モズクさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

モズク

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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

自分の中では新感覚のリズム系アクション映画だった。
音楽と作品の内容やシーンがマッチしているだけでなく、映画の中で登場人物たちが起こす音が音楽になっている。これのおかげで、テンポ良く観ることができた。
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.0

うーん、何だか普通の作品。
面白さのほとんどは、絵や表現の面白さで、ストーリーやキャラでは感じなかった。悪いことは何もないのだけれど、特筆することもない作品。アニメとしてはそれは違和感になってしまう。
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.1

万人ウケするであろう、珍しい戦争映画。
というのも描かれるのは戦場ではなく、その前日譚というか裏舞台。なので、すごく気楽に観られる。
テンポが良くて、キャラが魅力的。全体的にコメディの要素があるところ
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虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜(2012年製作の映画)

3.8

小学生の夏休み、タイムスリップと来れば、外れるわけもなく。良作。
ただし、絵にはクセあり。水彩かコピックのような着彩は、夏の明るさを良く表現していて、ノスタルジー。内容には合っているものの、それでも漂
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.6

公開当時に観ていたら、多分、高得点をつけただろうなぁ。
短尺なキャラもの映画という印象。エイリアンの造形とCGが売りなのだろうという事でストーリーは最低限。
なので、すごいCGが沢山ある今になってみる
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.5

絵がすごくいい。が、それ以外は普通。という作品。
多分、見せたい絵があって、それを作ったら、ストーリーは駆け足、キャラの魅力を表現し損ねた。そんな感じに見えた。
特にクワガタには不満がある。

劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オリオンの矢(2018年製作の映画)

3.2

まあ、こんなもんかなぁという作品。これなら、OVAで6話とかで作ったらよかったのに。
この映画からダンまちに入るのはオススメしない。ファン向けの作品になっている。
自分はTVアニメシリーズしかまともに
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.1

やっぱりトイストーリーは面白い。
映像は抜群。おもちゃの質感まで表現しているのは、流石。脚本もやはりよく練られている。
これまでの物語やウッディの論理から言えば、彼の選択に賛否あるのは分かるが、個人的
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

ラノベ風味は薄めな青春セカイ系の作品。新海監督作品なので、リアルかつ鮮やかな画面作りが魅力。前作、「君の名は」に続きRADWIMPSが音楽を担当しているので、作品と曲、歌詞との調和が素晴らしい。
惜し
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

ゴージャスで格好いい作品。
劇中でかかる曲も素晴らしい。間違いなく映画館の音響で見て得をする作品。
アニメよりも尺が長い分、ジャファーのキャラが掘り下げられている。同じような境遇にあったと思われるアラ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.2

エンドゲームの後の世界観で紡がれるスパイダーマン。
敵はキャラ的にも能力的にもやや弱いが、スパイダーマンの成長の第一歩としては、ちょうど良く、そして厄介な敵だった。敵の強みがアレなので、それに伴う映像
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.2

テンポが良くて、面白い。
短い映画でオススメは?と聞かれたら答えたい作品の一つ。
ストップモーションって、自分にとっては、劇場版クレヨンしんちゃんのオープニングが基準なので、これほどハイクオリティにヌ
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アラジン(1992年製作の映画)

3.8

安心の面白さ。出来のいい読み切り漫画という風情。難しいことは何もなく、単純明快な作品。映像は、ディズニーらしくコミカルでエンターテイメントとして素晴らしい。
ただし、キャラもストーリーもクセが無さすぎ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.3

傑作、感動した。
愛情が振り切れている。まさにタイトル通り、偽りなし。
エピソード一つ一つは、きっとありがちでチープに感じるかもしれない。しかし、そこには細かなギミックが散りばめられ、綿密に練られた脚
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6

ハリーポッターシリーズの新シリーズ第2作目。
ボスを強力に成長させ、主人公たちとの因縁や対立関係をはっきりさせた。設定を作って説明するためのストーリーで、やや退屈。映像が素晴らしいのと、魅力的な世界観
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

面白い。
絵は、少し癖があるがとても柔らかでよく動く。表情が豊かなので、俳優声優陣が上手く聞こえる。観ていてストレスがない。
原作は未読だが、20巻もあるとのことで、そこからエピソードを抽出して、まと
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

とにかく映像が凄い、凄い。このシリーズのゴジラの何というか、ゴリラ感はあまり好きじゃないけれど、実在感は凄い。
4DX3Dで視聴したが、個人的にはこれまでで一番、座席が動いていた、と感じた。
ストーリ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.9

前作は軽さと重さのバランスが悪く感じて、あまり良い印象が無かったのだけど、今作は軽妙。
まぁ、ゴーストとかのキャラ背景は重いんだけど、そういうキャラが少なかったせいもあって、軽さがテンポの良さにつなが
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.6

凄い作品だった。
まず、冒頭から予想をガッツリ裏切ってくれた。正直、アベンジャーズは、キャラものなので、ストーリーで予想外はほとんどなかったのだけれど、おかげでワクワクしながら観られた。
どのキャラに
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

観るのに体力が必要だが、面白かった。
ロードオブザリングを観た時以来の感覚。必要なものしか無いのに、長い。
これだけの作品とキャラをまとめ上げる構成力は凄い。その中心にいるのはサノス。このキャラなりの
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

魔法陣を描く魔術をアジアに学びに行くが、いるのも学んでるのもほとんどが西洋人という謎はさておき、映像の面白さは中々だった。ただ、天地がグルグルするアクションはインセプションにあった気がして、さほど目新>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.8

キャプテンアメリカなんだけれど、アベンジャーズ感の強い作品。
お祭り騒ぎ感の強いアベンジャーズを現実に引き戻しているのは、いつもキャプテンアメリカシリーズな気がする。
ヒーローって何なのってお話に思え
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アントマン(2015年製作の映画)

3.5

まず、このシリーズなので一定以上には面白い。テンポ良く進むし、ヒーロー的にもスパイダーマンみたいな成り上がり系で小市民の自分としてはワクワクする。特に、小さくなったときの表現なんか、凄く良かった。
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.6

うーん、あっけない。
舞台がテンポ良く変わり、出し惜しみせず、キャラも展開も進めていくあたりは、これまでの2作品より良かった。
ただ、あの終わり方は、なんだかなあ。
ロキって知略に長けてる設定じゃない
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

雰囲気がいい作品。
スピーディでしなやかなアクションが魅力的。
王国の伝統と王族の醜聞を中心にブラックパンサーの苦悩を描く。
隠された超文明国とか、燃える設定。シンプルな中に超科学が詰め込まれてるって
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プロメア(2019年製作の映画)

3.9

構成力が光る作品。
この尺で、あの世界観やキャラクター、ストーリーを破綻なく終わらせたのは、凄い。勢いで押し切ってるのもあるのだけれど、でも凄い。
ただ、個人的にはもう少し熱くなりたかった。所々、テン
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.9

敵が魅力的だった。
ウルトロンはAIなので、当然、人間味は乏しいのだけれど、トニーの性格を取り入れているので、軽口や皮肉を叩く。これが、敵としては良い感じに砕けていて、面白かった。
やっぱり、トニーは
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.4

まず、金もかかってるので面白いのは面白い。ただ、他のマーベル作品からは一段落ちる印象。
神様って設定がどこまでなんだろう…。それをものすごく感じる。
もうちょっと強くても良いだろうに。
ヒーロー映画は
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.1

マーベル作品だとキャプテンアメリカが好きだ。
間違いなくコスチュームは一番ダサいのに好きだ。
やり過ぎなくらい正義漢なんだけど、それを他から煙たがられて苦悩するあたり、人間味を感じる。今作もその辺のキ
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.7

このシリーズなので、映像は文句なし。凄い。
脚本も分かりやすいし、メリハリもあって、楽しめる。
やっぱりアイアンマンって、トニーが好きかどうかで、評価が変わるような気がする。
トニーの性格自体は、日本
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.8

単純に面白い。
絵にするとダサい、アメコミヒーローを実写で格好良く見せるって、ほんと凄い。邦画だとこうはいかないよなぁ。俳優さん達のトレーニングと制作スタッフさん達の頑張りに脱帽です。
作品としては、
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

家族のつながりを考えさせられる作品。
『チョコレートドーナツ』を思い出した。
こういう作品にありがちな、無駄なシーンや長さがない。ストーリーに起伏は少ないのに、退屈しなかった。
キャストも若い世代には
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.2

すごく面白い。
これは、アートだなあ。
4DX3Dで見たので、余計それを強く感じた。
ストーリーやキャラクターは、まぁアメコミだな、という感じ。変に斜に構えてなくて、素直なところがアニメ映画の尺だと生
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

音楽とヒューマンドラマの組み合わせはズルいよなあ。
犬が出てくるのくらいズルい。
感動してしまう。
こういう作品は、やっぱり音響のいい映画館で観るべき。堪能できた。
天才かつ性的マイノリティで理解者の
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鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.5

スタイリッシュなバイオレンス作品。キャラの濃さはピカイチ。
裏設定は膨大な感じがするけれど、匂わせる程度で触れはしない。
そんな感じで脚本がシンプルなので、遊びが盛りだくさんという感じ。
振り切ってい
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

4.1

コードギアスらしさが前面に押し出された、良い映画だった。流石に一見さんは難しいが、ファンなら楽しめるはず。
個人的にコードギアスらしさって出し惜しみしないところだと思う。
普通の作品なら、ここでこうや
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