パチクリくんさんの映画レビュー・感想・評価

パチクリくん

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リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

3.8

よくある金持ちらしい発想だったり、子供を蔑ろにしたり、金をばら撒いたりといった事がなく結構常識的で人間的な思考を持った家族で驚いた。
ただ所々ぶっ飛んでるのが丁度よいコメディーになっている。

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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.9

キッツイ作品。
反抗期なんて生易しいものではない当てつけと嫌がらせのオンパレード。
良い面しか見てないから仕方ないかもしれないが、向き合わない夫が更に妻を追い詰める。

時系列が飛ぶので少しずつ繋がっ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

妻を愛した夫、キアヌが自由のために闘うシリーズ4作目。
今までのストーリー知ってる前提なので割と序盤から最後までひたすらドンパチドンパチ。
3時間ほぼずっとその調子なのに飽きずに見られる。

相変わら
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.8

ドウェイン・ジョンソンついに神になる。
5000年振りで言葉通じるんだとか、現代の封印が脆すぎるとか、ストーリーの矛盾すら筋肉でひたすらに壊していく。
ロック様の作品は頭使わないから良い意味で箸休めに
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デモリションマン(1993年製作の映画)

3.6

久しぶりに見れたが、これぞ90年代アクション映画。
全て筋肉と銃火器で解決していく終始ドンパチ作品。
ウェズリー・スナイプスはこれくらい軽薄な何の信条もない敵役がよく似合う。

爆破に始まり爆破に終わ
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

3作目で隠居した名探偵エルキュール・ポアロが挑むのは非科学的な超常現象。

流石名作推理小説だけあって、最低限の登場人物と、そのそれぞれの闇、徐々に明らかになる全容などとても見やすい。

探偵が死を呼
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.6

アトラクションをそのまま映画にしたような作品。
基本的にコメディ寄りだが、各々の少し重めのバックグラウンドと幽霊を題材にしてるので緊迫感もある。

アトラクションを知らなくても楽しめるが、知ってれば細
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.6

端的に強烈なメッセージを込めた作品。
非常に胸糞なのでスカッとしたのは自分だけか。
やったらやり返される。
だが子供に罪はない。

サマー・シャーク・アタック(2016年製作の映画)

2.0

頑張ってるサメ映画。
これよりチープなものはごまんとあるが、身の丈と限界を分かってるのかそこまで酷くはない。
だがその結果笑いどころも少ない。

まあサメ映画の中では普通をやや下回る。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.3

やはり史実ベースで作らせたらイーストウッドは素晴らしい。
実在し悪魔と恐れられた伝説の狙撃手クリス・カイルの生涯を描いた作品。

父親として守ろうとしたのは家族であり国であるはずが、戦地に囚われてPT
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PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星(2016年製作の映画)

1.9

何と言うか中途半端。
チープでもないが派手でもない、ただストーリー自体はそこまで変でもないのでコメディではない。
結果としてどっちつかずで盛り上がりに欠ける。

あるワンシーンとタイトルは某猿の惑星を
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.9

サスペンスかと思って見始めて冒頭コメディかと思ったらどっちつかずのストーリー。
実際にあった事件を題材にしてるので茶化さないためなのか。

話の内容がアレなだけに面白いかと言われれば自分にはハマらなか
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フラクチャード(2019年製作の映画)

3.5

ちょっと丁寧過ぎるので分かりやすいが、楽しむ分には問題なし。
フライト・プラン的なのを想像したが少し異なる。

最後のあの表情はどこまで何を理解していたのか。

激突!(1971年製作の映画)

3.6

元祖煽り運転。
徐々にエスカレートしていくトラックのプレッシャーに緊迫感が止まらない。
顔も分からない相手にしつこく迫られる恐怖と共に、アメリカって広いなぁと思った。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

序盤が凄くイライラするのは自分が盲ろうではないからか。
父・母・兄・娘・健常者・通訳、同じ立場なのに関係性が一言では言い表せない。
お互いがお互いを思いやりながらも依存せざるを得ない葛藤。

兄が妹を
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パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.4

変化球サメ映画。
邦題のせいでB級臭が強いが、限られたシチュエーションと広げ過ぎない風呂敷によって丁度よくサメを扱いこなしている。
一般的にはサメを全面に押し出すか、逆に出さないことで恐怖を煽るが、今
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

3.6

3DCGでのしんちゃん、へたに誇張せずアニメの味を残しながら実に素晴らしく仕上がっている。今までやれなかった事をCGで存分に遊んだ作品。

少しメッセージ性が強いので、真正面から受けるのでは無く子供向
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.3

見終わって最初の感想としてはイマイチ。
分かりやすく振ってくれるためオチは可もなく不可もなく。
サスペンスもアクションも今ひとつで、壮大な話の割には最後の葛藤が薄い。
期待した分、落差を感じてしまった
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.7

ドラマのような真っ直ぐな続編。
設定は引き続きつつ、前作のキャラも登場。
良くも悪くも前作を越えることも下回ることもない、期待値をしっかり満足させてくれる。

前作を知ってるからこそ「からの~」の勘繰
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サメデター(2021年製作の映画)

1.0

オープニングが気が狂うほど長い、がそれは序の口。
いきなりエンディングぐらいのスタッフロールから始まる退屈で意味不明な作品。

ただでさえ内容が分からないのに少し進む度に謎のインサート映像が入る。
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.7

軽い気持ちで見られる本格風ミステリー。
ミステリー好きの妻と刑事(?)の夫がややこしいお家騒動に巻き込まれる話。

伏線もありテンポも良いのでサクッと見られる作品だが展開は見慣れたものなので、あと一歩
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

3.6

あまり期待しておらず前半はイマイチだったが、その分後半は伸びしろを感じた。
やや怖いタイムリープものかと思ったが、クレしんらしく辻褄を合わせておバカに終わらせ、少し切ないED。

野原家は出さずに防衛
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Z Bull ゼット・ブル(2018年製作の映画)

3.7

B級はこのくらいが良い。
邦題は分かりやすくていいが、原題OfficeUprisingの方がしっくり来る。

惜しむらくは主人公が社畜ではないので爽快感はないが、部署ごとに溜まってる不満に個性があるの
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.3

120年前の映画。
クラシック通り越して歴史的な作品。
無音だからこそ見入って想像する何かがある。

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.9

結構好き。
尺も6分なのでコントを見たような、クスッとくるコメディ。オチも好き。

我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.4

たまたまT4作戦を知った流れで視聴。
知らずに見たら何のことやらだが、負の歴史を知る意味では良い。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.5

ギレルモ・デル・トロっぽい。
内戦とそれに巻き込まれた少女のいや~なダークファンタジー。

このオチをハッピーと取るかバッドと取るかで後味がまるで変わる。
個人的にはラストに至るまでと最後に父親視点で
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.1

久しぶりの映画祭。暑い日は朝から涼しい映画館に限る。
傑作と名高い作品がスクリーンで見られる幸せ。

渋い名俳優2人が地上130階のビル火災に立ち向かう。
50年前とは思えない迫力でジョークもなく緊迫
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インベージョン(2007年製作の映画)

3.4

SFパンデミック系映画。
ウィルスが地球外生物なためか、逆転のカギは意外な水疱瘡。
前半の身近な人が少しずつ変わっていく様は中々に不気味だが、後半はやや失速気味。

ニコール・キッドマンは相変わらず美
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.7

吹替で見るには抵抗あったがかなり楽しめた。
人生でどれくらいマリオや任天堂作品に触れてきたかで感動する数が変わる。
チラッとバルーンファイトが見えた時は芸が細かいと感じた。

どうしてもゲーム原作なの
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エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.5

前作のオチで続く詐欺かと思ったらまさかの正統続編。
個人的にはこれくらいの理不尽さとご都合主義が丁度良いデスゲーム系映画。
見ているこっちも映る全てを疑って見てしまう。

3があったら少しくどいかも。
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.4

少し期待し過ぎたかなと。
ホラー展開を想像したがそんなことはなかった。

ミッドサマーのような排他的な山村の展開といったわけではなく、スプラッターに近い。
オチはスカッとしたが、そこまでが長く感じた。

ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.0

デビッド・リンチ好きには刺さるのだろうか。
サルの口元がディープフェイクみたいで話が入ってこなかった。

ザ・グリード(1998年製作の映画)

4.5

モンスターパニック映画としてはコアな人気のある隠れた名作。
テレビ放送の度に録画するのはこれとコマンドーくらい。

掛け合いやテンポ、グロ表現など十分にA級に匹敵する内容で、パニック映画好きなら是非と
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クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

3.5

豪華声優陣で送る初期のクレしん映画らしい滅茶苦茶でご都合主義の映画。
映画というよりテレビのスペシャル版に近い。

マカオとジョマ戦はこれぞクレしんなおバカ展開。

ヘンダーランドが群馬にあったことを
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