すずさんの映画レビュー・感想・評価

すず

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ある男(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

解き明かす側の弁護士が、素性の分からない男の人生に引き込まれていく様子に観客もどんどん夢中になっていく作りで面白かった。

ある人間の全てを知り理解しておく、そんな必要なんてなくて、自分が見てきたモノ
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市子(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

期待感とは裏腹に、ストーリーの深まりが物足りなかったので残念。

フィクションなら、幾らでも不幸を塗り重ねることは容易いけど、終わり方がなんとも微妙に思えた。「で?」としか。。

これ実話だったら、考
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと見た。え、おもろ。やば。

PCの画面上でほぼストーリーが展開していくのすごすぎる。落ちもよき。

家族とはネガティブなイベントや感情もしっかり共有しなきゃなと思った。問題ないふうに見せるより、
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幼い依頼人(2019年製作の映画)

-

虐待の描写のリアルさえぐいなぁ。韓国映画は、本当に、リアルさを追求することで観客にぶっ刺してくるんだよなぁ。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思ったよりSFで、SF普段観ないから新鮮ですごいグロおもろかった。たまにはいい。

あと主人公が、大手牧場経営者でやり手のウジウジしててへこたれてんのに、妹や牧場を守る過程で段々凄まじく頼もしく勇敢な
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

長澤まさみ最高。美しすぎる。同性愛系もはや日本の映画でも珍しくなくなってきてて時代感じる。

とりあえず最初のダンスの練習シーンは必要でしたか?ってとこが気になったな。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

CODA: Children of Deaf Adults

ざっくりとは、家族の中で自分だけが聞こえる主人公が、歌うことを通して世界を切り拓き、家族の理解を得て、父母と兄もそれぞれの殻を破っていく物
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

えぐいな話、

子供は親の所有物ではなく、子供に権利がありその権利は必ず保障され守られるべきという、子どもの権利条約が昨今日本でも少しずつ話題になっていますが、どれだけ支援の手が差し出されても、その手
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

赤ちゃんポストを利用して、人身売買の闇商売をする男たちと、それを追う刑事、赤ちゃんポストに一度は子供を出すが戻ってくる母親。登場人物の誰もがとても複雑な個人のストーリーを持っていて、一口に誰の視点から>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

うわぁ重い。新興宗教の家に生まれた子。

何かおかしい、なぜこんな風に言われないといけない、と宗教について違和感を感じはじめながらも、両親とのこれまでの暮らしや関係を捨てられない葛藤に胸が痛くなる。
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

悲しい。し、まあ近未来的に考えなきゃいけないテーマなんだろう。が、そこまで刺さらなかったのはなぜか。あまりに悪と正義の構図がはっきりしすぎてたからかな?終盤冷めちゃいました。

SF的な感じになっちゃ
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

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漫画内のフィクションと現実を行ったり来たりして、最後混乱して訳わからんくなって終わった。奈緒のサイコな演技はやはり最高に気味悪いし笑、黒木華はうぶさと艶っぽさが混ざった感じがめちゃ味あってよきだった。>>続きを読む

サイバー地獄 n番部屋 ネット犯罪を暴く(2022年製作の映画)

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ドラマかと思ったらドキュメンタリー。引き込まれて全部見てしまった。ネット大国韓国の闇。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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まだ、この映画で涙するには若すぎるのか。人って変わるんだよなぁ、価値観なんて、その時その時の環境で、いくらでも。変わらないものってなんだろなぁ。

ステップ(2020年製作の映画)

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タイトルや設定から、ステップファザーと娘の話かと思ったらそうではなく、歩の意味のステップだった。

開始3分からずっと泣いてた。。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

SKIN。肌の色、人種が違うことによる差別と憎しみの連鎖。外側ばかりで本質を見ない愚かさ。子どもは、ただ違いを違いとして認識する。そこに勝手な優劣を持ち込むのはいつも大人なんだなー。多様性の国アメリカ>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.0

本よりも綺麗に話がまとめられていて見やすかったとは思うけど、原作ほど突き刺さるものはなかったかも。

日本もジェンダー遅れてるけど、韓国ってこんな遅れてんの?と、キムジヨン読んで衝撃的だった。毎年、出
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前半だいぶ緩やかに展開していくけど、人物の様相を掴むには結構時間が掛かる。後半の展開は息を飲む面白さ。場面の切り替え、時間軸も前後しながら後半進むので、考えながら頭使いながら観る感じで、あきはこなかっ>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.3

ポンジュノ監督。殺人の追憶といい、半地下の家族といい、心に残るこの後味の悪さ、すぐには消化できない気持ち悪さが、素晴らしいメッセージ性の作品。

トジュンは知的障害があると思われ、その代理に犯人にされ
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