あーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

あー

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オズの魔法使(1939年製作の映画)

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様々な映画で引用されている伝説の映画をついに観た
ジュディ・ガーランドが撮影当時ヤクでラリってたって前情報も相まってビビッドな配色とケレン味たっぷりなセットで作られた悪夢のような世界観のクオリティが超
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フィルム時代の愛(2015年製作の映画)

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こういう映画が評価されて増えると最悪だなって思いながら観た(まあまあ寝た)
愛なんて大袈裟なもの撮らなくていいからまず映画を撮ってくれ

春の夢(2016年製作の映画)

4.0

前半めちゃくちゃホン・サンスだったのに途中からいきなりシュルレアリスム≒春の夢?
単純な話なのに重要な部分だけは全てはぐらかされてその謎が分かりそうになった時にまた謎が生まれる
ホン・サンスよりショッ
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

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個人的にイマイチだったのは愛する人のために行った自己犠牲による殺人が前2作ほど美しくないからかな
あと演出がちょっとくどいのと湯川の天才物理脳がそこまで活かされてないからこれなら別に他の探偵でいいやっ
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銀河鉄道999(1979年製作の映画)

4.0

ONE PIECEで言えばルフィがゴムゴムの実を食べてニカに覚醒して四皇を仲間にして世界政府だけでなくその裏にいる五老星まで倒すくらいのことをメーテルの交友関係の広さと鉄郎の出会いの運の良さによって2>>続きを読む

逢びき(1945年製作の映画)

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このテーマならルイ・マルの『恋人たち』が1番好きだけどリアルさはこっちの方が上
お互いが既婚なのに運命の出会いをしてしまったことで幸せと背徳感が交互に襲ってくる感じはリアルで凄いけどあまりにもナレーシ
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イメージの本(2018年製作の映画)

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ブニュエル、フェリーニ、ムルナウ、ロジエ、ヒッチコック、キートンなど(もちろんゴダール自身の作品も)挙げればキリがないほどの世界中の映画や絵画、ニュース動画のモンタージュによる映画史と人類史
相変わら
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ぼくの伯父さんの休暇(1952年製作の映画)

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薄味ゆるふわコメディ
相変わらずジャック・タチの映画はストーリー性はほぼ無いので途中でどうでも良くなる

シックス・センス(1999年製作の映画)

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ジョジョを読んだ時にネタバレくらったから今まで観る気なくしてた
オチを知ってたからかそこまでだった
ネタバレによって映画の貴重な一回性を失うのはやっぱりきつい…

茄子 スーツケースの渡り鳥(2009年製作の映画)

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一作目ほどではないかな
自転車レースは面白いけど肝心のストーリーがいまいち
色々やりたいこと詰めすぎて中途半端になっちゃってる感ある

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.0

50分とは思えない満足感
期待以上に面白くて最高だった
U-NEXTの見どころ欄ではジブリで作画監督を務めたって書いてあるけど絵柄がジブリよりも浦沢直樹に似てるなって思って調べたら高坂希望太郎って人は
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渚の果てにこの愛を(1969年製作の映画)

4.0

荒野で遭難しそうになって水をもらおうと民家に侵入したら何故か知らない家族の知らない息子として迎え入れられた男の末路
とにかくブラコン妹役のミムジー・ファーマーの笑顔と脱ぎっぷりが最強すぎる
こんな妹い
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インソムニア(2002年製作の映画)

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良くも悪くも午後ローとかで何回もやってそうなタイプの映画だな(冒頭の裸はカットで)
結構面白いんだけどアル・パチーノの銃の構え方がダサすぎて萎える
他の映画でもめちゃくちゃ銃使ってるのになんでよ
これ
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

相変わらずラージャマウリの映画は良くも悪くもドロッドロでギットギトの超絶高カロリー
この映画を観た人は全員「憧れている人物はいますか?」って聞かれたらラーマとビームって答えます
俺はラーマになりたいぜ
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さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

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不謹慎かもだけどゴダールが見た走馬灯はこんな感じなのかなって思った
意味わからなくてウトウトしそうになったところで爆音のドーン!みたいな音でびっくりして目が覚めたらなぜか毎回女が裸でうろついててどう
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カナリア(2004年製作の映画)

4.5

カルト宗教のもとで育った少年が保護された児童相談所から抜け出して家出少女と一緒に家族を探すロードムービー
まず主人公である関西弁で捲し立てる少女と寡黙で目つきが悪い少年の相性が良すぎる
『月光の囁き』
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予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

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『散歩する侵略者』が結構好きだったからこのスピンオフも観るつもりだったのにすっかり忘れてた
時間経ちすぎて本編を全部覚えてるわけではないけど本編の方がカオスで面白かった気がする
イカれた宇宙人とか東出
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素晴らしき休日(2007年製作の映画)

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ずっと観たかった短編
『キッズ・リターン』観てる前提のネタバレしまくりの雑な使い方は北野武本人にしかできないし照れ隠しもあってこういうことしちゃうのがビート武らしい

キングダム II 第3章/第4章(1997年製作の映画)

4.3

続きが気になったから連続で観た
嫌いな奴に嫌がらせしたらそれが回り回って結局自分の首を絞めたりするのが何回も起きてそれを起点に物語が進んだりするから観てて飽きない
どんどん予想しない方向に進んでいって
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キングダム(1994年製作の映画)

4.5

長い間伝説だった今作をついに観れたけど思ったより狂ってなくて残念、、、これならオリヴェイラの『神曲』の精神病院の方がやばいだろと思ってたら途中から急にめちゃくちゃ面白くなる
『ツイン・ピークス』みたい
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

結ばれるはずのない2人の恋
なんとなく観たけど予想以上に良かった
エレメントを人種問題などに絡めながらも説教くさくなりすぎずでも感情移入できる絶妙なバランスで組み入れて絵もキャッチーで綺麗な作品を作り
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

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ジブリが3DCGをやる意義があったとは思えないな
脚本もイマイチ
終わり方まじ?これの続編作るくらいならゲド戦記2部作で作ってほしい

ブローニュの森の貴婦人たち(1944年製作の映画)

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レビュー2000本目はこの作品に決めてた
ついにロベール・ブレッソン全制覇
上流階級の婦人が主人公なだけでなく台詞をジャン・コクトーが担当したこともあってか古風でロマンチックに仕上がっている
フレーム
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.7

面白すぎる
語りの上手さといい山場でしっかりとブチ上がれる構成といいスコセッシ映画のような熱量と完成度をほこる神映画
純粋に速い車を作りたい職人と自分のプライドの為に足を引っ張ろうとするクソお偉方とそ
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名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

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コナンはトリックがめちゃくちゃでもキャラ人気とかで興行収入めっちゃ伸びるからまじですごいコンテンツ
俺もコナン好きだからなんだかんだ毎年の劇場版とかこういう総集編あったら観ちゃう〜笑

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

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破茶滅茶すぎ
なんでもありになっちゃうとどうでも良くなっちゃう典型的な例
前作よりは好き
ここまで観たら次も観てシリーズ制覇するか…

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

フォローしている方たちの評価があまり高くなかったから期待値下げて観たら結構面白かった
分からないところが沢山あったけどなぜか惹きつけられる
家でもう一回しっかり観たい
まず砥の粉色の土地と青空のコント
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東京暮色(1957年製作の映画)

4.5

久しぶりに小津の映画を観たけど徹底した独自の撮り方とその美しさに改めて魅了された
恒例の家族愛ではなくて家族の負の側面にここまで焦点を当てた作品は小津のフィルモグラフィーの中では珍しいけど完成度は相変
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

5.0

この作品よりも男女の喧嘩がリアルな映画には一生出会えないって確信できるくらいリアル
共感しやすい邦画の中でも飛び抜けてる
過去から現在までに実際に体験した大学での恋愛の全ての要素が詰まりすぎて個人的に
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

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ジャック・タチの作品を初めてしっかり観たけど何が良いのかわからなかった
服とセットの配色はお洒落で好き
フランス人ってこんな優しいユーモアじゃなくてもっとエロくてキツいブラックコメディが好きなんじゃな
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雪の断章 情熱(1985年製作の映画)

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冒頭約15分の擬似ワンカットが凄いのと途中で冗長になるのが相米らしい
白塗りとか人形を使った白昼夢のような訳の分からん演出はやりたいことやってるだけみたいで面白いし、長谷川和彦とか神代とか寺山とか癖強
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.0

マイリストに入ってる作品じゃなくてオススメに出てきた作品を久しぶりに観てみたけど当たりだった
顔にある大きなアザにコンプレックスとトラウマを持つ女性の話
アザを物語として1人の女性として最終的にどうす
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(2023年製作の映画)

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今回の四つの短編の中ではこれが一番好きかな

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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思ってたよりはクオリティ高くて良い
人種関係のポリコレを意識しすぎでは?
セバスチャンがガチの🦀すぎておもろい