』や『はなればなれに』、『勝手にしやがれ』らへんの伝説的な名作ではなく
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

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記録漏れ
公開当時ネトフリがめっちゃ推してたから観た
内容覚えてないけど

ザ・ドライバー 4K レストア版(1978年製作の映画)

4.5

誰も喋らないなか車のエンジン音とブレーキ音だけが鳴り響く冒頭の夜のカーレースからラストの西部劇のようなカーレースまでずっと最高
レフン『ドライヴ』の元ネタなのも納得
あえて大袈裟に言うならヘルマンやメ
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.5

小さい頃何回も観てた傑作をマークし忘れてたという大罪に気付いたので反省をこめて改めて見直した
大味でツッコミどころ満載で結末も読めるのにブルースウィリスの顔面ドアップだけで感動させてくる力技がアメリカ
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

5.0

久々にドンピシャのやつきた〜!
『ショート・カッツ』を超えてアルトマンのベストかつ人生ベスト
アルトマンにしか作れない皮肉満載映画を観るとほんと幸せになれる
特にハリウッドの皮肉り方が酷すぎて最高
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冬の旅(1985年製作の映画)

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ヴァルダの最高傑作とも言われてる本作だけど個人的には微妙
少女の経歴を映画的に深掘りしないで淡々と放浪するところを撮るドキュメンタリーみたいなタッチは好きだけど、少女がどうしようもないやつすぎて心が動
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渚にて(1959年製作の映画)

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村上春樹の『1Q84』で何回も引用されてて気になってた作品
いかにも村上春樹が好きそうな題材と脚本(映画より原作小説の方が好きそう)
原水爆によって北半球が荒廃した際に運良く潜水艦に乗っていて助かった
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

久しぶりに観たけどやっぱり超面白い
日本政府の文書主義とアメリカへの従属をここまで分かりやすく皮肉ってる映画は中々ないしそれが面白いのが凄い
ビジュアルもGODZZILLAじゃなくてゴジラなのがまじで
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夢二(1991年製作の映画)

4.5

『浪漫三部作』の最終作
鈴木清順の映画は演出が破茶滅茶だからか肝心のストーリーが分かりにくくて集中力が切れるから、あらすじを軽く頭に入れた後に観たら信じられないくらい良かった
前2作も同じ感じで見直そ
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ロバート・アルトマンのイメージズ(1972年製作の映画)

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なんだこれ?
『サイコティック』ばりに破茶滅茶
アルトマンってこんな感じのも撮るんだ〜やっぱり作家性とか関係なさすぎる作品作りしてる笑
映画自体あまりにも支離滅裂だったのとめちゃくちゃ寝たので全然わか
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(2023年製作の映画)

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これはひどい
三谷幸喜みたいなサブいノリばっかのコント集になっちゃった
こういう笑いが好きなのは予想ついてたし北野武クラスになると好き勝手に映画を作る権利があるからしゃあないか
過去作から一貫してある
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

コメディ映画苦手なんだけどこれはシンプルに面白かった
カニバリズムの使い方斬新すぎ笑
結局ブラックジョークが1番おもろい
いくつもの軽やかな伏線回収も良い

恐怖のまわり道(1945年製作の映画)

4.0

68分でこの面白さ
久しぶりに純正ノワールを観た
主人公があまりにも信用できないので主人公自体が自分に都合のいいように思い込んでる説まである
女を車に乗せた後の振り向きと目が開く瞬間が怖すぎる
序盤の
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隣の女(1981年製作の映画)

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なんかトリュフォーぽくない
夜のシーンがどれも良いな
撮影はトリュフォーベスト級
撮影はリヴェット映画常連のリュプチャンスキー
不倫のストーリーに合わせてるのか光よりも影から構図を考えて撮ってる感じが
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書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.0

人間国宝・坂東玉三郎のドキュメンタリー
シュミットがつくる映画に映る黒には漆のような上品な艶があるからか日本との親和性が高いように思える
舞台外(≒現実)で女方をやるシーンとその後の電話→隠れるの一連
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風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

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あまりにも辛すぎるしあまりにも夫婦すぎる
あの手段を取らなければいけなくなるくらい追い込まれていて仕方のなかったことだと理性では分かっても本能では許せない
「忘れる」という愛の形が綺麗事では生きていけ
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⼭猫は眠らない8 暗殺者の終幕(2020年製作の映画)

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映画見始めた頃になぜか死ぬまで追いかけると決意したシリーズ8作目
申し訳程度の王道ストーリーが程よくて最近の中じゃ1番おもろい
相変わらず言葉より銃で語る親子がかっけえ
まさかの秋元才加がメイン敵役で
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第七の封印(1956年製作の映画)

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死神とチェスする映画って聞いたからベルイマンにしては堅苦しくないのかなと思って観てみたけど全然チェスしなくていつもの感じで残念
相変わらずベルイマンの何がそんなに良いのかわからない
神なんていないとか
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悪魔の毒々ハイスクール(1986年製作の映画)

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久々にバカ映画観た〜笑
放射能のせいって言ったらなんでも説得力増すと思ってるだろ笑
視聴者が眠くなってくるタイミングで美女のおっぱいだして目覚めさせるのB級映画としてポイント高い

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

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1940年以前のハリウッド黄金時代に作ったのかって思うくらいセットが豪華
金どんだけかかってんだろ…
撮影はとにかく凄いんだけど登場人物全員が精神年齢低すぎて素晴らしい世界観に没入できなかった
全員馬
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

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まさかのスポ根的一致団結モノ
低予算でタイムループのワンシチュエーションモノという厳しめの制約が多いのに結構面白いの凄い
GW最終日の月曜日に見たから俺が代わりにタイムループしたかった

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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大切なモノを失ってからしか決心できないのが人間すぎる
決心した後の神木隆之介がゴジラより目がギョロギョロしてて良い
潔い終わり方もすき
途中の人情ドラマパートは個人的にくどいと思ってしまった
ゴジラの
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

4.0

謎解きの部分に関してはよく分からんヒントを基によく分からん人を追いかけてるだけだから全然わかんないけど陰謀論とか大好きだから面白く観れる
このシリーズは『インフェルノ』だけ微妙だった記憶があるから時間
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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1が面白すぎたからか物足りない感はあるけどまあまあ良かった
虹郎の下っ端ナリヤンとか鈴木亮平のイカれヤクザとか新キャラの配役はめっちゃいいけど脚本はイマイチだと思う
特に後半が個人的に好きじゃなかった
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シティーハンター(2024年製作の映画)

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話題になってたから観てみた
新宿の設定を現代にアップデートしてるなか意地でも掲示板での「XYZ」を使うのが最高
原作超絶ファンから見ても鈴木亮平が演じる冴羽獠のクオリティは実写化できるMAX値を出して
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キングダム エクソダス〈脱出〉(2022年製作の映画)

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『キングダムII』からの意図してなかった25年の空白をまさかのメタ構造で解決するのがやばすぎるし多分これが最善策
シリーズ全体で15時間あったけど面白かったから飽きずに観てられた
時間経ちすぎてキャス
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テオレマ 4Kスキャン版(1968年製作の映画)

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超絶イケメンで魅力的なわけではなくて原因不明の魅力がブルジョア一家の精神的ブレーキを破壊する感じがオム・ファタールとして斬新
この時代のイタリア映画は題材とかフィルムの質が原因で生まれる「退廃的で空虚
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.5

コロナの時事ネタを入れつつミクロでマクロ(グランピング計画<会社<社会構造)を描くのが上手すぎるしそのインテリさが鼻につかない
区長の川の話が世界の本質を突いてる
自然破壊を理由にグランピングに反対す
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チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

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チャップリンの有名作全部観たけど結局最初に観た『街の灯』が一番だったな〜というか『街の灯』が良すぎた
チャップリンのシリアス路線でメッセージ性強い作品やっぱりいまいち
あの有名な台詞を聞くために最後ま
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

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今年も例年通り去年のやつを観た
やっぱ黒ずくめの組織が絡むと面白い
サブキャラ説明ほぼなく普通に出てきてもみんな大体分かるのがコナンの凄いところだよな〜
コナン好きなはずなのに毎回途中ちょっと寝落ちし
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逃げ去る恋(1978年製作の映画)

4.5

『ドワネルの冒険シリーズ』5作目
作品単体としてよりシリーズ最終作として良かった
このシリーズをリアルタイムで追えた人が羨ましい…
シリーズを彩ってきたコレット、クリスティーヌ、サビーヌといった女性を
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家庭(1970年製作の映画)

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『ドワネルの冒険シリーズ』4作目
ジオラマの船を操縦するだけの仕事って何?笑
作風自体も一番ヌーヴェルヴァーグ正統派っぽいしなぜかジャン・ユスターシュに電話したり『去年マリエンバートで』ネタも出てくる
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夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

4.5

『ドワネルの冒険シリーズ』3作目
このシリーズ最高か?
相変わらず女の子より女の子の家族とまず仲良くなるのなんで?笑
今回のドワネルは兵隊、ホテルマン、探偵として色々やらかすけどなんか良い感じになるの
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