あーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あー

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サムライ(1967年製作の映画)

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スタイリッシュに見せようとしてる感がいちいち伝わってくるのがイマイチ
殺し屋ならルーティンのような決まりきったリズムがある行動がもっと多い方が良い
意外とうるさいフィルムスコアも余計な仕事してると思う
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ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

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多分好きじゃないだろうなと思って避けてたアピチャッポン作品をついに観たけどやっぱり無理でした
この映画が良い悪いとかではなくてこういうゆっくり話が進む映画を観てるととにかく眠くなる俺の感性が死んでるん
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.0

『ルシアンの青春』とは違った切り口でゲシュタポが絡む戦争映画
相変わらずルイ・マルは子供を撮るのが上手い
特に複雑な感情がこもった最後の表情にやられた
ピアノ教師がジャコブなのも俺得すぎる

木靴の樹(1978年製作の映画)

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ドキュメンタリーチックのつくりが流石に地味すぎるくせに3時間は長すぎ
NHKでやってたら最初は見るけど途中でチャンネル変えそうな映画

神々と男たち(2010年製作の映画)

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全項目55点って感じの映画
これでカンヌグランプリはよく分からん

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.0

ブラジルのスラム「神の街」で神を目指す少年たち
脚本の素材になってる実話が既に優勝してるしその空気感を失わないで映像化してるのも凄すぎ
ちょっと話をこねくり回しすぎて途中間延びしてる感はあるけど
とに
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これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

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シネフィルじゃないので良さが分かりませんでした…
ゴダールの人生ベストなのは納得
一時期ゴダールたち映画人集団が名乗ってたジガ・ヴェルトフ軍団の元ネタ

レ・ヴァンピール -吸血ギャング団-(1915年製作の映画)

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記録もれ
ドラマ版『イルマ・ヴェップ』を観た後に物語の核になってるこの作品を観たけどあまりにも長くてつまらないから途中でやめた

The Green Fog(原題)(2017年製作の映画)

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サンフランシスコを舞台にした映画を何個も繋ぎ合わせてヒッチコック『めまい』を再構築するという良い意味で映画愛(というかヒッチコック愛)がトチ狂ってなきゃ作れない映画
やってることは凄すぎるけど本家の『
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山椒大夫(1954年製作の映画)

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これで溝口の有名作は大体観たけどいまいちハマらない
映像はとにかく美しいんだけど同年代で世界的評価が高いことで共通している黒澤や小津の作品ほどの魅力はない
美しさに全振りしてる感ある
ワンシーンワンカ
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ファイナル・カット(2012年製作の映画)

4.0

数百の映画を繋ぎ合わせて一つの映画を作るという誰もが考えつくけど中々できないことを最高のバランスで成り立たせた映画
映画好きならたまらね〜!!!
引用作品多すぎて権利がどうなってるのか想像もつかん、、
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灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

4.0

出会いと別れに振り回されるテロリストの若者の一夜モノ
題名と題材がまず良すぎる
酔っ払いパートが蛇足すぎるからそこ削って80分にしたらまじの傑作
テロリストとして華々しく散るよりも女を愛して醜く死んだ
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ビリディアナ(1960年製作の映画)

4.5

物議を醸しやすい「神の不在」と「格差社会での貧困層側の問題」を露悪的に扱って数カ国で上映禁止になってもパルム・ドールを取るのがさすがブニュエル
貧困が生まれる社会構造を批判する作品が多いけど今作は完全
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

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今泉力哉の良さが消えてるってのもあるし、他者理解の不可能さを題材にした映画は沢山あるから他の傑作と比べると見劣りしてしまう
やっぱり原作なしの作品の方が好み
衝撃の事実を伝えた相手が動揺している横でい
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断絶(1971年製作の映画)

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車を賭けた長距離早い者勝ちカーレースだけかと思いきや賭けレースで金を稼いだり『BANANA FISH』のアッシュに似た女の子の取り合いが最優先になったりと運転手たちの行動が無軌道すぎる
幸せや居場所を
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東京画(1985年製作の映画)

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ドイツ出身のヴィム・ヴェンダースまでも心酔させる小津安二郎の映画にうつる東京
日常を感じさせる瞬間を映画内に差し込むことで現実離れした映画と現実がくっつく現象を起こすのが小津の凄さという理論は超納得だ
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イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

4.0

ずっと観たかったやつ!
訳分からんことに巻き込まれまくって踏んだり蹴ったりなブシェミが良すぎる
小ネタもおもろいし何も考えずダラダラ観るには最高の映画
小人といいグダグダなストーリーといいリンチ味ある
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雨月物語(1953年製作の映画)

4.0

溝口で一番評価されている作品は日本だと『残菊物語』で海外だとこの作品な気がする
個人的には内容的にも尺的にもこの作品の方が好み
代名詞のワンシーンワンカットを可能にする縦横無尽に動き回る美しいカメラワ
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残菊物語(1939年製作の映画)

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全カット凄まじい
特に歌舞伎の複雑な建物の中を動き回るシーンと列車のシーンの横移動が美しすぎる
古き良き日本美が詰まってる

今までは冒頭の台詞から聞き取れなすぎて3回くらい挫折してたけど途中から慣れ
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エヴァの告白(2013年製作の映画)

4.0

超優等生が作った映画って感じ
特にラストの鏡を使った未来と画面の分断がエモすぎる
ホアキンの演技なんか苦手なんだよな〜怒るシーンとか上手いんだろうけど過剰な気がする

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

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良くも悪くもクー!
前半クー!だったけど途中からクー!すぎてクー!って感じ!笑

花嫁人形(1919年製作の映画)

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面白いし可愛いけど期待しすぎたかも…
御伽話のような話にぴったりなセットは最高
花嫁の大群が追いかけてくるのは『キートンのセブン・チャンス』の元ネタかな
クソガキがクソガキすぎて良い

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

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ピエール・エテックスの作品はずっと観たくて楽しみだったけどジャック・タチみたいな優しいコメディで全然面白さ分からなくて残念
あとは代表作の『ヨーヨー』だけ観ようかな…

ダ・ヴィンチ・コード エクステンデッド・エディション(2006年製作の映画)

4.0

通常版は多分10年くらいに観ただけだからどのシーンが増えたかは分からなかったけど相変わらずキリスト教を懐疑的に深掘りする脚本が凄すぎるし面白い
シリーズの中でもこれが1番好き
ルーブル美術館とか去年イ
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

4.5

BSでやってたから三部作を久しぶりに一気見したけど相変わらずめちゃくちゃ面白い
もっと評価高くていいと思う



③2024/1/1

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

ただの100点ではなくて嫌なことで減点されても小さな幸せで加点されて100点になる感じがマジの『PERFECT DAYS』
心に沁みすぎて3回泣いた
SNSが発展して自分よりも幸せそうな他人と無意識に
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ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

4.5

三島由紀夫の著書3作を通して楯の会事件を起こし割腹自殺した「あの日」に迫る
演者の演技にこもる念と外連味あふれるセットが完璧に調和している白昼夢のような世界観が凄すぎてそれを観るだけでも価値がある
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嵐電(2019年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ良い〜最高
このゆるゆるな雰囲気がちょうど良く心地いい映画って案外ないんだよな〜
嵐電にまつわる伝説によって現実と虚構(過去や演技)が混ざり合い、自分の気持ちや恋愛の行方が変わってしまった
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弱き者たちの聖夜(1960年製作の映画)

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彼女いるのに修論発表で夜まで放置されてたので気持ちわかります

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

母の遺言によって存在しないはずの兄と父を探すことになった双子を追うミステリー
母の秘められた過去の出来事とその過去を追い求める双子の話が交互に進む構成で、途中までは珍しく鑑賞者だけが先に母の過去の出来
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小説家の映画(2022年製作の映画)

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ここまでくるとホン・サンスは終活してるのか?と心配になるレベル
もはやただの日常モキュメンタリーになりつつある
いつか物語性や映像へのこだわりなど全て捨てて(キム・ミニへの愛だけは残して)定点カメラで
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

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削れる/削るべきところが多すぎてドラマチックになりきれていない
宮崎駿の映画は映像の浮遊感は勿論だけど脚本が実はめちゃくちゃ凄いんだよな
他の米林作品が好きだったから期待しすぎたかな…

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

大好きなカウリスマキが監督引退宣言を撤回して6年ぶりに作った作品を劇場で観れた!それだけでも幸せ過ぎるけど作品単体としてもとても良かった
過去の作品と比べると省略と台詞のキレは落ちている気がしたけど、
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

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ドラマ面白かったから観た
相変わらず小ネタがおもろい
杉咲花可愛いけどあのキャラはイマイチだな
やっぱり榮倉奈々のキャラが最高だね

R指定に似てる人だと思ったらマジのR指定でびびった笑
他にも謎配役
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

4.3

警察とヤク組織の殺し合い
小学校の前で銃撃戦ってだけで緊張感あるし全員が体を隠さないで撃ちまくる脳筋スタイルだから主役級のやつも死にまくるのが最高
聾唖兄弟まじでいいキャラ
耳が聞こえないという設定を
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